超ソロ(独身)社会大到来時代が起こるのか?

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どうも、太陽です。(No7)

 

突然ですが、日本の未婚率は1970年代から急激に上昇しています。

そして、2030年には男の3割女の2割「生涯独身(50歳までに一度も結婚したことがない判定)になると推定されています。

 

独身者(ソロ)が増えると、どうなるでしょうか?

まず、従来の日本の家族形態が崩れます。

次に、住居や食事(ソロ向けニーズ)、少子化と高齢化のさらなる促進による年金などの社会構造の変化などが起きます。

つまり、「日本社会の構造がけっこう変わる」と予測します。

 

日本も含め、世界でソロ(独身)が増える世界は必然なのでしょうか?

この話題について、考察してみたので興味がある人は続きをお読み下さい。 

目次

1 僕の考察。

いきなりですが、従来の日本社会では、60代ではどの収入層でも9割以上で交際経験がありました。

そして、8割以上が子どもをもっていますが、それは見合い結婚などなされたからです。

 

しかし、現在、リベラル化で男女平等が叫ばれています。

で、自由恋愛が盛んになった結果、以下のような結果になりました。 

20代の年収200万未満では「彼女が欲しい」と思っている男の55.2%しか交際経験がありません。

一方で、年収600万以上では100%が交際しています。

さらに、「結婚経験あり」も年収200万円未満では2%なのに、年収600万以上では75%で、40%が父親になっています。

 

つまり、現在の自由恋愛の世界では、モテ・非モテ格差が凄まじいのです。

(「経済力がかなり重要」ということです)

女性は基本的に上昇婚(自分よりも上の地位や魅力ある男と結婚したい)の本能があります。

で、日本では女性が稼げば稼ぐほど、その収入に見合った男性が少なくなります。

例えば高収入の女医さんの未婚率は高いです。

(「自分と同等の魅力がない男性と結婚するぐらいなら、独身の方がマシ」という理屈)

 

ところで、女性は「自分と子どもに長期的に尽くしてくれるか、または子孫をたくさん残せそうな魅力ある男」を本能的に求めます。

一方で、男性は「できるだけ多くの女性と性的関係を持つ」のが生存戦略になります。

おそらく、遺伝子に子孫繁栄がインプットされています。

だからこそ、人類は遺伝子のリレーバトンを渡してきて、生き延びてきたのでしょう。

 

ここで問題になるのが「男性は子孫を残すだけで目的完了になりやすく、女性は子供を産んだ後に育てるまでがセット」ということです。

だからこそ、女性は交際する、または性的関係になる男性が自分に対して、「中・長期的に経済・心理的支援をしてくれるのか?」を厳しく吟味します。

 

やり捨てされたら、女性に子供だけが残り、負担が増します。

(だからこそ、離婚の場合、養育費制度があるのです)

 

正直、男性の生存戦略上、大富豪になったら、遊び関係の女性はいくらでも作れて、性的快感はいくらでも味わえます。

ですので、わざわざ結婚して、家庭を作ろうという気になりません。

(SMAPの中居くん状態になります)

それなのに、女性は大富豪との結婚を夢見ます。

 

「本当に結婚したい男性」というのは、収入が少なめで、女性を選べる立場にない男性なのです。

そして、「一夫一妻制も非モテの男性のためにある」といっても過言ではありません。

一夫多妻制にしたら、大富豪や金持ちに、非モテの結婚機会を奪われるからです。

 

さすがに年収200万未満だと、生活が大変です。

ですので、女性は男性に平均年収ぐらいは求めます。

で、あとはコミュニケーションに難がなければ、夫婦共働きなら、2人で年収800万になる可能性もあるのですから、経済的には生きやすくなります。

ですが、女性側は専業主婦希望が多く、養ってもらいたい願望が強いです。

したがって、年収600万以上はないと困るので、経済的には高望みになるのです。

 

また、専業主婦希望じゃない女性でも、上昇婚本能があり、自分と同等の年収では嫌なのです。

その結果、年収500万以上とかになるのです。

(または共働きなら、男女平等ということでイクメンを求めます)

さらに、「結婚をして子どもを育てる」というのは一大事業なので、頭がいい人ほど慎重になります。

一方で、頭が悪い人(いわゆるマイルドヤンキー)ほど衝動的であまり深く考えず、子どもを作ります。

一大事業だからこそ、夫に高収入やイクメンを求めます。

貧乏な男と結婚しても夢を持てません。

だったら「独身の方がマシ」というわけです。

 

こうした循環が続くと、日本では頭が悪い子どもばかりが増えます。

または、本当に金を稼ぐ頭のいい両親の優秀層とで、2極化する可能性が高そうです。

マイルドヤンキーは生物的には子孫を残せるので強いです。

ですが、この頭脳社会に適合できる頭の良さを持っているかは不透明です。

 

ところで、僕は「ある一定の学歴社会は残すべきだ」と考えています。

なぜなら、それくらいしか子どもを勉強に向かわせる誘因がないからです。

今、騒がれている学歴フィルターといっても、大東亜帝国以下です。

日東駒専は含まれませんから、日本の学歴フィルターはゆるいのです。

(僕は「日東駒専なら、努力でカバーできる」と考えています)

 

学歴でチャンスを掴むのではなく、学習歴で勝負するのもありです。

ですが、実は学習歴のほうが厳しい道のりであり、多くの人には無理な道です。

ですので、とりあえず学歴を確保し、「チャンスを掴むのがセオリーだ」と思います。

(日東駒専で足切りはされません)

 

話を戻します。

以下の理由のため、結婚しない男女が増加すると予測します。

一夫一妻制であり、自由恋愛であり、見合いも激減し、女性の上昇婚本能と結婚の一大事業のための代償の確保のため
(高収入やイクメン求める)
男性の低収入とポルノや風俗で満足、性的関係までで任務完了であり、子育てまで投資しない本能
頭の良い人ほど結婚に慎重になる

ソロ(独身)社会の大到来です。

 

では超ソロ(独身)社会大到来時代に備えるためにはどうすればいいのでしょうか? 

または何か超ソロ(独身)社会大到来時代を回避する術はあるのでしょうか? 

2 超ソロ(独身)社会大到来時代を回避すべき術とは?

その回避すべき術の一つとして、以下が考えられます。

男性の年収をなるべく上げることと、女性の意識改革です。

ですが、残念ながら、どれも困難なことです。

 

日本では失われた30年が継続しており、今後も改善が見込めそうもなく、平均年収を上げる策が少ないのです。 

女性の意識改革が一番やりやすいです。

ですが、20代女性には希望が持てても(実際に、20代女性のほうが男性に対するジャッジがゆるい)、30代以上の女性には希望が持てません。

30代女性は「自分の魅力は落ちているのに、男性を見る目だけは肥える」という厄介な現象が起きており、絶望的です。

加えて、女性の平均年収は低めですし、共働きもきついです。

さらに、専業主婦希望が潜在的に多く、やはり経済的に男性に高望みしてしまいます。

 

今の30代女性に残された婚活タイムリミットはかなり少ないのです。

一方で、子どもを望む男性側からだと、「36歳以上はアウト」という結果になります。

 

男性もふがいないのですが、それにしても、年金世代のためにいろいろと給料から差し引かれて、負担が増している事実があります。

で、あながち、30代・40代などの男性だけの問題じゃないのです。

逃げ切った高齢世代は、負の遺産をたくさん残しました。

また、それの後始末を押し付けられているのが、今の中高年以下の世代です。

そうなると、僕としては男側に、「コミュニケーション術を習得させた方がいいのでは?」とも感じます。

 

まぁモテ男ほど、コミュ力が高いのです。

ですが、コミュ力が低すぎて、「理系でまぁまぁの年収の男性もいる」と思うのでコミュ力改善が効きます。

一般的には、非モテほど、コミュ力も収入も低いです。

で、モテ男ほど、コミュ力も収入も高いです。

だから、非モテは女性に敬遠されます。

 

年収が平均でも、コミュ力が高ければイクメン力が高く、「女性にもウケがよくなる」と思います。 

女性側としては、男性を育てる視点も欲しいところです。

(まぁ専業主婦希望の女性ほど、楽を求めて、完成された男性を求め、アゲマンになろうとしません)

 

まぁ「このままズルズルと、ソロ社会大到来に近づいていくのかな」と個人的に思います。 

3 超ソロ(独身)社会大到来時代に備えるためには?

2030年に、男性の3割、女性の2割がソロになるとしたら、相当な人数になります。

3割も人数がいたら、選挙なら、自民党の岩盤支持層約3割であり、与党になれます。

 

つまり、日本において、ソロ(独身)の影響力が高まるのです。 

超ソロ社会においては、住居もソロ専用が好まれ、食事もソロ専用が売れやすくなります。

ファミリー向けの商売をしている企業は方向転換を迫られるかもしれません。

 

超ソロ社会になっても、性のニーズは人間の3大本能として残っています。

ですから、ますますポルノや風俗産業が流行ることでしょう。

女性用風俗産業も盛んになるかもしれません。

女性の場合は、BLなどのマンガやアニメに向かう可能性もあります。

男性の嗜好とは違うので。

 

超ソロ社会大到来になったとき、壊滅的になりそうなのが、受験産業ですね。

今でも、「共通テストの費用が捻出できない」と問題になっています。

で、少子化は止まらないので、ますます問題が深刻になるのではないでしょうか?

 

日本の高学歴の価値は、受験突破力であり、あの訳の分からないペーパー試験を突破した学力(忍耐力)に価値があります。

大学入学後の勉強の中身はそこまで問われません。

そして、学歴フィルターによって、潜在能力があるかどうかで、足切りしてしまいます。

 

学歴フィルターを乗り越えるとしたら、資格取得か、起業などのビジネスの世界で勝負するしかないでしょうね。

(ICTの世界は学歴があまり関係ない実力社会なので、そういう実力社会で勝負すると良いでしょう)

 

政府は「こども家庭庁」なるものを作ろうとしています。

なぜなら、強制的にでも作らないと、従来型の家族社会が崩壊しかねないからです。

ソロ勢力はどんどん勢いを増していきます。

日本の男性の年収が上がるか、女性の意識改革が進まない限り(どちらも絶望的ですが)、ソロが増えるだけなのです。

 

リベラルを標榜しており、男女平等なら、お互いに歩み寄り、男女で協力して生きればいいはずですよね?

ですが、昔ながらの価値観(男らしさ、女らしさ)に縛られて、結婚せず、ソロを選ぶのです。 

男側としては、変なプライドを持たず(男は養うべしなど)、家事もやり、女性と協力して、2人で年収を上げ、生きていけば豊かになれるはずです。

 

で、女性側も、「上昇婚など考えず、同等の魅力の男性なら受け入れるべき」です。

そして、男に依存し、頼りすぎず、平等なパートナー意識を持って、共働きで2人で生きていけば豊かになれるはずです。

ですが、男性は非モテほど、コミュ力が低く、変なプライドがあります。

一方、女性も未婚者ほど、専業主婦希望で、上昇婚志望で、男に多くを求めすぎるのです。

 

まぁこの男女の溝はおそらく、いくら啓発しても埋まりません。

ですから、僕らは超ソロ社会大到来時代に備えて「ビジネスに活かすも良し、ソロ生活をどう楽しむか?考えておくのも良し」となるでしょう。 

4 最後に。

超ソロ社会大到来時代において、必須なスキルは以下です。 

1自炊スキル。
2節約スキル。
3孤独スキル。
4健康スキル。
5問題解決スキル。

以下、詳しく説明します。

 

自炊スキルは、1人暮らしなので、手早く作れると、安上がりになり、長い人生において金銭的に有利になります。 

節約スキルは、低年収時代においては、いかに節約できるかで、老後の金の確保と、節約しても楽しく生きられる術を持つことで、生きやすくなるのです。

 

孤独スキルを持たないと、つまり、1人でも楽しめるスキルを持たないと、ソロ生活はきついです。

「ソロのためのコミュニティはどんどん活発化していく」と予想します。

ソロにとっては健康こそ第一であり、健康を害したとき、看病してくれる人がいません。

 

以下の記事では、「一人暮らしはうつ病リスクが4割上昇する」と書かれています。

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/278572

孤独の伝染病「ロンリネス・エピデミック」 一人暮らしはうつ病リスクが4割上昇

 

さらに、社会から拒絶されていると感じている人は、「恐れや怒りを感じやすくなる」といいます。

小さな事にも過剰に反応しやすくなり、極端な思想や暴力に走る原因にもなるそうです。

コロナと並行して、陰謀説やそれに伴う暴力が頻発したのも、「これで説明がつく」といいます。

ソロ向けのシェアハウスか、音声アプリなどで話せる場所が必要でしょう。

 

基本的に頼る人が少ないので、ソロは自力で問題解決をすることになります。

そのための情報やスキルをたくさん持っていると生きやすくなります。

 

ソロの利点としては、責任がないことです。

家族を背負う責任がないので、気楽です。

ですが、その分、孤独対策、問題解決力、自炊力、健康維持力、節約スキルがないと、きつい人生になります。

仕方なく、ソロになった人で、ソロで自力で生きていくのがきついとしたら、シェアハウスなどで集団で住むと、負担が減るでしょう。

 

ソロで生きていく覚悟がない人は、高望みを下げましょう。

で、結婚適齢期のうちに婚活をして、結婚した方ががいいです。

(手遅れになります。女性は歳を取れば取るほど、いい条件の男性とマッチしなくなります)

 

「今回の記事が参考になった」という人がいれば幸いです。

 

ではこの辺で。(5277文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「無理ゲー社会」

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