どうも、太陽です。(No162)
仕事の適性って何だろう?ね。
そんな疑問を持つ方に、僕は「仕事は基本的に以下の3種類に分類される」という形で、ある程度の答えらしきものを提示したい。
言わば、仕事の適性チェック3分類です。
職業は一生の大事な決断です。
で、この3種類(3分類)を知っていれば、自分に合わない仕事選びを回避できるかもしれません。
気になる方は続きをお読みください。
1 仕事のタイプ3種類
仕事の分類方法は「いろいろある」と思いますが、僕は以下の3種類に分類しました。
1 「頭脳系」 頭脳を使う仕事。
IT系や、コンサルタントやアナリスト、学者や研究者や官僚な多数のことだね。
2 「精神系」 神経、精神を消耗する仕事。
いわゆる感情労働と言われています。
営業や、接客系などだね。
3 「体力系」 体力を使う仕事。
倉庫やガテン系や、建築系、整体師など多数だね。
ちなみに「これらの3つは独立しているわけではなく、割合がどれだけ高いか?」で分類しています。
営業といっても、証券系なら「頭脳は2割は使い、神経、精神は6割は使い、体力も2割は使うのでは?」という感じです。
割合が一番大きいのものが、「その仕事のタイプを象徴している」と言えます。
a 花形の仕事。
仕事の3分類の話から、花形の仕事の話に移ります。
花型の仕事(企画や芸術系やスポーツ選手など)は、ほんのひと握りしかなれない仕事です。
言わば、多くの方が、なりたがっている職業です。
企画の場合、求められる能力として、創造力が多数を占めるでしょうから、1の頭脳系になるでしょう。
芸術系の仕事は歌手の場合、作詞・作曲は頭脳ですが、コンサートやTV出演になると、精神と体力も使います。
そして、スポーツ選手は競技によって違います。
例えば野球選手になると、そこそこ頭脳も使いますし、プッシャーのかかる試合になれば精神も使いますし、体力は当然かなり使います。
b 日本で比較的楽だと思われる仕事。
次に、「日本で比較的楽だと思われる仕事」の話に移ります。
日本で一番楽だと思われている仕事が、事務系と公務員だと思われます。
ちなみに、他の仕事と比べてという、相対的な意味合いです。
事務系は人気だから、なかなか空きません。
公務員も市役所レベルでも、普通に早稲田などの高学歴層が狙っています。
事務系は大企業の場合、「大企業に入れる」というだけで、高学歴が大半ですから、競争が激烈です。
公務員も同じです。
(公務員3種は別かな)
楽な仕事(相対的にという意味)は入るまでが大変なのです。
高学歴獲得という、意味においてです。
ですが、将来の人工知能時代においては「事務系は置き換えられやすい」でしょう。
とここまで書いておいて、以下の事実に気づきました。
日本のTV局は「電波利権に守られた既得権益層」であり、給料はかなり高いわりに、労働はそこまで大変じゃないという意味では、日本一恵まれた職場ということです。
2 仕事のタイプ3種類を理解した上で仕事選びをする。
さて、「この3つの仕事のタイプのどれを一番使う仕事なのか?」で分類してみると、「自分が行きたい、やりたい仕事が判明しやすい」と思います。
僕はストレスを溜め込みたくないので、精神系は嫌です。
かといって体力が抜群にあるわけでもないので、どうせやるなら頭脳を使う仕事がやりたいのです。
疲れるなら頭脳で疲れたいです。
精神や体力で疲れたくありません。
これは、人によって変わります。
「人付き合いや接客が好きな人」にとっては、対人関係がストレスになりにくく、精神をそこまで消耗しないかもしれません。
「身体を動かすのが好きな人」にとっては、体力を消耗するのは別に嫌じゃないかもしれません。
逆に頭を使うのが、嫌な人はけっこういそうです。
勉強嫌いなら、精神か体力を使う仕事を選ぶしかありません。
高学歴は頭脳を使い、「我慢して獲得できる」としても、「高学歴を獲得するまでがきつい」です。
高学歴を獲得した後も、「大企業の事務職に就けるか」や、「公務員試験に受かるか」なんて不透明です。
a ドラッカーの名言を僕がもじる。
そしてドラッカーが言う「何によって憶えられたいか?」を僕の視点でもじってみます。
「何によって疲れたいのか?」です。
仕事は何かで、疲れるものなのです。
「それが何か?」であるかは、健康的に生きるために重要な項目でしょう。
b 仕事のタイプによってどの強みがいいかは異なる。
ここで、話題を変えます。
1の頭脳を使う仕事は、記憶力が良いことは優位につながります。
勉強系は「記憶力が良い」と、成果を出しやすいからです。
しかし、2の精神・神経を消耗する仕事では逆に、記憶力が良すぎると、嫌なことを引きずり、良くありません。
ストレスフルな仕事が2の仕事ですから、「記憶力が悪い、鈍感なくらい」でちょうどいいのです。
ということは、1と2の仕事に向くタイプは「記憶力という意味では正反対」になります。
あとは、勝負の世界(スポーツ、将棋、営業など)にいる人は、記憶力が良すぎると、負けをいつまでも引きずりすぎて良くありません。
テニスの錦織選手は「記憶力が良くないらしい」のですが、それは負けを引きずらないという意味で、優位性があります。
このように、「ストレスという視点、記憶力という視点」から見ると以下のことが言えます。
自分は「記憶力が良すぎると思う人」は、1の「頭脳系の仕事に就くようにした方がいい」ということです。
記憶力が良いから、頭脳系の仕事で成果も出しやすいはずです。
また、そういう人は当然、2の感情労働は避けるべきでしょう。
勝負の世界も避けた方がいいかもしれません。
トラウマになりやすいので。
3 結論
この3つの分類を覚えておけば、以下のことが分かるようになります。
「自分は何で主に疲れたいか?」で仕事選びをすることができ、「向く仕事に就きやすくなる」ということです。
仕事の分類方法もいろいろありますが、この3種類の分類から、仕事選びをしてもいいかもしれません。
仕事は基本的に「何かで疲れるもの」ですから、「その何で疲れたいか?」をよく考えることは人生で生きる上で重要なことです。
くれぐれも、「自分はこんなことで疲れたくなかった」と後悔しないよう、自分が就きたい仕事を、3種類に分けてじっくり考えてみてください。
仕事選びにおいて、「エニアグラムという性格分析系からのアプローチで選ぶのもあり」です。
以下の記事にエニアグラムについて詳しく書いてあります。
池上彰のエニアグラムで適職探しの本があり、以下です。
ぜひ参考にしてみてください。
ではこの辺で。(2806文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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