どうも、太陽です。(No206)
突然ですが、「社会を変えたい!」「社会貢献したい!」「人の役に立ちたい!」と言う人が増えてきたように感じます。
つまらない?金稼ぎゲームで悪戦苦闘するよりも、「人の役に立っている実感が欲しい、それがやりがいになる」と信じる人が増えたからでしょうか?
このテーマについて語りますので、興味がある人は続きをお読みください。
1 「社会を変えたい」と言う者へ!「まずは自立せよ!」
いきなりですが、世の中とは残酷なもので、人は以下のような人からしか影響を受けません。
それは、力のある者(経済力、権力、能力・スキル)、魅力のある者(ルックス、生き様)、賢い者(知性)のことです。
こういう人物でない者が社会についていくら語ろうが、影響力はありません。
説得力もないですし、支援者も増えません。
ですから、まずは「実力+人格」を身につけてから、出直したほうがいいのです。
実力と人格については、以下の記事にあるように、究極の2択問題「モラルが低いけど優秀な人」「実力不足だけど誠実な人」で問われています。
解決策として、折衷案が用いられています。
https://diamond.jp/articles/-/339308
「モラルが低いけど優秀な人」と「実力不足だけど誠実な人」……どっちが上に立つべき?
ちなみに、僕は社会変革について、ほとんど興味はなく、自己の実力強化について主に考え、行動しています。
ただ教育についてだけは変えようとして、教育改革の記事を書きました。
(貴重な若者の時間・労力を無駄に費やしてほしくなかったのです)
話を戻しますが、「社会を変えるより、自分を変えろ」と思うのです。
自分の世話も見れない人間が(メンタル的にも経済的にも)、「他人や社会を変える」という意識自体がおこがましいというわけです。
まずは自分の世話をできるようにするべきでしょう。
ですから、僕は「自己防衛おじさん」と「リソース最大化」という立ち位置で情報発信しています。
自分すら守れない人間が、他人を守れるわけがありません。
セキュリティ・ハッキング対策で自己防衛できなければ、他人に防衛方法を教えることもできないです。
あとは僕は自分が得た経験や知識が、他人の参考になればいいな程度で発信しています。
自分を成長させ、自己を強化すれば、その過程で獲得した資源を他人に分け与えることができ、そのほうが有意義です。
自分を成長させず、強化せず、他人を支援しても、それは「自分は頑張らないけど、他人は頑張れ!」という応援の仕方で、背中で語っていないわけで、説得力が減ります。
さて、経済的にも、メンタル的にも、セキュリティ・ハッキング・防衛的にも「自立してから、他人を導け!」と思うのです。
もちろん、完璧に自立していなくても、他人を指導し、教える立場に置かれる人も多いですけどね。
例えば、仕事での上司、親、先生など多数あります。
「先生」と呼ばれることは政治家や士業では普通のことですが、「違和感を覚えないのか?」と疑問です。
「先生」と呼ばれ、舞い上がっている人ほど実は自立していないのに指導する側に回っているケースがあります。
「先生」と呼ばれる人ほど、自立していなく、逆に、自身が「凄い人間じゃない」という自覚のあるほうが指導者には向いているかもしれません。
「自己防衛おじさん」と「リソース最大化」にはここまでの背景があって、ポジション取りしています。
「先生」「指導者」と言われるほど、経済的、メンタル的、セキュリティ・ハッキング・防衛的に僕は自立していません。
わきまえているから、偉そうに無理強いして、他人を導く気がありません。
あくまで「参考になるならいいのでは?」程度の認識で情報発信しています。
そんなに経済的・メンタル的・セキュリティ的に自立している大人ばかりじゃなく、完璧は無理です。
ですが、わきまえているか、自覚があるかどうかは分岐点です。
完璧自立人間にならないと、「親・上司・先生になってはいけない!」となると、成り手が減るので、求めすぎもよくありません。
「まずは自分の世話はできるようになろう」という態度の普及でしょう。
「経済的・メンタル的・セキュリティ的に」です。
もし仮に完璧に自立できなくても、自覚していて、頼れる人がいるなら、親になってもいいでしょう。
むしろ、不完全な頼りない親を見て、子供が自立意識を高めるかもしれません。
ここで、マクロな話になりますが、日本は経済的には自立していますが、軍事的・セキュリティ的には自立していません。
自立していないと、足元を見られ、立場が弱くなります。
日本自体が自立していないのですから、ミクロの個人の完璧な自立も困難です。
日本は軍事的にもセキュリティ的にも自立していないのですが、それは仕方ないし、「それでいい」と主張します。
日本は徴兵制を導入しなくていい恵まれた国です。
韓国は陸続きで陸戦が必須だから、徴兵制(兵役)があります。
日本は海洋国家であり、戦闘機での戦い(制空権争い)に負けたら(アメリカ軍の飛行機もすべて撃ち落とされる想定)、いつでも爆弾を落とされる状態になるので、そこで敗北なのです。
となれば、「一部の軍隊(自衛隊)がいれば良い」という恵まれた環境となります。
そして、中国・ロシアのハッカー集団に、日本は勝てないので、戦争の前のネット戦争でもアメリカに頼らざるを得ません。
ですから、日本は軍事的・セキュリティ的に自立しなくていいですし、頼れるところは頼るべきです。
また、徴兵制度をとったら、日本男子は精神的には強くなれるかもしれませんが、負担が重くなります。
そして、軍事的にその必要性がありません。
むしろ、セキュリティ人材(正義のハッカー)に、日本男子が回ったほうが国力は強くなります。
戦闘機での勝負が雌雄を決するので自衛隊が一部いればいいのです。
ともかく、経済的・メンタル的・セキュリティ的にすべて自立するのは国家にせよ、個人にせよ厳しいです。
認識すべきなのは繰り返しますが、「自立できていなければ、足元を見られ、立場が弱くなる」ということです。
自立できていれば、強気に出られ、交渉力も上がります。
「社会を変えたい!」「社会貢献したい」という意識の人たちの象徴が補助金付きのNPO団体などです。
野生のサバンナのような資本主義の市場の競争社会では、NPOは真っ向勝負できず、だから補助金を必要としています。
そういう資本主義では補え切れない分野をNPOが埋め、補完し、世の中の役に立つ行動として残すのもありだと思いますが、あくまでニッチな勢力で完結します。
「社会を変えたい!」と大きな野望を持つなら、「自分はそこまで頑張らないけど、他人を応援する」という姿勢よりも、「経済的・メンタル的・セキュリティ的に自立し、背中で語る生き方で示してほしい」と感じます。
政治家でも、「智慧を出す人もいれば、金を出す人もいれば、汗を流す人もいる」という具合に、人によって貢献できる点が違います。
おそらく、「社会の役に立ちたい」人たちは、智慧を出すよりも、金を出すよりも、「汗を流したい人たちなのだ」と推測します。
災害時には、寄付するのではなく、現地に行って活動するタイプの人たちです。
メンタリストDaiGoは知識を使って、人助け(マネタイズも考慮)しています。
僕も、ブログで、企画・政策などのアイデア面や、予測・的中率で勝負しています。
そして、的中率・的確度が上がれば、他人が「この人の言うことを聞けば結果が出る」と勝手に思い、採用します。
ともかく、汗を流す貢献の仕方もいいのですが、それは最低限、「経済的・メンタル的自立があったうえでしたほうがいいのでは?」と思います。
ましてや、自分のエゴと権力欲求などで、「社会を変えたい!」と思っているとしたら、正当性もなく、支持は得られず、広がらないでしょう。
そんなに世の中、甘くありません。
最初の話に戻りますが、力のある者(経済力、権力、能力・スキル)、魅力のある者(ルックス、生き様)、賢い者(知性)の3つが揃えばカリスマであり、無敵です。
凡人ができるのは、能力・スキルがやりやすく、だからこそ、僕は多くの人にまずは「武器を身につけろ」と説いています。
飛びぬけた武器(専門性)を身につければ、金につながりやすく、経済力を確保でき、次第に地位も上がり、さらに影響力も上がるかもしれません。
ルックスと生き様は真似がしづらいですが、逆境や失敗を多く経験すればするほど、生き様は濃くなり、その人の体験談は説得力が出てきます。
知性はどちらかといえば学歴よりも、学習歴のほうが重要ですが、長い時間と労力がかかります。
これらの要素がないまま、目立っても意味がありません。
さて、僕は「社会を変えたい!」という欲求がなく、なぜなら自分の世話もまだできていないからです。
経済的・メンタル的・セキュリティ的に自立することが先決です。
「社会を変えたい!」と考える人がけっこう多かったので、今回の記事を書きました。
「社会を変えたいならば、まずは自立してからにせよ!」です。
社会を変えるつもりはなく、家庭を築きたいぐらいなら、そこまで自立しなくてもいいかもしれません。
(頼れるパートナー、さらには実家など、頼れるモノは頼りまくり、家庭を作ればいいのです)
最後に、以下の話題についても書きます。
いろいろな人の願望がありますが、共感されない、応援されない願望はたくさんあり、以下になります。
1 有名になりたい。
想定される反論は「あなたが有名になって、私達に何のメリットがあるのですか?」です。
有名になるなら、手段としていろいろな人の役に立つや、価値提供や、社会貢献などがないと支持されません。
2 偉くなりたい。(首相や政治家含め)
想定される反論は「あなたが偉くなって、私達に何のメリットがあるのですか?」です。
首相になること自体が目的ではなく、社会をこう変えたいなど、手段や目的があったほうがいいです。
首相になること自体が目的だと、仮になったとしても、ただの操り人形か、横暴な権力者になるだけです。
3 金持ちになりたい。
想定される反論は「あなたが金持ちになって、私達に何のメリットがあるのですか?」です。
手段として、顧客を喜ばせるなど、価値提供は必須です。
「~になりたい」と言う人は多いですが、「~になる」こと自体が目的の人が多いのです。
エゴと自己顕示欲の塊であり、支持されにくいです。
4 社会を変えたい。
想定される反論は「社会を変えたい気持ちはけっこうなのですが、どのような社会を理想としているのですか? 結局は自己保存、自分に有利になる社会を作りたいだけなのでは? かなりのマイノリティ側でありながら、社会を変えたいのなら、圧倒的多数を相手にしなきゃいけないわけで、覆せるのですか?」です。
結局、「自分がー、自分がー」の視点ばかりで、顧客視点や価値提供視点が乏しいのです。
目的自体がエゴとポジショントークの塊であり、手段に重きをおいていませんし、「相手が変われ!」なので、ほとんどの人に支持されません。
参考になる人がいれば幸いです。
ではこの辺で。(3684文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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