どうも、太陽です。(No161)
学校教育に不満を抱えている人は多いよね?
はい。
さらに、教員採用試験の倍率が東京都で小学校で2.5、中学・高校で4.1ですから、教員の質の不足がかなり叫ばれています。
優秀な教員を増やしたかったら、給料をかなり増やせばいいのですが、それも実行されていません。
教師は給料はそれなりにいいけど、公務員体質(不公平。若手教師に重労働。年功序列など)とブラック労働とモンスターペアレントのクレームで、鬱になり、休職する人も多いらしいね。
このように日本は教育の分野にあまり重きを置いていません。
教師自身も不満を抱えていますし、親や子供も十分で良質な教育を受けられず、双方に不満を抱いています。
そして、親や子供は防衛策として、金持ちは中学受験をして、私立に行かせます。
同時に民間の塾やアプリなどを活用し、補っています。
教師自身は日本の教育に不満を抱えつつも、他に居場所がないので、我慢して教師を続けています。
ここで、「教師と親や子供の双方の不満を解消する術」として以下を提唱します。
教師自身にかなりの能力があるのなら、私塾を開いたり、有名インフルエンサーになる道です。
このテーマに興味がある人は、続きを読んでください。
1 そもそも、ほとんどの人が自分の分身を作りたい?
いきなりですが、そもそも、僕は「ほとんどの人間は自分の分身を作りたい願望があるのでは?」と睨んでいます。
具体的には「子孫を残す、自分の思想・価値観などを広めたい」などがあります。
能力や魅力や力がない人でも、政治談義に参加する理由は、政治こそ、自分の思想・価値観を一番、反映させることができるからかね?
(本当は政治家になっても、そこまで自由にできない)
例えば、柔道や剣道が2012年4月から全国の中学校の体育の授業で必修化されました。
僕は、その当時の与党の民主党の「谷亮子参院議員(元、柔道選手)の意向が反映されたのではないか?」と睨んでいます。
可能性はあるね。
政治家になるのは、自分の思想・価値観・経験などを教育や政策に反映させることができる一番の近道なんだね。
「教育、宗教、政治に興味がある人」は意外といます。
それは「自分の分身を作りたい、自分の思想・価値観を広めたい本能に近い特性」です。
そして、それの一番の近道が教育・宗教・政治なのです。
そかぁ。
また、教育・宗教・政治で自分の思想・価値観を広めるのではなくて、インフルエンサー(影響力のあるひと)や作家、そして私塾を開く人もいるってことだね。
というわけで、今回のタイトルにつながります。
学校に対する不満を抱えている人、つまり教師や親などは、「自分自らがインフルエンサーや私塾を開くべき」なのです。
自分の思想や価値観を、公教育ほどの影響力はないけれど「地道に広めればいい」と思います。
ある意味、自分の思想・価値観を広めたいはエゴであり、それは本能に近い。
で、権力者になれないのであれば、もっとなりやすく実行しやすいインフルエンサーや私塾の道なんだね。
2 人は自分の生きた証を残したい、経験してきたことを正当化したい。
次に「人は自分の生きた証を残したい、もしくは経験してきたことを正当化したいという欲求がある」という話をします。
人間は基本的に自分が良いと思う思想や価値観を信じ、それに基づいて行動しています。
文章を書く時であれば、以下のようにします。
僕のように「会話口調でライトユーザー向けに分かりやすく書く文体を良い」と思っていれば、そのように実際に実行します。
対して、論文の文体のように「堅い、難し目の文体が良い」と思っている人は、実際にそのように書きます。
これらは特に、ブログなどの自分が好きなように書きたいときに個性や価値観が発揮されます。
(商売や学校などでは決まった形で書かないといけませんから、自分の個性を消し、それに合わせます)
仕事でも、社会や顧客の要望に合わせて、自分の個性を消すのが社会人だよね。
それはストレスが溜まるので、プライベートでは「もっとリラックスして自由に生きたい、自分の思想・価値観を発揮したい」と思うってことと似ているね。
また、自分の経験してきたことはコンテンツとして蓄積し、結局は人はそれでしか勝負できません。
つまり、僕であれば以下のように言えるわけです。
僕が良いと直観して過去に学んできたモノ(経済学、経営学、教育、心理学、哲学など多数)をブログで公開し、「伝わる人にだけ伝わればいい」ということです。
僕自身は「金になればいいなぁ」という動機でブログを始め、「そこまで自分の思想・価値観を広めたい欲求はない」ですけどね。
本来なら、アフィリエイトブログはニーズがすべてであり、ニーズから逆算してコンテンツを作ります。
ですが、僕は自分の過去に勉強してきたことをブログ化し、アフィリエイトブログには向いてないジャンルで勝負して失敗しました。
皆さんも、「インフルエンサーや私塾を開く」のであれば、「過去に自分が学んできたコンテンツでしか勝負できない」と理解しましょう。
自分が深く学んでないのに、他人に教えるのは難しいですし、説得力もないので。
(もちろん、これから勉強し、そのプロセスを紹介することも可能です)
3 他人に何かを教えたい!は本能。
このように「他人に何かを教えたい」はある意味、本能に近いモノです。
もちろん、他人にそこまで興味がなく、自分自身の成長だけに興味があり、マネジメントにあまり向かない人もいそうだけどね。
ですが、人付き合いという意味では、「こだわりが少ない人のほうが付き合いやすい」のも事実です。
美食家や趣味に極端にこだわりがある人同士だと衝突しやすいです。
いちいち、食の好みで討論になります。
しかし、一方にこだわりが少なければ、美食家や極端な趣味の持ち主に合わせるのが負担ではなくなります。
僕の場合、的確なことを言う、いわゆる的確度をかなり重要視している価値観があります。
ある意味で、科学的な普遍法則にこだわりがあり、「的はずれなことを言う人」が苦手です。
学問や何かのテーマで議論する場合、僕はけっこう白熱して熱くなってしまいます。
同じく「自分の正しさにこだわりがある人、持論が強い人」とはよくぶつかります。
まぁあくまで「意見に対して反論を述べているだけ」です。
「その人の人格まで否定しているわけではないこと」が伝わればそこまで喧嘩にならないでしょう。
ただ、僕は「的確率が低い人」と接すると疲れますし、「頭が悪い」と思ってしまう節はあります。
こういうときに食や趣味の好みみたいに、こだわりが少なければ「相手の的確率の低さにイライラしないのであろうなぁ」と思います。
僕は食や趣味に関しては「人それぞれだ」と思っており、そこまでこだわりはありません。
「自分のしたいようにすればいい」と思う派です。
主観の要素が強い分野に正解はありません。
ただし、相手が僕に食や趣味の好みを強く押し付けてきたら、多少、迷惑ですね。
4 思想や価値観にこだわりが強い人は、インフルエンサーや私塾を開くのがおすすめ。
思想や価値観に強いこだわりがある人は、かなりの力があるのであれば、「経営者、政治家、宗教家、芸能人になればいい」のです。
あまり力がない人であれば、インフルエンサーや私塾を開く規模にしておくのが無難です。
インフルエンサーはフォロワーでいえば1万〜5万程度でも十分だよね?
収益化を考えているのであれば、成約率を高めに見積もって10%だとしたら、1万なら1000人の有料会員が集まる。
1000人から月額1000円を集められたら、月収100万だ。
それは高めに見積もりすぎでしょう。
さて、私塾だと、リアル教室の場合、収益は制約があります。
せいぜい5〜10人程度集められた御の字です。
1人につき月謝5000円を集めたら、5人なら2万5000円、10人なら5万にしかならず、副業感覚です。
私塾の場合、ある意味、家庭教師や個別コンサルに近い。
インフルエンサーの「1対多数」という効率を重視した情報発信型でないので、もっと個別できめ細やかな指導ができるのは利点だね。
あとは、インフルエンサーにせよ、私塾にせよ、「何を教えるか?」つまり「コンテンツの問題」は重要です。
そのコンテンツはライティングやプログラミングや動画編集のようなスキル系のモノもあります。
加えて、人間力(コミュ力や道徳や思想など多数)もあるかもしれません。
僕の一意見としては「気品よりまずは稼ぐ力だ」があります。
スキルの方にニーズがあり、実際問題、優先順位としてスキルは人気があります。
人間力も大事だが、ある意味、帝王学みたいなモノだ。
それを教えられる人はかなりの少数派で、市場も小さい。
だから、スキル塾みたいに、人間力を鍛える系の塾がほぼないのだろうね。
「皆がやってない=穴場だ、チャンスだ!」と捉える人がいますが、それは実は「皆がやってない=ニーズがない」ことの可能性が高いです。
マネシタ電機と揶揄された松下電機が「二番手として他の製品をパクる」、つまり「ニーズが確実にあるモノを改良して勝負するのが効率が良い」ということになります。
さて、インフルエンサーや私塾を開く人への注意点として、以下の点は重要です。
「ボランティアでやるつもりなのか、収益化まで考えているのか?」です。
収益化まで考えているのであれば、ニーズがある分野でなければなりません。
自分が過去に学習してきて、それを活かそうとしても、ニーズがなければ商売にならないのです。
公教育であれば、ほぼ強制的に収益化なしで教育を施せる。
つまり、ニーズをそこまで考える必要がない。
自分の思想・価値観を思いっきり、半ば強引に押し通すことができるね。
しかし、インフルエンサー、私塾であり、収益化を考えているのであれば「独りよがりはダメ」ということになります。
また、世の中には腐るほど「教育コンテンツ」が存在します。
そして、学ぶ意欲があり、素質がある人ほど、既に積極的に課金し、学んでいます。
逆に、本来なら、学ばなければならない人ほど、意欲がなく、素質もないかもしれず、課金もしてないし、学んでいません。
ですから、企業は研修で、強制的に学ぶ意欲がない社員にも学ばせます。
矛盾点だね。
そもそも、私塾やインフルエンサーになりたい人は自分と同じように「他の人も同じように学ぶ意欲がある」と思い込みすぎな気がするよ。
ほとんどの人は仕事などで忙しい上に、学ぶ意欲もなく、どちらかといえば娯楽などに時間を使いたいのです。
だから、自分の思想や価値観を広めるのは人を選びますし、けっこう難しいです。
収益化を果たしている人はだからこそ、ニーズが切実にあるジャンルを選び、やる気のある層に教育しています。
ほとんどの人は権力者になって、自分の思想や価値観を強引に広める手段を取れない上に、ニーズという縛りもあるのか。
自分が学んできたこと、生きてきた歴史や価値観がニーズが多くなかった場合、政治や宗教の力を使ってそれを通したいと願う欲求があるからこそ、政治談義を人はするんだね。
ある意味、自分の思想や価値観を広めたい人はエゴが強い人です。
で、権力者になれないのであれば、インフルエンサーや私塾をやるべきなのです。
ただし、「ニーズ重視で」という制約つきです。
ニーズが弱い経歴や価値観の持ち主ならば、その道を諦め、こだわりを捨てるしかない気がします。
もしくは趣味やプライベートの分野でだけ、思想活動をするなどです。
以上、学校・教育に対する不満を抱えている人は、教師や親などで、自分の思想や価値観を広められなくて、「矛盾やストレスを感じている」という気づきをまとめました。
(親は「自分の子供に良い教育を受けさせられない」という不満も抱えています)
ではこの辺で。(4594文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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