どうも、太陽です。(No118)
突然ですが、読書法を皆さんは確立していますか?
目次を読んで、目次から類推したり、まず、ザァーとパラパラとめくる「フォトリーディング系の読書」をしたり、「速読をしている人」もいるかもしれませんね。
僕の今回、提唱する読書法は大雑把に分けて2種類ありますが、「あまり聞き慣れない読書法だ」と思います。
この読書法はかなり強力であり、実際、僕は成果物をかなり生み出しています。
その読書法を皆さんに紹介するので、ぜひ参考にして、取り入れたい方は取り入れて成果を出してください。
効率の良い読書法を目指していきましょう!
1 「俯瞰図(ふかんず)、イノベーション的読書法」
まずは「俯瞰図(ふかんず)、イノベーション的読書法」というものを皆さんに紹介しますね。
僕の読書法です。
この読書法は、「俯瞰図、つまり全体像や方向性を示す著作物や、イノベーション的企画案を出すとき」に有効です。
そのやり方を紹介しますね。
それは「良書と呼ばれる本を一応、全部目を通し、覚えておきたいと思った箇所は、自分の記憶か外部のPCなどに保存する方法」です。
そして何かの本を書いたり、主張をしたりするときは、過去の膨大な記憶から取り出します。
「あ、あの本の、あの箇所にこういうことが書いてあったな」などと思い出すわけです。
それらをつなぎ合わせることで、全体像や俯瞰図を作ります。
企画や不確実性の高いテーマに取り組むときに役立ちます。
何が将来役立つかわからないので、自身の直観で残しておきたい情報は覚えておくのです。
そして後から思い出し、つなぎあわせ、組み合わせるのです。
この読書法に近いことが書かれているのが、「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか」の著書などで有名な山口周氏の本「知的戦闘力を高める独学の技法」です。
2冊とも超お勧めの書籍ですのでぜひどうぞ。
2 「コンサルタント読書法」
この僕の読書法とは逆の読書法に「コンサルタント読書法」があります。
紹介しますね。
そのやり方とは、「目的を持った読書法」のことです。
「何のために読書をするのか?」を明確にし、目的に合致しない情報は切り捨てます。
目的志向であり、目的を達成するために情報収集します。
構成も最初から練る場合が多いです。
弱点は予期せぬ出会いがないことです。
目的から外れた情報は捨てるので、組み合わせがどうしても「自分の最初の構成通り」になってしまいます。
この弱点を補うには、外部の人と議論して気づくことが挙げられるでしょう。
目的志向の読書は、成果を最短で上げるには重要です。
僕の読書法は予期せぬ出会いを大事にするので、俯瞰図を作ったり、イノベーション的な企画案のときは強力です。
スティーブ・ジョブズも、カリグラフィーを過去に偶然学んだことがアップルの飛躍のきっかけとなりました。
何が役立つかは将来、分からないのです。
僕のやり方の弱点は時間がかかることです。
寄り道が多いですし、大量の読書や時間が必要です。
しかし、外部の人との議論が少なくて済みます。
多少、補足してもらう程度になります。
コンサルタント的読書法に近いことが書かれているのが「英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか」などの著書で有名な大石哲之氏の「コンサルタントの読書術」です。
2冊ともお勧めの書籍ですよ。
3 ゼネラリストとスペシャリストやπ型人材。
ここで、話題が変わりますが、ついてきてください。
僕の手法はゼネラリストです。
ゼネラリストとは「広い範囲を浅くやっている人」のことです。
僕はスペシャリスト(一つの道を究める専門家)ではなく、深く追求した分野がありません。
かなり広く浅くです。
ですが、俯瞰図や全体像を描くには、この手法は合っています。
食っていきたいなら、スペシャリストかパイ型人材でしょう。
一通り、かなり浅く学んだ上に、専門分野を1つ持つのがスペシャリストです。
パイ型人材とは、多くの分野を浅く学んだ上で、2つの専門分野を持つ人のことです。
スペシャリストとして、1つのことを極める道もありです。
ですが、それよりも強みを2つ、3つ組み合わせた方が楽です。
組み合わせ方によっては、独自のポジションに立てます。
4 僕のやり方は特殊だがそういう人も必要。
僕のやり方について、もう少し詳しく説明します。
僕の手法は、かなりの記憶力と膨大な読書に耐えられる精神力が必要なので、特殊です。
まず、膨大な読書をするのが大変ですし、それを記憶して自由自在に引っ張り出すのも大変です。
そういう意味で、僕のケースは特殊と言えるでしょう。
普通の人は「どこに書いてあったかや、内容も忘れる」と思います。
また、俯瞰図や全体像の作業の人は必要です。
そういう大局的な視点の人がいれば、スペシャリストの視野の狭さを補えるからです。
スペシャリストは専門家なので視野が狭くなりがちであり、「イノベーションのための異分野の組み合わせがしづらい」ですが、ゼネラリストに聞けば知恵をもらえます。
どちらも必要な人材ですが、食っていくなら、スペシャリストかパイ型人材でしょう。
ゼネラリストは少数しか必要とされません。
全体の方向性を指し示す役割だからです。
どちらの良さも活かすのが大事でしょう。
最後に、僕のお勧めは「俯瞰図、イノベーション的読書法」ですが、人によっては「コンサルタント的読書法」の方が使いやすい、合うという人もいるでしょう。
皆さんが実際に試してみて、合う方を選んでみるといいかもしれませんね。
ではこの辺で。(2413文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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