どうも、太陽です。(No145)
そもそも、年収100万の人たちなんているの?
年収100万というと、生活保護水準(単身者でも年間120万〜156万もらえる)を下回るので、以下の人たちだと思われます。
・ | 実家住まいのバイト暮らし |
・ | 実家住まいで障害年金2級で84万円+バイトや副業の人 |
・ | 実家住まいで高齢者の金持ちの息子や娘でお小遣いをもらっている人 |
そうなんだ。
で、「年収100万で幸せになる方法」なんてあるの?
「年収100万で幸せに生きられるのか」への答えだけど「基本的にはない」というのが僕の答えです。
タイトル詐欺じゃない?
若干ね。
だけど、仮に「年収100万でも幸せになれるとしたら、どのような方法があるのか?」を考察しています。
根本的に「幸福とはなにか?」も書いているので、かなり参考になるはずです。
興味がある人は続きを読んでください。
1 幸福になるには?
そもそも、幸福になるにはどうしたらいいんだろう?
最低限の基本として、健康が挙げられます。
健康を害した人は通常の健常者と同じ生活を送りにくくなり、毎日がしんどくなります。
次に、人間関係です。
濃密な人間関係を構築できていれば、幸せ度がアップします。
日本とイタリアでの「幸福度の差」でいえば、イタリアのほうが「日本人と比べて、不安遺伝子を持つ人が少なく、ラテン的な楽観的な人が多いのに加え、家族など人間関係が濃密だから」だと推測できます。
良い恋人や異性を持てば、さらに幸せ度が上がります
金銭面もあるよね?
はい。
メンタリストDaiGoの動画によると、以下の構図になっています。
年収800万まではマイナス要素が減るので、幸福感がかなり上がります。
で、1000万円ぐらいで停滞し、1200万からマイナス要素はなくなったのであとはプラス要素が増えるだけです。
そして「徐々に年収が上がれば上がるほど、緩やかだけどプラス効果のぶん、幸福度が上がっていく」と言っています。
https://www.youtube.com/watch?v=d6y24IWWmUc
ありえないミスを犯しましま…週刊誌に書かれる前に謝罪させてください。
今までの定説では「年収800万円までいったら、幸福度が上がらないよ」というモノだったのですが、そうではなく、緩やかだけど、年収が増えれば増えるほど、幸福度は上がります。
幸せになりたいなら、マイナス要素を減らす、つまり、とりあえず年収800万に近づくのが良いということか!
はい。
人間は損失を恐れるので、マイナス部分がなくなるだけで安心します。
また、金でそこまで幸福は変えないですが、不幸や不便は減らせます。
ということは、年収100万の人は「絶望的に、幸福とは程遠い」ね。
はい。
基本的に「年収100万で幸せになる方法はない」というのが僕の持論ですが、「それでももし作るとしたら、どうするか?」考えてみます。
そんなことを考えて、どうするの?
それが意味があるのです。
なぜなら、今後、日本で総生活保護者時代、もしくは「年収200万円時代」がやってくるかもしれず、将来の日本人に切実に求められるテーマかもしれないからです。
ちなみに、他にも「ルックスの良さで自己肯定感が上がる、なにか秀でている才能がある」なども幸せ度と関係しています。
2 年収100万で幸せに暮らす方法。
繰り返しますが、年収100万の人とは以下の人達だと思われます。
1 | 実家住まいのバイト暮らし |
2 | 実家住まいで障害年金2級で約77万円+バイトや副業の人 |
3 | 実家住まいで高齢者の金持ちの息子や娘でお小遣いをもらっている人 |
4 | その他 |
そもそも年収100万では家賃がきついので、実家住まいが最低限の条件です。
次に、収入源として、アルバイトや障害年金やお小遣いなどが考えられます。
ところで、生活保護者は単身者でも年間120万〜156万もらえます。
しかも医療費が無料で、働かない人が大半なので、実は豊かである可能性があります。
生活保護者の数は約200万人いて、高齢者の割合が約55%です。
であるならば、貧困高齢生活保護者というのが生活保護者へのイメージといっていいでしょう。
貧困高齢生活保護者であるならば、収入は安定していて、働かなくて、医療費も無料なので、ありあまる時間をTVなどに使っているのかな?
わかりません。
ちなみに、「生活保護受給を切実に求めている人」は以下の記事が参考になるかと。
行政書士に生活保護申請代行業務を頼むとどれくらい料金がかかるのか?「生活保護の闇」
加えて、40代以上の女性で、非正規労働者はブラックで、死ぬほど働いても生活保護レベル(年収150万程度)にしかならないケースがあります。
そういう人は駅から遠い安い家賃の物件や、団地などに住んでいるケースがあるそうです。
こういう人達に足りないのは圧倒的に余裕のある時間だ。
幸せについて考えられるだけでも余裕があり、「そういう人は幸せだ」という見方もできそう。
(生活保護者のほうが時間には余裕があるはず)
はい。
こういう人達には僕の記事は響かない、届かないでしょう。
ですが、僕が想定する実家住まいの人には改善するきっかけになるかもしれません。
(そもそも、年収150万レベルの貧困層は親と仲が悪く、実家に住まないようです)
生活保護者の話はともかく、上記に該当する人達は、最低限の生活しかできません。
家賃はタダだとしても、幸福の3条件(健康、濃密な人間関係、金)を満たしているか、どうかです。
健康を害していないのだとしたら、ラッキーだね。
はい。
そして、濃密な人間関係を構築するには、コミュ力が必要です。
今は音声通話アプリなど出会いの場はいくらでもあるので、コミュ力があればつながりは作れます。
ただし、恋人作りや結婚はかなり険しい道です。
金は現在は年収100万でも、将来に向けて勉強中であり、今後、上がる可能性がある人もいるよね?
(その場合、現在は我慢の時期で、不幸だけど、希望はあるということだね)
ここで、「未来・現在・過去において、どこに、人が頭の中を占める、もしくは重きを置くか、によってその人の価値観などがわかる」と思うので、このテーマについて書きますね。
まず、時間軸として、人それぞれ違いますが、ここでは「1ヶ月先は未来、1ヶ月の間は現在、1ヶ月前は過去」とします。
10の割合で示すと、数値化されて、可視化され、分かりやすくなります。
「未来6、現在3、過去1」であれば、未来志向の人です。
未来のことがかなり頭の中を占めており、計画的で人生100年時代を見据えていて、おそらく「ビジネスをしている人だ」と思われます。
(なぜなら、ビジネスをしている人は1年先まで計画などが埋まっていたり、視野に入っていることが多いからです)
次に、「未来2、現在6、過去2」であれば、そこそこ未来の計画は立てているけれど、「今に集中、今を生きている人」であり、過去はたまに振り返る程度の人となります。
そして、「未来1、現在2、過去7」であれば、未来と現在にあまり重きを置いておらず、「過去を振り返り、懐かしむか、過去の栄光を思い出すか、悔やんでばかりいる人」かもしれません。
そかぁ。
あと、捉える対象によってこの割合は変わるよね?
はい。
そうだね。
例えば、キャリアプランでいえば、未来の比率が高くなります。
娯楽であれば現在の比率が高くなります。
失恋であれば過去の比率が高くなる、といった具合です。
あとさ、その人の年齢によっても割合は変わるよね?
(今日は頭が冴えてる?)
はい。
20代の若者であれば未来のことはそこまで考えず(老後のことは考えない)、現在を生きているでしょう。
30代で家庭を持てば未来のことを考えることが増えます。
60代・70代の人であれば未来についてはほぼ考えず、現在や過去ばかりが占めるかもしれません。
ここで、年収100万の人が幸せになる方法論に戻りますが、意識・精神を変えることが必須条件となります。
世の中において、比較をすることが不幸への始まりです。
例えば、僕たちは過去、比較をされまくって生きてきました。
受験、就活、婚活、出世・年収、地位、ルックス、運動能力など、数え切れないぐらい比較されてきたよ。
そんな比較社会(ネット社会になってさらに加速)なら、「比較するな!」というほうが無理だよ。
はい。
比較社会において、幸せな人は他人より抜群に秀でている部分がある人です。
そういう人は勝ち組なので幸福感を感じやすいですが、一部の人であり、大半の人は特に秀でている部分はありません。
そんな比較社会において、幸福の勝ち組になりやすい人は、マイルドヤンキーです。
なぜなら情報にそこまで触れていないですし(比較をしない)、濃密な人間関係でつながっているからです。
マイルドヤンキーは年収はそこまで高くないけど、家族を持ったり、人間関係も濃密で、勝ち組との比較もしないので、幸せそうだね。
はい。
幸せになりたいなら、まずは他人との比較をやめることです。
(SNSを見ても「そういう勝ち組もいるんだぁ、感覚」)
次に、多くを求めない、つまり「足るを知る」、小さなことで満足できる自分になることです。
年収100万の人が幸せになるなら、この意識・精神を変えることは必須項目です。
そして、以下の要件を満たす必要があります。
・ | 世間体も気にしない |
・ | 「人は人、自分は自分」 |
・ | 足るを知る |
・ | ネット社会でつながりを作る (人間関係) |
・ | 格安のネットサービスを娯楽・趣味とする |
・ | 将来に向けて稼ぐための努力はし続ける (希望を持つ) |
これに加えて、過去の自分とも比較をしないことです。
未来・現在・過去の割合の話をした理由はここにあります。
過去に良い思い出がない場合、過去は捨てましょう!
そして、過去の自分との比較もやめて、現在・未来に意識を向けるのです。
けっこう厳しい道のりで、悟りを開く必要がありそうだね。
はい。
あくまで「年収100万の人が幸せになる方法」であって、本来なら、年収800万(600万でも良い)に向けて努力するのが幸福への道です。
でも、年収800万であっても、嫌な仕事をしていて、余暇がほぼなかったら、そこまで幸せじゃないかもしれないね。
はい。
年収600万ぐらいで、得意か、そこまで嫌いじゃない仕事であり、健康で、濃密な人間関係を構築できていれば十分でしょう。
ミニマリストになり(節約志向)、将来、FIREを目指してもいいかもしれません。
他にも「役割を与えられて生きていると思うこと」なども考えられます。
どういうこと?
極端な話だけど、遺伝的な能力を可視化し、数値化し、それを全国民が知ることです。
そして、自分は「この職業が向いている」と判定されたら、「その役割を全うする」という思考実験のことです。
人は役割をこなしている人を評価します。
親の役割、政治家としての役割、俳優・アイドルとしての役割、脇役・悪役・暴露系Youtuberガーシーのようなダークヒーローの役割、コンビニ定員としての役割、など多数あります。
好きな仕事ややりたい仕事ができないのならば、役割を全うすれば評価されて、「それでいい」と思えたら、「ある意味、幸せなのかもしれない」って理屈です。
そうなのか。
中には反発して、猛烈な努力で、社会や他人から役割を押し付けられるよりも自分で道を見つけ出す人もいるかもしれないけど、かなりの根性が必要だね。
はい。
現代では自由恋愛が基本だけど、昔のようにお見合いで半ば強制的に結婚させられていたほうが自分で最適な人を探すよりも楽で幸福だったかもしれないのです。
以上、「年収100万で幸せになる方法」を考えてみましたが、いかがだったでしょうか?
参考になる人がいれば幸いです。
ミニマリスト(節約)こそが、年収100万の人には大事でしょう。
僕の以下のブログも参考にしてみてください。
年収100万なら、かなりの節約思考が大事だね。
今後、年収200万円時代が到来するかもしれないから、他人事じゃない。
節約を意識していこう!
ではこの辺で。(4327文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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