どうも、太陽です。(No75)
突然ですが、前回の記事で、2020年のセンター国語を解いて、結果を発表しました。
共通テスト現代文難しい論「センター国語試験(共通テスト国語)の弱点、盲点」PART2
詳しいプロセスの説明は記事を読んでほしいのですが、結果だけ紹介します。
評論文(50点満点) 22分使う。36点。
小説(50点満点)。22分使う。31点。
100点満点中 67点。
これが、2020年のセンター国語(評論、小説)の試験結果です。
そして、2021年はさらに酷い有様となりました。
以下、結果報告などをしていきます。
興味がある人は続きをお読み下さい。
1 2021年の共通テストの国語試験の結果報告。
結果は以下になります。
26分、使いました。
12問中8問正解でした。
間違えた問題は、6問目、7問目、8問目、10問目と配点が多い問題でした。
つまり、漢字問題はパーフェクトで、その他の設問では3問しか正解していないのです。
結果は、26点でした。
2択まで絞り込んで間違えた問題もあれば、イマイチよくわからない設問もありました。
今回に限って言えば、自信を持って答えられた設問のみ、正解でしたね。
迷った設問はことごとく外しました。
次に、小説です。
19分で解き終わりました。
9問中、5問正解でした。
間違えた問題は、16問目、17問目、20問目、21問目です。
18問目と19問目という配点が高い問題を正答できたので、結果は25点でした。
これも2択で迷った問題はことごとく外しました。
100点満点中51点でした。
7割どころか、5割ぐらいですね。
ちなみに、共通テストという名前ですが、実質、センター国語とほとんど同じでした。
僕は前から言っているように「センター国語とは致命的に相性が悪い」と主張していますから、やはりこのような結果になりました。
今年はやや難化したのでしょうかねー。
2 2022年の共通テストの国語試験の結果報告。
結果は以下になります。
21分、使いました。
11問中8問正解でした。
間違えた問題は、8問目、9問目、10問目と配点が多い問題でした。
結果は、30点でした。
次に、小説です。
24分で解き終わりました。
8問中、5問正解でした。
間違えた問題は、12問目、17問目、19問目です。
結果は、32点でした。
100点満点中62点でした。
2021年度より、若干、健闘して、6割を超えました。
(しかも、今年はやや難化したようなので、いつもより健闘でしょう)
僕が2020年、2021年、2022年を通して、国語の問題を解いて感じたことを以下に書いていきます。
3 センター国語(今の共通テスト国語も含む)は、ASDほいほい試験である。
「センター国語(今の共通テスト国語も含む)は、ASDほいほい試験である」というテーマで書いていきます。
1 生まれながらの障害。発達障害。
自閉症スペクトラム障害(ASD)
「脳はみんな病んでいる」という本によれば、以下のように書かれています。
本当かどうかは別として、「東大生の3〜4割は自閉スペクトラム症だ」と主張する人がいます。
著者も、東大卒でして、「経験からあながち間違っていない」と言っています。
「大学教授はそもそも全員発達障害だよね」と笑い飛ばす精神科の先生もいたそうです。
高機能自閉スペクトラム症の人は、知的な障害はありません。
少なくとも人口の1%程度はいて、東大や京大あるいは医学部に限ると少なくとも10%、人によっては30%以上該当するそうです。
高学歴はASDの巣屈なのですね。
さらに、この本の著者である、脳科学者の池谷裕二氏と、作家の中村うさぎさんが「自分たちはASDなのでは?」と疑っており、ドクターに診断を受け、結果まで載っているというおまけつきの本です。以上、ここまで。
気になる方は本を読んでみてください。
「高学歴はASDの巣屈」という表現を僕は使いました。
(東大生の3〜4割がASDの可能性があるらしいですからね)
「大学教授は全員発達障害だよね!」と言う人もいるぐらいなのですね。
つまり、このことから何が言えるかといえば、大学教授が作った試験なら、当然、自分と似た人物を欲するので、「ASD体質である大学教授目線から作るセンター国語試験は、ASDほいほい試験になってしまう」、という主張につながります。
そもそも、微妙な選択肢を嗅ぎ分ける能力って、「かなり細部にこだわる人じゃないと、きつい」です。
しかも、そこに「短時間で!」という時間制限がつくので、余計に難易度が上がります。
(いわゆる情報処理能力が求められます)
ASDの人は、とにかく細部にこだわります。
僕からしたら、「そんなにこだわるの?枝葉末節じゃない?」という点までこだわります。
そういう傾向がセンター国語に見事に表れているのです。
「細部にこだわる人材が欲しい」「なぜなら、それが大学教授であり、ASD体質でもあるから」ということです。
別に細部にこだわることを否定はしませんが、意味のないこだわりは無意味です。
で、センター国語なんて、実社会で活きるような「実用性のある試験じゃない」のです。
こだわるところを間違っている試験ですね。
例えば、今回の評論文や小説を読みこなせたからといって、または9割ぐらいの高得点を取れたからといって、「それが何か役に立つのですか?」という大きな疑問が僕にはあります。
センター国語については「高得点を獲得できようが、ほとんど無意味である」と僕は思いますが、共通テストの英語については「確実に速く読める、聴ける英語力がある証明」となるでしょうね。
ところで、僕は英語の2021年の共通テストを解きました。
100点はリスニング、もう100点はリーディングで、200点満点です。
そのうちリーディングだけ解き、結果は37点でした。
4割も到達しませんでしたが、なんと前回の2020年のセンター英語の試験が200点満点で66点だったことを考えると、「前より健闘した可能性が高い」です。
200点満点で66点ということは100点満点なら、33点ですからね。
そして、今回の共通テストの英語は難化ですので、37点取れたということは、問題の難易度がかなり上がったのに、2020年のセンター英語より少し点数が上がったのだから、「皆が点数が落ち、僕だけ維持したので、健闘した」と言えるのです。
まぁリスニングが100点あり、僕はリスニングが壊滅的なので、「意味ない」といったら意味ないですけどね。
「英語力は少なくともある!」と証明できるのが、共通テストの高得点者でしょうね。
前のセンター英語のときより、僕は解きやすくなった感があります。
「努力すれば上達するのでは?」という希望を感じさせる今回の英語の共通テストでしたが、その理由として「TOEICに似ている」という意見があり、民間試験に似ていたからかもしれません。
ちなみに、2020年のセンター英語の試験については、以下の記事に書いています。
大学受験は才能?「2020年センター英語試験を解いてみた」
ではこの辺で。(2999文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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