どうも、太陽です。(No201)
突然ですが、前回の記事は以下です。
年収が低くても幸せな人たち「受験偏差値、就職偏差値ではなく、幸福偏差値に沿って生きる!」
前回の記事では、ステータスゲームに明け暮れる人たちを理解した上で、「幸福偏差値という概念を発明し、それを元に生きよう!」という話でした。
また、人が幸福な状態とはゾーンに入ったときだと言いました。
ゾーンに入ることを楽しむのが幸福偏差値の高い人の特徴です。
ですが、ゾーンとはフロー状態とも言えますが、本当にフローに長い状態入れる人は生活に支障をきたします。
没頭しすぎて、何十時間も経つからです。
僕はフロー状態に入れないからこそ、「フロー状態を理想」と示しましたが、それは実態を知らないからこそ言えたことでした。
そこそこのフロー状態に入ることができる程度がちょうどいいのかもしれません。
加えて、以下の見栄や世間体を捨てよ!と書きました。
・ | 「結婚・子持ちが全て」という価値観。 |
・ | 「金持ちが勝者」という価値観。 |
・ | 「友人が多ければ幸せ」という価値観。 |
・ | 「高級時計やブランドモノを持てば幸せ」という価値観。 |
・ | 「モテれば幸せ」という価値観。 |
・ | 「頻繁に旅行に行ったり、頻繁に高級で美味しいモノを食べたら幸せ」という価値観。 |
まとめると、実力と人格を養成し、コミュニティ内での貢献や評判を獲得(この価値観を理解できる人とだけ付き合う。異性含め)すれば、「幸福偏差値が高い人」になります。
資本主義(年収と異性獲得)に重きを置きすぎていた僕は金と異性が手に入らなくて疲弊しており、もがいた挙げ句、幸福偏差値の概念にたどり着きました。
「ベストを尽くしてきた、または積み上げてきた過程・過去は自分自身で認め、それを誇りにした」というふうに、自分自身を認めたのです。
加えて、ダイエットと筋トレもメンタルに効果がありました。
しかし、これらの策を講じても、イマイチ完全に吹っ切れていないと感じたので、今回は続編的な立ち位置の記事になります。
興味がある人は続きをお読みください。
1 記事の引用・まとめと前置き。
まず、以下の記事を貼りますね。
お金と幸福についての関係がよくわかる記事です。
この前提知識がないと、今回の記事が理解できなくなるので、読んでください。
https://forbesjapan.com/articles/detail/68358
やっぱりお金はあったほうがいい? 「幸福感」のもとになる3つの社会的比較
簡単に引用・まとめします。
当たり前の結論ですが、収入が高い人ほど幸福感が大きいのに対し、収入の低い人のグループでは幸福感が小さい傾向があることがわかりました。
また、主観的な社会経済状況の評価が低い人は「他者よりも機会や資産に恵まれていないと感じ、それが怒りやフラストレーションを生んでいる可能性がある」といいます。
個人の主観的な社会経済状況は「上方比較」と「下方比較」があります。
「同等比較」(自分とバッググランドが近い。遠くの有名人より、身内)は幸福感に大きな影響を及ぼします。
また、自己肯定感は主に「人生をどう送ってきたか」という自己評価に根ざしています。
ということは、自分自身や自分が達成したことに対するポジティブな評価は、収入の水準にかかわらず、幸福に欠かせないものといえます。
また、「人生の重要ななりゆきを自分の力でコントロールできる」と考えているかどうかが、幸福感に大きな影響を与えるといいます。(これらは収入や社会階級が影響します)
著者は以下のように言っています。
「社会システムの下の方に位置するということは、不測の事態、脅威、災難の増加や、社会的支援、将来の機会の減少、そして保護、権力、人望レベルの低下と、結びついていることが多い」と。
そうした状況は、コントロールの感覚や自信、独立心の低下を招き、「社会経済的目標を達成できる」という確信が得られないことにつながり、それが全体的な幸福に影響を与える場合があるとも。
まとめとして、富だけでは幸福は保証されないのは当然ですが、社会的比較の結果として生まれる自己認識が幸福に影響しているといえます。
幸福への道は、他者比較(上方、下方、同等)は問題ではなく、収入の増加だけでなく、「人生のあらゆる段階で自分が達成したことに対して、どれだけ価値を置くかという点にある」ということでした。
僕が年収が低くても幸せになりたいなら「世間体や見栄を気にすることを放棄しろ!」と言ったのは他者比較(上方、下方、同等)から解放されるためです。
しかし、社会システムの下(だいたい収入も低いし、尊敬もされない)に位置していたら、人生がきついわけです。
そこから脱却するには、実力と人格を高めて、特定のコミュニティ内に居場所を見つけるのが大事なのです。
そして、いろいろと手段はありますが、筋トレとダイエットと節約は「王道手段だ」と考えます。
資本主義から逃れるには、節約ミニマリストになり、少ない支出で回せるように生活防衛した上で、自由時間を確保し、生産的な活動に充てるのが弱者が取りやすい道です。
強者のように、起業や投資はなかなかできませんからね。
(投資するにも、ある程度の種銭が必要です)
ちなみに、以下の記事に資本主義と共産主義についての是非が述べられています。
現状、資本主義はベターだと思いますし、個人で資本主義から逃れるには節約ミニマリスト路線でしょうね。
以下の記事に、資本主義においての資産構築に多少寄与するでしょうが、落とし穴も多い新NISAについて書かれていますので、読んでみてください。
2 価値観に沿って自分の評価基準を作り上げる
では、いよいよ、本題に入ります。
これらの手法を取った上で、さらに僕が最近、開発した人生の生き方の方針を解説します。
それは「自身の価値観に沿って自分の評価基準を作り、それを元に行動する」です。
例えば僕の場合、以下のような評価基準を持っています。
人生目標。
・ | 「自身のリソース最大化」 |
・ | 「確固たる実力をつける」 |
「リソース最大化」については詳しくは以下の記事をお読みください。
本当の頭の良さとは何か?2 「リソース最大化力」
人生目標を達成するためのKPI(目標・ゴールに対する達成の度合いを測るために置かれる指標)として、以下があります。
・ | 日々の努力量(質も)や練習を多くする。 |
・ | 賢い意思決定をする。 |
日々の努力量(質も)や練習をこなせば、確固たる実力確立への道につながるでしょう。
井上尚弥も「負けるのが怖いと不安」になったら、猛烈な練習で打ち消すそうです。
いろいろな日々の嫌なことも忘れられますし、余計なことを考えなくなりますので、メンタルに良いです。
さらに、実力を身につければ一目置かれる存在に近づけて、金にもつながるかもしれません。
賢い意思決定をするのはコスパ・タイパ・効率・合理主義の僕にとって日々の課題です。
賢い意思決定の精度を上げるトレーニングを積むのはもはやゲーム感覚です。
「リソース最大化」の価値観に沿った行動であり、上手くいく回数が多いと、自己肯定感が上がります。
しかし、努力量の増加とコスパ・タイパ概念は相容れません。
これは僕があまりにも体力がなく、過去、省エネで生きてきたので、「もう少し努力の絶対量を増やしたい」という思いから、入れたKPIです。
この2つを日々の行動指針にしており、他にもいろいろな行動は状況に応じて柔軟にとりますが、基本方針が固まっていると悩む回数が減ります。(ユーモアやいい意味での適当さが課題です)
またはもっと抽象化すると、以下の構図になります。
強く生きていく(実力養成) → そのために「自己責任、自己防衛、リソース最大化」という概念と、日々の努力量(質も)や練習を多くすると、賢い意思決定をする(コスパ、タイパ、効率、合理主義)と、知識武装(読書や勉強や情報収集やフィールドワーク)と、健康的な生活を送る(筋トレ、食事・睡眠・運動、酒・タバコ・ギャンブルをやらないなど)があります。
ちなみに、読書は幸福というか、充実感や達成感に似ています。
苦しいことを乗り越えた先にある知識獲得という達成感です。
読書スピードも遅いし、目も疲れるけど、ためになるから読んでいるわけで、勉強みたいなものであり、娯楽ではありません。
読書(勉強)すると、生きるための知識(武器)がどんどん増えていき、それが強くなった気がして楽しいのです。
生存のための、もしくは有利に生きるための知識武装という意味合いが強いです。
だから、武装にならないもの、役立たない読書(勉強)はしません。
読書は投資であり、負荷を伴うので。
僕は思想はあまりないですが、プラグマティズム(実用主義)の考えは好きで、学ばせてもらっています。
また、僕は完璧主義を患っており、早急に直さないとマズイと感じたので、メンタリストDaiGoのDラボの「完璧主義の取説~他人の期待から自由になる方法」を見ました。
学んだことは以下です。
・ | 他人からの過剰な期待に応えようとしない。 |
・ | ある程度の適当さを保持(失敗や完璧を求めて行動しないを防ぐ) |
・ | 行動量こそが大事なので、筋トレや読書にせよ、完璧を求めない。 |
・ | 人付き合いもそこそこ適当でいい。 |
確固たる実力を身につけるのが最終ゴールなわけで、そのためには猛烈な努力量(練習)が不可欠です。
猛烈な努力を積み重ねるには、適当さが大事なのです。
また、自分の中で培われる実力が一番大事なので、他人の目は気にしません。
これらをDラボから解釈して、学びました。
努力量を積み重ねるには、適当さですね。
あとは効率や最適解を意識は引き続き、行います。
KPIを努力量に設定したのはこういう理由からでした。
どれだけ努力・練習(質と時間)をこなしたか?です。
こうすれば他人の期待や評価に惑わされなくなり、確固たる実力構築へ近づいていきます。
もちろん、戦略(方向性)が超重要なのは言うまでもありません。
また、僕の事例ではなく、他の人の事例で考えてみます。
(人生の目標もKPIも人それぞれだからです)
例えば、努力をしたくない人は最終目標が「楽をして生きる」や「楽しく生きる」かもしれません。
その場合、KPIは「工夫をする」(上手い手抜きやライフハック発掘。コスパ・タイパ思考含む)や「楽しいことをする」になるでしょう。
自分の価値観に沿った行動基準が明確であれば、それを積み重ねると、自己肯定感が上がります。
「高い地位につく、出世する」(社長や首相など)が最終目標なら、KPIは「実力をつける」「リソース最大化」「出世につながる行動をする」になるかもしれません。
上記2つは前に述べた通りです。
「出世」に関しては人脈作りやふさわしい場所に行くなどでしょうか。
お笑い芸人は、それで生きているなら、「多くの人を笑わせて幸せにする」が最終目標でしょう。
KPIは「上手く笑わせた回数」「すべてをネタ(笑い)に変える」などでしょうか。
ただし、人を不快にした場合、反省する必要があり、やはりユーモアはセンスが必要です。
「人生のあらゆる段階で自分が達成したことに対して、どれだけ価値を置くかという点にある」とありましたが、自身の価値観に沿って自分の評価基準を作り上げ、そのとおりに実行したら、他者比較が減り、自己肯定感が上がり、生きやすくなると思いました。
または、以下の記事にあるように、幸福は「脳内物質・ホルモンの影響の結果だ!」という主張もあり、「これらをいかに分泌させるか?」という路線も役立つでしょう。
加えて、経営やビジネスの世界では、ゴール設定やKPIは以下の記事のようになっています。
成果(アウトプットなど多数)と結果(数字の売上など)を優秀な経営者は明確に分けて述べているとのこと。
また、マネジャーにしては絶対ダメな人の特徴が以下の記事に書かれていて、非常に参考になります。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f55fc00786dec23a3a474625f66230e72ee912d5
マネジャーにしては絶対ダメな人の特徴「ベスト10」発表!
以上、エッセイのような内容でしたが、参考になったなら幸いです。
ではこの辺で。(4249文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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