どうも、太陽です。(No83)
突然ですが、「心理学の意味・有用性・実用性」って皆さんは考えたことありますか?
心理学の学問を学ぶことに限らず、人の心理が手に取るように分かれば「ビジネス・人文科学・社会科学・人間関係・芸術・文章で上手くいく!」というのが僕の持論になります。
「具体的にどういうこと?」と思った人は続きをお読みください。
1 人の心理が手に取るように分かることの効用(人間関係編)
まず、人の心理が手に取るように分かるとは「共感力が高く、相手が感じている・思っていることを把握し、察する力が高い人」とイコールです。
「相手が感じる、思っていること」が分かれば、相手の嫌がることを極力しなくなりますし、相手の嬉しい・喜ぶこともしやすくなります。
こうなれば、もはや無敵だと思いませんか?
まず、人間関係においてトラブルが減り、円滑な関係を築きやすくなります。
相手が嫌がることをせず、相手が喜ぶことができれば、相手は「友達になりたい!またはつながりたい!この人といると楽しい・楽だ!」と思いがちになるので、人間関係が上手くいきやすくなります。
魅力的な人間になったり、カリスマ性が上がる人もいるでしょう。
メンタリストDaiGoは好き嫌いが分かれますが、話し方はコツを掴んでおり、非常に聞き取りやすい上に、分かるように話しますし、反応が速いのでカリスマ性があります。
メンタリストDaiGoは心理学を専門としているだけのことはあります。
また、「人間関係が良くなる」ということは恋愛面にも当然、活かせます。
ジゴロやヒモのような存在こそ、女性心理をよく把握した人達です。
2 人の心理が手に取るように分かることの効用(ビジネス編)
次に、人の心理が手に取るように分かると、ビジネスが上手くいきやすくなります。
人の心理が手に取るようにわかると、「人が欲しているモノ」も分かるようになるので、ニーズを掴みやすくなり、企画案なども出せます。
新規事業に強くなります。
また、「人間関係も良くなる」と上記で述べましたので、会社内でも出世しやすくなります。
企画案や仮説に関しては僕もたくさん記事を書いています。
しかし、ビジネスは「企画段階やアイデア段階、良好な人間関係まで」は「人の気持ちが手に取るように分かるスキル」は活かせますが「その後の泥臭い実行段階」になると、今度は「サイコパスのような厳しさや根性や体力・気力など」、あらゆることを総合的に動員しないと乗り切れなくなります。
人の気持ちが手に取るようにわかっても、「泥臭い地道な努力」を続けないと、ビジネスは上手くいきません。
また、「新規事業の実践論」という本がかなりお勧めであり、ビジネスをやる人は必読書ではないでしょうか。
僕の書評は以下です。
amzn.to/2WbW5E8「新規事業の実践論」
4.5点。
社内起業家向けの本だが、かなりの名著だった。
社内起業家だけじゃなく、ベンチャー起業家にも応用できるし、投資家や経営者も上司も新規事業の人の気持ちを理解するために読むべき本。
文章もかなり素晴らしく、内容も濃い。文句なし。
4.5点は僕の中では最高得点であり、「5点満点〜評価不能」まで評価軸がありますが、実質、4.5点が最高得点です。
また、ITのプログラミングや専門知識面になると、「人の気持ちが手に取るとるように分かるスキル」はまったく関係なくなります。
これは後で、「人の気持ちが手に取るように分かっても通用しない分野」で詳しく述べます。
3 人の心理が手に取るように分かることの効用(芸術編)
さらに、「芸術作品」を生み出すのも上手くなります。
小説や音楽や漫画など、「人の心に刺さるモノ」を作りやすくなります。
これは企画案とかぶる箇所もありますが、相手(多人数)のニーズを掴むのが上手くなるので、芸術作品にも「人の心理が手に取るように分かるスキル」はかなり活きます。
小説の実例に関しては、僕の以下のカテゴリーがあります。
https://osusume-etc.com/category/novel/
もちろん、「短編小説を書けたからといって、プロの小説家には程遠い」です。
単に、「読者に受けやすい」、もしくは「まったくの見当はずれの読者を置き去りにするような小説にはならない」という顧客視点の小説が書けるのが「人の心理が手に取るように分かること」の意味です。
売れる長編小説を書くには、かなりの労力が必要であり、しかも小説家として食べていけるのはほんのひと握りなので、もはや博打に近いです。
で、「人の心理が手に取るようわかるのが有利に働く」としても、土台・基礎に過ぎず、その後、長編小説を書き上げ、現実に売れ、食べていくのは別次元の話になります。
このことを念頭に置いて、話を聞いてくださいね。
4 人の心理が手に取るように分かることの効用(文章編)
加えて、「人の心理が手に取るように分かる」と、文章にも表れます。
文章は「総合芸術のようなモノ」だと僕は思っていますが、相手に伝わりやすいように、しかも「どういう点を面白く感じるか?」も把握して、文章を書けるようになります。
僕は読者に「面白い・斬新な内容をなるべく分かりやすく、伝えるように」意識して、書いています。
これは読者への僕の共感力であり、「それが文章に表れる」というわけです。
キャッチコピーも、読者がなるべく飛びつくような言葉を選んで、タイトルをつけています。
(Google検索エンジン対策上、冒頭のタイトルは検索キーワードを入れており、制約されますが)
キャッチコピーの僕の記事は以下になります。
キャッチコピーの見本「素人のキャッチコピーの実例集」
5 人の心理が手に取るように分かることの効用(人文科学・社会科学編)
人の心理が手に取るように分かるということは、「人が関わる学問」にも当然、効き目があります。
人文科学(文学・哲学・心理学など)はもちろん、社会科学(政治学・経済学・経営学・社会学など)にも応用が効きます。
しかし、社会科学の一部(法律・経営学の中の会計や税務など)は人の心理を読み取る力はあまり意味がありません。
これらは「人の心理が介在しない、事実だけ」を述べており、「ASDの人にも向いている仕事」と言えます。
ただし、弁護士になると「高度な駆け引き・交渉」が必要になり、人の心理が分かった方が有利になります。
「法律系の士業(司法書士・社会保険労務士・行政書士など)や公認会計士や税理士など」は、もちろん先生ですし、教える立場なので、「ある程度の話す力」は必要ですが、「人の細かい機微を知った上で対応する能力」までは必要としないかもしれません。
YouTuberは、人が興味を持っていないことも、興味を持たせ、分かりやすく惹きつけて話します。
で、士業の人達は、そもそも相手がその分野に興味を持っており、士業の人は惹きつけて話す必要もありませんし、多少、分かりにくくても相手は一生懸命に聞いてくれます。
男女の心理学を学びたい方には、以下の橘玲氏の本が断然オススメです。
PART2に続きます。
ではこの辺で。(3201文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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