どうも、太陽です。(No90)
突然ですが、以下の記事を貼ります。
簡単に、引用します。
心理カウンセラーはもともと職業名であることから、資格を取得しなくても自分自身で名乗れば、なることができます。
しかし、多くの人々が心理カウンセラーの仕事に活かすことができる資格を取得してから、心理カウンセラーとして仕事を行なっています。
心理カウンセラーの資格は、かつて臨床心理士をはじめ、認定心理士、認定カウンセラー、プロフェッショナル心理カウンセラー、臨床発達心理士などの民間資格が主なものでしたが、2018年度に新たに公認心理士という国家資格も心理カウンセラーの資格として加わっています。以上、ここまで。
臨床心理士は有名な心理カウンセラーの資格です。
次に、以下の記事を貼ります。(消されたようです)
https://career-picks.com/average-salary/rinshoshinrishi-nenshu/
臨床心理士の年収は300~400万円!低収入の理由や就職の実態を解説
臨床心理師の年収は日本人の平均年収より低く、300〜400万円と書いてあります。
さらに、非常勤の人が多いのも年収が低い理由です。
「需要と供給」で言えば、需要が少なく、あまり求められていないので、「非常勤を企業側は使う」という発想になります。
「臨床心理士の仕事ない説」は「ほぼ当たっていると言える」でしょう。
(ついでに「心理カウンセラーの仕事ない説」もほぼ当たっているでしょう)
これらの情報から、さらに突っ込んだ主張を僕はします。
タイトル通り、「心理系の仕事は儲からないし、多くの人にとって役立たない説」です。
前半の「心理系の仕事は儲からない」は、もうほとんど説明済みですね。
後半の「多くの人にとって役立たない説」を解説したいと思います。
さらに、「弱者と強者(権力者側)の心理」も補足事項として解説したいと思います。
興味がある人は続きをお読みください。
1 心理カウンセラーが多くの人にって役立たない理由。
心理カウンセラーは医師と連携して、患者や家族などからの相談事などに対応しています。
しかし、心理カウンセラーに相談して、一気に問題解決に至ることがあるのでしょうか?
僕は「少ない」と思っています。
実際、どれくらいの時間のカウンセリングを行うか知りません。
ですが、仮に1回1時間聞いたところで、「具体的な対処法、解決策を示す」まではいいとしても、「それを継続して行わせることがかなり難しい」と僕は思っているからです。
ところで、精神科医の仕事は、主に、「薬物療法だ」と僕は考えています。
患者には、病気の診断を下し、とりあえず「薬を飲ませておけばいい」みたいな考えだと思っています。
実際に、僕や僕の身内も含めて、多くの人が薬ばかりの療法を受けています。
しかし、実際は薬は害悪であり、本当に必要としている患者には一定の効果はありますが、そこまで薬を必要としていない人にまで、過剰に処方している現実があります。
それは精神科医側は「薬を出せば儲かるから」です。
本来なら、薬なんかより、「運動療法や食事療法や認知療法の方が効果が高い可能性もある」のに、それの指導はほぼしません。
心理カウンセラーも似たようなものです。
患者の悩みを把握したとして、それへの解決策が「認知療法的なものや、捉え方の訓練」だとしたら、即効性はなく、「そこまで役立たない」と言えます。
本来、心の悩みは、遺伝的に悩みやすい人がいて、そういう人も後天的な努力である程度まではカバーでき、悩みを少なくすることはできます。
ですが、結局、一番の処方箋は環境を変えることなのです。
悩みの根本原因であるストレス源となる人間関係や仕事などから解放されれば、悩みは激減します。
現に、コロナで、自殺者が減りました。
コロナにより、引き篭もり、人とあまり関わらなくてよくなったら、「深刻に悩む人が減ったのだ」と予測します。
結局、環境を変えることができれば(または金の力により、環境を変える)、悩みなんて消えるのです。
環境を変えないまま、ブラック企業などに勤めたまま、「認知だけ変えて対処しろ!」と言われても、元々遺伝的にメンタルが弱い人にとっては限界があります。
もちろん、ある程度の効果は認知を変えることで対処できます。
しかし、環境が劣悪であればやはり、なかなか悩みは消えないのです。
逆に、環境が変わり、金があり、仕事もやりやすく上手く言っていたら、悩みは減るでしょう。
想像すれば分かることです。
例えば、暑い場所にずっといたら、それはストレスとなります。
そして、認知によって暑さを「涼しい」と思おうとしても限界がありますが、快適な場所に移動すればストレス・不快感はなくなります。
また、嫌な人間が近くにいると、ストレスとなります。
そして、認知でその嫌な人間への見方を変えて対処しても苦労・我慢が伴いますが、嫌な人間がいなくなればストレスはなくなります。
環境が良い人・幸せな人は、病まないのです。
環境が劣悪な人は、満たされない不全感がずっとあり、何とか環境を変えて、這い上がらないと、「いつまでもきつい状態のまま」となります。
そういう劣悪な環境にいる人が、心理カウンセラーの所に行って、相談を受けたとしましょう。
で、「認知を変えてください!」みたいなことを言われ、「運動や食事や瞑想など手段」を教えてもらっても、それを持続・習慣化させるのもまた大変です。
さらに、そんな情報なら「メンタリストDaiGoの動画を見れば事足りる」のです。
正直、メンタリストDaiGoのDラボの月額約900円の有料動画を観て、自分で中・長期的に問題解決を図った方が「格安な上に、コスパも非常にいい」と思います。
心理カウンセラーのところに長年に渡って、通っていた人を2人知っています。
ですが、結局、問題解決に至っておらず、「ほとんど役立たなかった」と言っていました。
(サンプル数2は少なすぎですけどね)
これまでの話が、「心理カウンセラーが多くの人にとって役立たない」という、僕の主張の根拠です。
「環境や、遺伝的にメンタルに強いかどうか」が大きく左右するのが、心の悩みです。
さらに、心の悩みに効く順番としては、環境を変える(劣悪な環境から抜け出す)が一番効果があり、次にメンタル改善法(運動や食事や瞑想など))、最後に薬物療法です。
環境を変えるなんてことは、なかなかできません。
2番目の情報は習慣化も大事ですし、その習慣構築をするための「環境づくり」も大事です。
そして、メンタル改善法の情報は、月額約900円のメンタリストDaiGoの情報で充分であり、わざわざ心理カウンセラーに相談するまでもないです。
薬物療法に至っては、心理カウンセラーの領域ではなく、精神科医でしょう。
つまり、「心理カウンセラーなどほとんど役立っていない」ということなのです。
2 心理学の知識はかなり有用。
「心理カウンセラーは儲からないですし、多くの人にとって役立たない存在」ではあります。
ですが、心理学の知識自体はかなり有用です。
なぜなら、世の中の大半(自然科学と一部の社会科学以外)は、人間が関わっており、「人間を知ることが成功への道だから」です。
心理学の意味とは?「人の心理が手に取るように分かればビジネス・人文科学・社会科学・人間関係・芸術・文章で上手くいく!」
心理学の意味とは?「人の心理が手に取るように分かればビジネス・人文科学・社会科学・人間関係・芸術・文章で上手くいく!」PART2 人、モノ、どちらに興味がありますか?
心理学の職に就くのではなく、心理学の知識自体を本で学ぶのはかなりお勧めです。
また、心理学というのはEQが高い人にとっては、けっこう「簡単な学問では?」というのが僕の見立てです。
「人の心理がよく分かる共感性の高い人」にとっては、心理学の学問的な知識もよく理解でき、知識の定着も早いです。
また、他の学問(経済学や法律や理系など)と比べたら、「大学を卒業するのは楽だろう」と想像がつきます。
もちろん、理系的な要素である統計学が必須なので、そこは多少、大変かもしれませんが。
心理学に向いている人は、僕は世の中に多い気がしています。
だからこそ「需要と供給のバランスが崩れている側面もあるのではないか?」と推測しています。
もちろん、ニーズ自体もそこまでない、つまり僕が言うように「多くの人にとって役立たないのが心理カウンセラーの仕事」な面もあります。
さらに、心理学に向いている人が多く、なり手も過剰気味だから、「平均年収が低いのだろうな」と考えつきます。
何回も言いますが、心理学の知識・素養自体はかなり人生にとって有用です。
しかし、差別化するのが難しい学問が心理学であり、競争優位になりにくいのです。
他の人間らしくない学問(医学、IT、理系、法律など)の方が、難しく、差別化になりやすいのでしょう。
(もちろん、人間らしくない学問なので、AI化の危機はあります。コンピュータがやってしまうのです)
3 弱者と強者(権力者側)の心理。
さて、世の中には「弱者と、普通の人と、強者(権力者側)の3種類のタイプ」がいて、僕はそれぞれの人の心理がよく分かります。
弱者、普通の人、強者(権力者側)の厳密な定義は述べませんし、敢えて曖昧に定義化するとしたら、
1「収入面」
2「主観で自分はどのポジションにいるか」
の2つは要素として考えられます。
あくまで、軽い読み物程度の認識で、厳密化せずにお読みください。
また、世の中には「努力量10で成果や見返りを50貰うような羨ましい人」もいれば、「努力量30で成果や見返りが40という普通の人」もいれば、「努力量90で成果や見返りが10という人」(失敗者のギバー)もいます。
「人生イージーモードと思いやすい人」は1番目の人であり、「人生超絶ハードモード」は3番目の失敗者のギバーです。
具体的に心理状態を説明しましょう。
強者(権力者側)の心理は、共感性が薄れ、「変な人と関わりたくない、自分は有能側」と言いまくります。
また、自慢話も多くなりますし、マウント(金や能力など多数)を取りやすくなります。
普通の人の心理は、バランスが取れており、「そこそこ良い状態も悪い状態」も感じています。
弱者側になると「環境が劣悪、恵まれていない、不安・不満が多い」、などになります。
弱者は理不尽な目に遭っていると思っているので、不遇を嘆いたり、気持ちも落ち気味です。
さらに、嫉妬深くなります。
(人の幸せを喜べません。自分がまったく幸せじゃないのですから、当然ですが)
天国と地獄を両方、味わう人もいます。
小室哲哉さんです。
ですが、「一度でも天国を味わっただけでも幸せだ」と思うのです。
世の中には「一度も天国を味わったことがない人が大半だからだ」です。
強者(権力者側)と弱者側(収入はそこそこあるみたいなので、そこまでの弱者ではない?)の両方を味わった小室さんの心境はいかに?
また、世の中は、以下の構図になっていると思います。
1 | 「弱者→強者(成り上がり)」 |
2 | 「弱者ずっと」 |
3 | 「普通(平凡)→強者(成功)」 |
4 | 「普通ずっと」 |
5 | 「普通→弱者(生活レベル落ちた)」 |
6 | 「強者→弱者(転落)」 |
7 | 「強者ずっと(恵まれた人)」 |
「弱者→強者→弱者」などの人生パターンも考えられますが、複雑になりすぎるので割愛します。
「どういう人生に転ぶか?」は人それぞれです。
しかし、弱者と強者の両方を経験した人の人生観は揺れ幅は大きいですが、「充実した人生であり、面白い人生なのでは?」と感じてしまいます。
「普通と弱者だけの人生」だと、面白みがないです。
「強者に一度でもなれる人」は限られており、希少価値はあります。
まぁ転落しない人生の方がいいに決まってますが、1回でも弱者の気持ちを経験するのもありかもしれません。
(人間の幅が広がります)
さて、心理カウンセラーは環境面に目を向けているのでしょうか?
単に、認知療法だけを施しているとしたら、その場しのぎですし、ストレスは軽くなりますが、環境を変えないと、慢性的にストレスを味わうことには変わりありません。
心理カウンセラーのところに、相談に来る人は弱者の人が多そうです。
(だけど、本当の真の弱者は金がなく、通えないでしょう)
稀に強者でも、悩みがあり、訪れる人もいるでしょうが、「そこまで多くないのかな」と予想します。
まぁ心理カウンセラーの患者さんの実態は不明なので、あくまで想像の話です。
また、以下の3つの記事を紹介しておきます。
https://president.jp/articles/-/37912
メンタルの弱い人ほど「ストレスの原因探し」に悩むという皮肉
● ストレスについて詳しく知ることができる良記事です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/uedasatoshi/20200824-00194685/
高齢者うつ 精神科こう診てほしい6ヶ条
● まともな精神科医の意見ですかね。
https://mentalhealth.everychoice.info/2020/08/24/1242-4/
ニセカウンセラーに要注意 - 心のケアを誰に任せればよいのか・・・
● カウンセラーの実態が書かれています。認知療法はエビデンスあります。
ではこの辺で。(5848文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
https://www.kmw.ac.jp/contents/seiho/psychology-counselor
https://career-picks.com/average-salary/rinshoshinrishi-nenshu/
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