どうも、太陽です。(No146)
突然ですが、僕は以下の2つの記事で「メタバースは日本では流行らない!」と結論づけました。
メタバースは日本では広く流行らないと思われるが、一部のゲーマー達の間だけでは流行る可能性もある。
ttps://osusume-etc.com/ict/2109/
メタバースは日本では流行らないと思われるが、弱者の居場所として価値がある
流行るとしても、一部のゲーマーや弱者の間だけか、ポケモンGoのブームのように一過性だと書きました。
また、以下の記事にあるように、このアプリもメタバースというのなら、やはりゲーマーには流行るようです。
https://realsound.jp/tech/2022/10/post-1158337.html
スマートフォン向けメタバース『REALITY』、全世界で1,000万ダウンロード突破
さて、理由は詳しくは記事を読んでもらいたいのですが、決定的な「メタバースが流行らない要因」としてメタバース固有の目的がない(特に目的がない壮大な暇つぶしに時間を投じるか?問題)、もしくは他の競合を蹴散らすほどの魅力がない、ということです。
僕はメタバースを「おいでよ!どうぶつの森やセカンドライフの改良版に過ぎない」と認識しているので、そういう主張になります。
しかし、メタバースを「日本政府や企業はかなり推進しよう」と動いています。
「仮に、メターバスが流行るとしたら、どのような方向性に向かったときか」、もしくは「メタバースにもある程度の目的があるかもしれない」という内容で書いていくので興味がある人は続きを読んでください。
1 メターバスが向かうべき方向性。
メターバスが他の競合に勝つための方向性としては、「他の目的ある競合を蹴散らすほどの明確な利用目的があることが重要」です。
そのための方向性として、以下の記事は参考になります。
https://jp.cointelegraph.com/news/marriages-and-court-cases-can-be-held-in-the-metaverse
結婚も裁判も行政サービスも「すべてメタバース上で行われるようになる」=シンガポール政府高官
要は、「法的な結婚の手続き(結婚式も?)、裁判での紛争解決、行政サービスの提供がメタバース上で行われるかもしれない」とシンガポール政府高官が言っているのか。
すでに、メタバース上に2000人のゲストが集まって行われた結婚式があるとのこと。
さらに言うと、お葬式もメタバース上でできる可能性があります。
加えて、入学式や卒業式や何らかの発表会でさえ。。
(リアル重視の人からは煙がられる意見でしょう)
一番、現実的なのは結婚式じゃない?
(結婚式を開きたくない若者も増えてきており、「メタバース上なら、負担が少ない」と見ている)
はい。
裁判の紛争解決は日本では厳しいかもしれません。
(実現したら、相当に効率的になりそうですが)
東京大学のメタバース工学部や、住友不動産が住宅販売にメタバースを活用し、全物件を内見可能にしたこともニュースになっています。
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2208/02/news027.html
東大が「メタバース工学部」を設立 DX人材の育成に注力
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC209M50Q2A720C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1659266491
住友不動産、住宅販売にメタバース 全物件を「内見」
メタ社(旧Facebook)が開発しようとしている?「おいでよ!どうぶつの森やセカンドライフの改良版に過ぎない」モノから一転して、「個別企業が利用目的をきちんと明確化したモノ」をメターバスと呼ぶとしたら、「メターバスが流行る」という点からいえば、可能性が出てきたかもしれないね。
はい。
メタ社のメタバースが、「X(旧Twitter)やYouTubeを超えるようなプラットフォームになる」とは僕は想像できないです。
ですが、固有の各社が明確な目的を持って、小規模だけどメターバスをやれば、「メターバスという用語・概念」でいえば広まっていくかもしれません。
メターバスという用語自体は「固有の各社の目的ありきのメターバス活動」により広まるかもしれない。
だけど、メタバースを代表する強いYouTubeやX(旧Twitter) のようなプラットフォームは「生まれにくい」と太陽さんは予測しているのか。
はい。
メタバースの方向性は「このようなモノになる」と僕は予測しています。
あとはVR機器がまだまだ高いので、「いつ安くなるのだろう?」という疑問があります。
メタ社のVRヘッドセットのMetaQuest2が128GB版が59400円、256GB版が74400円に、2022年8月1日以降、値上げが発表されたってさ。
(VRの普及という意味では逆行した動き)
ところで、以下の香港大学の世界初のメターバス大学は具体的な絵を見せてくれています。
メタ社が描くメターバスは「おいでよ!どうぶつの森やセカンドライフの改良版に過ぎない」と僕は思っています。
で、明確な目的がない壮大な暇つぶし仮想空間なので、暇つぶしが大好きなゲーマーには受けるかもしれません。
明確な目的がある香港大学のメターバスは利用者は限られるけど、目的があるユーザーからは好まれる可能性はあるのか。
何度も言いますが、メターバスを代表するような、つまりX(旧Twitter)やYouTubeのような「一大プラットフォームは生まれにくい」と予想します。
ですが、各社の小規模なメターバスは、それぞれ目的を持ったユーザーに受けいれられ、メターバスという用語自体は広まるかもしれません。
以上、僕が「メタバースが流行るとしたら、どのような方向性に向かったときだろうか?」への答えですが、「メターバスという用語だけは各社の目的あるメターバスにより、流行るかもしれない」ということになります。
強力な「X(旧Twitter)やYouTube並のプラットフォームという意味でのメタバースは生まれないのでは?」という予想かぁ。
もしくは「ポケモンGoのように一時的に流行るけれど、そのうちに飽きられ、廃れる」と。
ただ、以下の梶谷健人氏のツイートにもあるように、アメリカでのZ世代でのVR普及率は45%、全世代でも31%はVRを毎週利用、29%は毎日利用、20%は毎月利用となっています。
つまり、日本より「アメリカのほうが普及する確率は上がる」と思われます。
ところで、「メタバースが流行らない」という主張の決定的な記事が以下です。
運営会社側の事業構造や継続性の視点まで踏み込んだ記事で驚かされました。
https://blogs.itmedia.co.jp/fukuyuki/2022/08/post_105.html
メタバースもうダメじゃね?
皆さんはどう感じたでしょうか?
あくまで、僕の一意見ですので、自己責任で判断をお願いします。
さて、中小企業や中小零細企業や個人の方は、コロナ禍を耐え忍び、くぐりぬけ、新たな道に進むために「国の補助金を利用してみてはどうか?」と提案します。
(注意 現在、補助金バブルが終了し、補助金の行方自体が不透明になっています)
「メタバースが流行らない」という僕の記事は以下です。
ではこの辺で。(2965文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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