どうも、太陽です。(No183)
突然ですが、「目的のためには手段を選ばない」と聞いて、寒気を覚えた人もいるでしょう。
ですが、僕は「弱者はそもそも手段を選んでいられない」、つまり「美しい勝ち方や美学を貫けない」と思うのです。
今回はこのテーマについて語るので、興味がある人は続きをお読みください。
1 自分を大切にする、自分を好きにならないと相手からも大切にされない。
まず、「目的のためには手段を選ばない」の話をする前に、「自分を大切にする、自分を好きにならないと、相手からも大切にされないのでは?」というテーマについて書きます。
「自分を大切にする、好きになる」というのは非常に曖昧な言葉です。
実際には自分の価値観、性格、外見、能力など多様な評価軸について、自分を好きかどうかが加わります。
つまり、「自分をどれだけ好きか?」を7点満点で測るとして、大雑把に、価値観、性格、外見、能力の4つで点数をつけるとしたら、僕の場合、以下になります。
(主観で答えてかまいません)
・ | 価値観の好き度6点。 |
・ | 性格の好き度6点。 |
・ | 外見の好き度2点。(醜形恐怖症レベル) |
・ | 能力の好き度6点。 |
他にもトーク力、接客力、数学的能力、スポーツなど評価軸は無数にあります。
また、以下の記事には、もっと信憑性がある質問で、自信度を測れます。
僕の結果は以下です。
(7点満点)
・ | 総合4.1。 |
・ | 見た目への自信2.5。 |
・ | パフォーマンスへの自信6点。 |
・ | 社会でうまくやっていけてるかどうかの自信4点。 |
さらに、以下の記事では、マネースクリプトというお金への価値観も測れます。
僕の結果は以下です。
・ | ややお金嫌い24点。 |
・ | お金大好き35点。 |
・ | お金は地位の象徴派26点。 |
・ | お金に警戒派35点。 |
「マネースクリプトの高低がどのように影響を与えるか?」は以下の記事に詳しいです。
このように自分のことを好きになるポイントについても、かなり多様性があることがわかります。
そして、あらかじめ、自分の好きな点、嫌いな点、得意な点、苦手な点などを自己分析しておけば、他人から指摘されても、「その通りだね」とある程度、合点がいき、「傷つきにくくなる」と感じます。
免疫が出来上がるのです。
(もちろん、すべてで苦手な点を受け入れられるわけではないでしょうが)
また、2対6対2の法則を覚えておけば、さらに傷つきにくくなります。
どんな人にも、2割のファンがいて、6割の中立派、2割のアンチがいるという法則です。
(この比率は人気者や嫌われ者などにより、若干、変動します)
自分が完全なる正論を言っていて、落ち度がないのに叩かれたり、嫌われたなら、2割のアンチの意見だと思い込めばいいのです。
また、評価者がいて初めて、その人の価値が定まります。
例えば、TV番組で、誰かがそこまで面白くないツッコミをしても、演出で会場での笑いが起こり、なんとなく面白い雰囲気を作ります。
Gravityという音声アプリで、いくら良いことを言っても、拾ってくれる人がいないなら、イマイチな意見に映ります。
(僕はそういう場面にかなり出くわしました)
良い聞き手・評価者がいてこそ、その人が輝くのです。
ですから、よい聞き手・評価者がいないか、アンチ2割に遭遇したら、スルーか、離れることをおすすめします。
「なぜ、こんな話をしているか?」というと、「自分を大切にする、好きにならないと、相手からも大切にされないのでは?」と悩んでいる人が多かったからです。
自分をどうしても好きになれない自己肯定感が低い人が特に女性に多いです。
商品を売るとき、「自社の製品が嫌いなのに、それを他人に勧めますか?」って話にもつながります。
自分を好きになり、魅力的になるように努力し、そのような状態なら、他人は基本的に買いたくなりますよね?
「自分を嫌いで、努力もしないで、他人から買ってもらおう」と思うのは愚かなことです。
ただ、主観的魅力と客観的魅力は異なり、自分のことを勘違いでも自惚れて好きになっている人はいて、それはそれで幸せだ(自己満足)と感じます。
自分を嫌いな人の欠点は、他人がわざわざ褒めてくれても、それを素直に受け入れられない点です。
自分のことを好きな人は、他人からの褒め言葉を素直に受け入れ、感謝するので、詐欺師でない良い人からは、「この人は感じの良い人だ」と受け取られやすくなります。
また、以下のような人も存在しました。
自分は底辺だと自覚している人がいて、「8割の人に嫌われている」と思っていますが、アンチ歓迎派なのです。
また、逆に期待されていないからこそ、気が楽に生きられると言います。
「自己肯定感が高いのか、低いのか」、よく分からない人です。
次に、自己肯定感は低いですが、「周りの大切な人が好き」と言ってくれているから、自信が持てているという人もいます。
周りの人で2人以上から、評価されたら、「その分野については自分の得意分野だ」と思うようにしているとのこと。
ただし、不快なことを言われたら、半信半疑になり、「自己評価が揺らぐ」とも言います。
僕は、「自分を大切にする、好きになる」というより、行動原理として「快か不快か、損か得か」で考えた方が「シンプルで使いやすい」と思います。
「快なことをなるべく選び、得なことを選べば自分を大切にした」と強引に発展させます。
不快なことを選び、損なことを選ぶのは滅びの道であり、自分を大切にしていないからです。
ただし、世の中には、不快なことでも得なことはたくさんあります。
例として、運動、受験勉強、仕事、嫌いな人の意見でも正論なら聞き入れたら得、など多数あります。
つまり、「快か不快か」よりも、「損か得か」の損得思考(合理主義)を第一優先にした方がいいことになります。
「損得の関係で語るなんて人情主義じゃない!」と言う人もいそうです。
ですが、家族主義の経営者は「皆、家族だ!終身雇用だ。年功序列だ」と言いながら、実際はやりがい搾取をし、途中で経営が悪化し、「リストラせざるを得なくなった」となります。
だったら、ビジネスの関係でいえば、最初から、欧米式のように、「給料分の働きをすればOKだ」「高給を望むなら、それなりの能力と貢献を!」の方がすっきりします。
話を戻します。
この知識を前提として、タイトルの「目的のためには手段を選ばない!弱者は美学を貫くことはできない」について述べていきます。
2 目的のためには手段を選ばない!弱者は美学を貫くことはできない。
そもそも、目的と手段の関係があり、目的と手段にはそれぞれ価値観があり、人によって違います。
目的(楽しいこと)があり、手段として(娯楽や好きなこと)ばかりする人もいます。
または目的(勝つこと、成果を上げること)であり、手段として(効率のよい、コスパのよいことや多少汚いこと)をする人もいます。
ロシアW杯での日本のポーランド戦でのパス回しは「勝つために手段を選ばない」という意味では優れています。
ですが、美学(美しさ)においては邪道だ!と議論の的になりました。
監督やスポンサーにとっては、勝つことが第一であり、パス回しを選手達に指示するのは合理的です。
選手達も、チームワークが大事であり、選手個人では不満が仮にあったとしても、逆らうことは難しいでしょう。
このような構図は至るところにあります。
守るべき家族のために汚れ仕事をせざるを得ない、または忖度せざるを得ない人達です。
美学や美しく勝つことは、強者しか実行できないのです。
日本がパス回しを選んだのも、弱いからであり、「仕方ない」と僕は思います。
守るべき家族がないか、かなりの金持ちであれば、正義に反する汚れ仕事などしなくて済みますが、それができない人達が一定数いて、弱者なのです。
さらに、以下の記事でも述べられていますが、強者(金がある)でなければ奢れないのです。
ここで、上記で話したことと繋がります。
「損か得か?」の損得思考は合理主義であり、一見、冷たいように感じます。
ですが、弱者は特に損得を重視しないと、やりがい搾取などに騙されて、大損をこきますよという話です。
ギブ&テイクの話は僕は大好きなのですが、ギブとテイクの割合は少なくとも5対5か、4対6(損して得とれ)は保ちたいところです。
3対7、2対8など「テイクばかりされている」と思ったなら、そういう相手とは即座に離れましょう。
関係を断つべきです。
弱者や一般国民は、僕の以下の節約ブログなどを参考に、コスパのよい生き方をして、自己防衛していきましょう。
贅沢品に慣れすぎると、生活水準を落とせず、金を失った時、一気に堕落の道へと突き進みます。
ひろゆきのように(本当かどうか知らないですが)、金持ちでも月に5万の生活をしていれば、「いつTV局に干されようが、何がおきようが」安泰です。
「美学を貫きたい、汚い行為に染まりたくない」と思うなら、強者になってください。
強者になる道として、地道に経済的・精神的強者になろうと努力をしつつ、節約思考・コスパ思考で、いつ干されても何が起きても「盤石な生活スタイルを確立しておくのがいいよ」とおすすめしておきます。
ではこの辺で。(4443文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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