どうも、太陽です。(No80)
突然ですが、皆さんは、「コンテンツビジネスやファンビジネス」に興味がありますか?
どちらのビジネスでも共通しているのは「ファンを獲得すること」です。
ファンとは、無料のファンもいれば、有料ファンもいます。
他には、圧倒的多数の無関心層(中立層)と、少数のアンチ(敵)もいます。
今回は、タイトル通り、「コンテンツビジネス・ファンビジネスをやる上で、濃いファンをいかに獲得するべきか?」という点について考察していきます。
興味がある人は続きをお読み下さい。
1 濃いファンは日本全国にどれくらいいるか?問題。
まず、「濃いファンは日本全国にどれくらいいるか?問題」があります。
この点について、「サブスク有料モデルで、個人で最大の有料会員を集めたメンタリストDaiGo」、または「全国的な広告マシンであるTV局による宣伝による音楽ビジネス」という視点から、分析していきます。
メンタリストDaiGoはYouTube会員が228万人いて、Dラボの有料会員が28万人ぐらいだとしたら、10%の成約率であり、驚異的な数字になります。
(メンタリストDaIGoはDラボの会員を非公開としていますが、「おそらくそれくらいはいる」という推測です)
次に、音楽業界は「AKB48系や、ソニーの乃木坂46系などの集団アイドル系」、「嵐などのジャニーズ系」が主に売れ筋になっています。
それ以外はOfficial髭男dismや米津玄師などの本格派が少数、いるぐらいです。
かつては、本格派の歌姫達がいました。
鈴木亜美、安室奈美恵、宇多田ヒカル・浜崎あゆみ、YUI、倖田來未、西野カナなどの流れになっています。
今、国民的歌姫はもういないのでないでしょうか?
ちなみにかつての歌姫、西野カナのCD売上で、絶好調のときの「トリセツ」というシングルでも、約7万枚ぐらいなのです。
TV局という日本最大の宣伝マシンで、大々的に宣伝されて、この結果です。
日本の人口が約1億2600万人いて、CDシングルの売上が約7万枚くらいです。
これは「有料の濃いファンの数字」とみていいでしょう。
(CDアルバムだと、アルバムだけ買う層がいて、20万枚以上に増えます)
約1億人の1%が100万人です。
0.1%が10万人ですから、約7万人の濃いファンは、約0.1%ぐらいです。
ところで、メンタリストDaiGoは、実はファンビジネスというより、「有益な情報を売るサービス」なので、厳密にいえば顧客層は違います。
で、メンタリストDaiGoの成約率が約10%と異常に高いのは、「有益な情報を売るビジネスだからだ」と僕は捉えています。
(他には活字じゃなく、「聴覚に訴える」のが功を奏しています)
音楽ビジネスは、エンタメであり、有益な情報じゃなく、楽しませる、まさにファンビジネスです。
(しかし、「音楽という芸術作品だけを求めているか」、もしくは「ミュージシャンという人物の人格まで崇めているのか」は不透明です)
この事例から見ても、「濃いファンを作るのは相当に至難の業だ」ということが分かります。
約0.1%の人しか、「全力でファンを楽しませようとしても、ファンにならない」という事実があるのです。
大半の人は無関心層(中立)であり、または「超少数のアンチ(敵)がいるだけの構図」になります。
そう考えると、アンチは基本的に無視し(悪質な場合は法的措置)、無関心層は敵にはなるべくせず、中立のままでいてもらい、その中から「0.1%の本当の濃いファンに選んでもらう」ことが重要ということになります。
もちろん、無料のファンはもっと大勢います。
(1%ぐらい、つまり100万人ぐらいは獲得できるでしょう)
格言として、「全力でファンを大事にする姿勢を示し続けても、有料のファンになるのは0.1%くらい、つまり10万人レベル」を残しておきます。
僕らにできるのは「全力でファンに向けて、ギブするだけ」なのです。
酷いアンチには時には法的措置で対抗し、無関心層まで敵にしないよう、なるべく気をつけ、「ファンに有料課金し続けれもらえれば」ビジネスは回ります。
焦点は常に「自分の濃いファンに向けて」です。
次に、「濃いファンをいかに獲得するべきか?の手法」を僕なりに考えてみました。
2 濃いファンをいかに獲得するか?
ファンになってもらうための手法をいろいろな視点から述べていきます。
a ファンになってもらうには?歌手と本に限定。
「ファンになってもらう」とは、歌手やゲームやブログや本など多数がありますが、とりあえず、歌手と本に限定して、書くことにしますね。
(他の分野にも、応用可能だと思いますが)
歌手の場合は「デビューから最低3曲は連続して、質の高い曲を出さないとマズイ」と思います。
1曲目が良くても、2曲目がイマイチだと、ファンにならず、離れてしまうのです。
これが最低、3曲は続けば「この歌手は良い曲を出すからチェックしよう」とか、「ファンになりたいな」とか思うようになります。
3曲全て、完璧にその人のツボにはまれば、ファンに昇格するかもしれませんが、「質の高い曲だな」程度だと、まだ、「チェック対象にしよう」という段階に、留まるかもしれません。
本も同じです。
1作目から連続して、最低でも3作目までは、質の高い本を出さないと、「上記のような構図にならない」と思います。
ファン、固定客になってもらうには、質の高いモノを連続して出す、必要があるのです。
そして、売れっ子になったら、ある程度は質の低いモノを出しても、「まぁ、たまたまハズレたんだろう」と許容してくれます。
僕は東野圭吾さんのファンなのですが、ハズレ作品があっても「たまたまだろう」と思っています。
過去のたくさんの名作が、そう思わせるのです。
b ブログの例。
ブログでも、読者が継続的にこのブログをチェックしたいと思わせるように、連続して質の高い記事を量産しないと「固定ファンにはならない」と思われます。
1記事や数記事だけ質が高いだけでは「定期的に、または、毎日チェックするような固定客、ファンになってくれない」と感じます。
または、ブログの場合、かなり権威が重要な気がします。
まず、人は限られた時間内で、情報収集をします。
そして、その限られた時間の中で、例えば僕のブログなら「かなり優先順位の高いチェック対象」に入れてもらえないと、定期的にチェックしてはくれないのです。
定期的にチェックしてもらうには、質の高い記事を量産する必要があります。
ハズレがあまりにも続くと、「この著者はダメだ」となり、チェック対象から外れるでしょう。
c 権威とは?
権威とは「この著者は実績を上げており、読むに値する内容の文章なのだ」と思ってもらうという意味です。
ただでさえ、人の時間は限られている上に、さらに、他人の文章を熱心に読む人は少ないのです。
また、権威とは、知名度とも言い換えられます。
つまり、「皆が読んでいる」ということです。
「皆が読んでいるから、最低チェックしとかないとマズイ」、または「パクったと思われるとマズイ」という動機から、読まれることもありえます。
果ては、売れている人だから取り入って、リツイートや紹介してもらおう魂胆の人も、出てきます。
売れた人は、ますます売れるのはそのためです。
内容は軽視され、「「売れている人」が読まれているわけではない」という、残酷な事実があります。
よって、権威がかなりないと、わざわざ定期的に読んでもらえないというわけです。
権威や知名度が確立すると、上記の理由から読んでもらえるようになり、立場上、有利になります。
権威がない場合、「このブログは自分にとって価値があり、役立つ情報満載で、定期的に更新してくれる」となれば、チェックしてくれるでしょう。
d 僕の場合&ブログ営業の話。
僕も限られた時間の中で、情報収集しているわけですから、よほど自分にとって役立つ情報を提供してくれるブログや本じゃないと、チェック対象に入れません。
これは僕自身にも当てはまりますし、読者の方にも当てはまります。
さらに、ブログ限定ですが、営業(と僕は呼んでいます)が必要かもしれません。
つまり、ツイッターで相互フォローをしたり、いいねをつけたりして、「相手に見てますよ!」とアピールし、なおかつ、相手に自身のツイッターやブログの存在を知ってもらうという手法です。
世の中、「泥臭い営業は必要だ」と思います。
e 宣伝と営業は違う。
一部の有名人はメディア(TVや新聞や雑誌など)で取り上げてもらう、つまり宣伝ができます。
宣伝と営業は違います。
宣伝は効率よくアピールできるのに対し、営業は訪問系なため、泥臭い実行だからです。
しかし、ブログでもコンテンツが本当に良いのであれば、営業を行い、「自身のブログを認知してもらうきっかけ」になります。
僕はまだコンテンツを作ることばかりに集中し、営業をあまりやっていませんが、必ずやるでしょう。
もちろん、「いいね」をつけるといっても、やみくもにつけるだけでは相手も察知し、迷惑がられます。
ですので、ある程度は自分のフォロワー、ファンになってくれそうな人限定で「いいね」やフォローをするのが賢いと思います。
f 天才の定義と僕が洞察したこと。
ここで、天才の話に移ります。
(いきなり話が変わりますが、ついてきてください)
天才とは、「その時代において、難易度が高く、人類への貢献度が高い分野で、最も高い到達点に達した人のこと」だと僕は定義します。
しかし、気づいたのですが、最も高い到達点にその時代において、一度でも到達したら、天才と言ってもいいのでしょうが、「何回も到達する人も天才」だと感じました。
つまり、量産するということです。
小室哲哉さんなら、ミリオンヒットを連発し、東野圭吾さんなら、ヒット作を連発しています。
ボクシングなら、この前敗れましたが、12回世界チャンピオンになった山中選手も天才でしょう。
つまり、量産がポイントというわけです。
ブログ運営が難しいのは、「天才的に量産しないといけないから」です。
一発屋や少ない良記事程度なら、そこまで難しくないですが、長期に渡って、良記事を量産しないといけないのです。
なので、発想が浮かばなくなったり、「ネタ切れ」や「疲れた」など、または「読者がつかない、採算性の問題」などで、ブログ更新が続かなくなり、「皆、やめてしまうのだ」と思います。
ブログの世界は「量産できる人が最低条件」です。
いや、クリエイターなら、ほとんどの分野で該当するでしょう。
一発屋の場合、相当売れないと、一生分は稼げません。
このように、ファンになってもらうには、「人の限りある時間の中で、選んでもらう対象に入り、そのために権威が必要だったり、天才的に量産しないといけない」という結論になります。
クリエイターの世界は、量産が最低条件ですから、「楽しいだろう」と思って入ると、「意外ときつい世界だな」と感じる人が多そうな印象です。
以下、これまで書いたことをまとめますね。
1 | ファン、固定客になってもらうには、質の高いモノを連続して出す、必要がある。 |
2 | 人は限られた時間内で、情報収集をするので、権威性で目立つのが大事。 |
3 | 皆が読んでいる、売れている感を出すのが大事。 (鬼滅の刃は典型例でしょうね) |
4 | 宣伝と営業の違い。 |
5 | 天才的?に量産しないといけない話。 |
上記で出したメンタリストDaiGoのYouTubeと、音楽ビジネスの話でいえば、宣伝になります。
泥臭い訪問営業は両者ともしていません。
ここで、ツイッター営業の話をします。
Xに変わってから、システムが変わり、この手法はそこまで通用しなくなっているのでご注意を。
ツイッターで、以下の条件を満たした人を積極的にフォローする作戦です。
1 | 最近、活動をしている。 (活動してない人は存在してないのと同じですし、フォロバもしません) |
2 | 例えば、フォロー人数200人、フォロワー3000人のような極端にフォロワー数だけ多い人はフォローしない。 (明らかにフォロバを返さない人だと思われるので) |
3 | フォロバを返してくれそうな人を僕の感覚(直感)で、フォローする。 (プロフィールを見て判断) |
あとは、フォロバをたとえ返してこなくても、認知はされる可能性があります。
で、ブログを1記事でも踏んで読んでもらえたら、固定読者に引き込めるかもしれません。
(そういうつもりで、入魂の記事しか、書かないようにしています)
ツイッターでも、定期的になるべく面白いツイートをしたり、有益なリツイートをして、「この人をフォローすると面白そうだし、役立ちそうだ!」と思われるようにしています。
ところで、以前、戸上軍団の部屋のフォロバ企画をやっており、参加しましたが、濃い読者が集まるかは不明です。
なぜなら、こういうフォロバ企画は、相手のプロフィールはほぼ見ずに、フォロバだけ機械的にする人ばかりだからです。
見かけのフォロワー数を増やす目的ならありかもしれませんが、僕の狙いである濃い読者は集まりそうもありません。
まぁ見せかけのフォロワーを増やすのも最低限の策ではあると思うので、一応、実行します。
(とはいっても、戸上軍団の部屋で、フォロワー0人から、一気に100人以上にまで増えたのでかなり感謝です)
僕の特殊なファン獲得法の事例を述べましたが、一般的に言えば、以下の手法になるでしょう。
1 | 泥臭い営業より、宣伝の方が効果的。 (YouTubeなど) |
2 | ツイッター活動は外注可能なら、それもあり。 (よくある、中の人、というやつです) |
3 | TVなどの大手メディアを利用できるなら、それもあり。 |
4 | 本の出版(Kindleもいい)も効果がありそう。 |
基本的に全部、1人でやるのはかなりきついです。
限界を感じている人は、仲間探しをするのもありかもしれません。
ではこの辺で。(5635文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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