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自己啓発本を胡散臭いと思っている方へ!「自己啓発本を不要にする成功法則」PART1

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どうも、太陽です。(No1)

 

突然ですが、自己啓発本を胡散臭いと思っている方がこの記事を読んでいることと思います。

確かに、自己啓発本は高額ですし、「翻訳本が多く、読みづらい」と僕は感じます。

しかし、自己啓発の思想や内容自体は最低限は理解しておくと「人生上、有利になる」と僕は考えています。

 

そこで、タイトルどおり、「自己啓発本を今後、読んだり、買ったりする必要性が薄くなる記事」を目指して執筆しました。

「このシリーズの記事さえ読めば事足りる内容」を狙ってます。

または僕のブログ記事を大量に読めば、自己啓発本はそこまで買わなくて済むようにしたいです。

50冊も自己啓発本を買わなくていいのです。

 

まず、「タイトルの内容が本当なのか?」確認するため、味見してみてくださいw

そして、内容にある程度、満足いただけたら、他のブログ記事も読んでもらえたら幸いです。 

目次

1 幸福度や自己肯定感と生産性に関連ある?

まず、「幸福度や自己肯定感と生産性に関連がある?」というテーマで話をします。

 

僕は実地調査で、「現在、10点満点で主観で勝手に決めてもいいので、自分の幸福度に点数をつけるとしたら、何点をつけますか?」と聴いて回っています。

(幸福度質問) 

同時に、もう一つの質問「あなたはナルシスト度(自分大好き)で、7点満点で点数をつけるとしたら何点をつけますか?性格・能力・外見の総合点でお願いします」も聴いています。

(ナルシスト度質問)

 

幸福度質問では、10点満点なのに、20点と答える猛者もいましたし、0点という極端に低く、答える人もいました。

そして、ナルシスト度質問でも、7点満点なのに8点や10点と答える猛者もいれば、1点など低く答える人もいました。

 

ちなみに、ナルシスト度診断で分かるのは本物のナルシストはこの質問に「7点満点かそれ以上」と答えるという点です。

(この質問に対して恥じることがないのが本物のナルシストです) 

4点か5点だと、隠れナルシストに該当するでしょう。

3点以下だと普通の人であり、とりわけ、1点とかになると、「極端に自己評価が低い」ということになります。 

ナルシスト度が高い人はInstagramなどで自分の写真を晒しても平気な人であり、目立つのが怖くありません。

 

ナルシストはダークトライアド(サイコパス、ナルシスト、マキャベリスト。他にサディストを加える場合も?)に含まれており、「有害な性格だ」と思われています。

ですが、自己過信とともに努力し、他人に害を与えないナルシストであれば、そこまで問題にならないのではないでしょうか?

 

そもそも、自分を大事にすることをセルフコンパッションと言います。

しかし、自分大好きなナルシストとセルフコンパッションを使う人はどう違うのでしょうか?

また、脳はこの2つを区別できるのでしょうか?

加えて、批判的な現実を突きつけてくる意見を受け入れるのはきつい作業ですが、自分を大事にしすぎると受け入れられなくなるでしょう。

さらに身体を鍛えることは自分をいじめていることと似ています。

逆に、楽をするのはある意味で自分を大事にしています。

 

「ナルシスト(自分大好き人間)が悪い人だ」と捉えられがちですが、ある意味、無理をしないで、自分を大事にしている可能性も高いのです。

もちろん、ナルシストが度を超えて、相手を攻撃し始めたら、良くないことです。

ですが、自分が大好きな人間ほど、「自信があり、余裕があり、他人を攻撃しにくい」と感じます。

メンタリストDaiGoの動画で、極端にナルシストに悪いイメージが僕は身についたのですが、最近、疑問に思っています。

 

さて、ローランドさんの「俺か、俺以外か」のメッセージは強烈なナルシシズムを感じさせます。

また、Gacktさんもナルシシズムを感じさせますが、猛烈に努力しているのである程度は世間に評価されています。

(Gacktさんは自分はバカにされていると感じ、そこに敏感になりすぎている気がします)

 

そして、幸福度は10点と高いのに、ナルシスト度は1点と低い人もいます。

逆に、ナルシスト度は4点以上と高いのに、幸福度は5点以下と低い人もいます。

自分大好きと幸福度は完全に関連していないのです。

 

ところで、人生において、ステージによって競争の種目が変わります。 

第1段階受験。
(中学受験、高校受験、大学受験含む)
第2段階就活。
(大企業に就職できるか?など)
第3段階年収と結婚。
(給料の高さと、結婚できるか?など)
第4段階社会的地位。
第5段階幸福。

第4段階までの社会的地位までは必死にもがく人は多いです。

ですが、最後の幸福度は主観なので、客観性をかなり排除すれば、極端な話ですがニートでも考え方次第では幸せになれます。

そして、社会で猛烈に競争している人を追い抜けるのです。

ちなみに、モテは小学校時代から、ずっと競争の種目にあります。

(モテと非モテ) 

2 本からの抜粋。

さて、ここで、興味深い本の内容を紹介しましょう。 

橘玲氏の「上級国民/下流国民」という本によれば、ポジティブ感情が高い人か、低い人かどうかは、学歴格差であると言っています。

 

ポジティブ感情の高低を調べるために、日本人を「大卒」「非大卒(高卒、高校中退など)」男女年齢、で8つのカテゴリーに分けました。 

その結果が以下です。 

順位性別年齢学歴得点
1女性若年大卒52.07
2男性壮年大卒51.81
3女性壮年大卒51.72
4男性若年大卒50.75
5 女性若年非大卒49.58
6 男性若年非大卒48.81
7女性壮年非大卒48.69
8 男性壮年非大卒47.94

現代日本人のポジティブ感情。(P83から抜粋)

  

特徴として、以下があります。 

1非大卒より、大卒の方がポジティブ感情が高い。
2他の要素が同じなら男性より女性の方がポジティブ感情が高い。
(壮年大卒男性は例外)
3他の要素が同じなら壮年より若年の方がポジティブ感情が高い。
(若年大卒男性は例外)

以上、ここまで。

 

学歴格差によって、「ポジティブ感情があるかないか」が顕著に表れています。 

女性はエロス資本(若さや美)があるので、「男性よりポジティブ感情が高めだ」と思われます。

(エロス資本で、有利で華やかな職業に就けたり、金に変えられたり、男を引き寄せられます)

 

ちなみに、人的資本(労働力やスキルなど)、金融資本(現金や株など)、社会資本(人脈など)もあります。

 

また、女が男より幸福度が高い理由が本に書かれています。

(詳しくは本を読んで欲しいのですが、簡単に言えば「男は女より「不安定性」が大きい」になります) 

加えて、若い人のほうが未来がありますから、基本的にはポジティブ感情が高めです。

 

2位の「男性 壮年 大卒」は、例えば、既得権益に守られた正規社員のおっさんですので、ポジティブ感情が高いのです。 

ちなみに、ポジティブ感情とは以下になります。

(P81から抜粋) 

階層帰属意識。自分が「上層階層」に属していると思うか。
生活満足度。生活全般に満足しているか。
幸福感。現在どの程度幸せか。
主観的自由。「私の生き方は、おもに自分の考えで自由に決められる」と思うか。

以上、ここまで。 

3 幸せな人は生産性が高く、日本人は幸せな人が多いのに、日本の生産性が低いことの謎の解明。

以上、述べてきたように、大卒か非大卒か、または女性か男性かで、ポジティブ感情の高低の差はあるにせよ、ある調査で「あなたはどの程度幸せですか?」の質問に「幸福」と答えたのは男性67.8%女性74.0%と出ています。

で、「生活全般にどの程度満足していますか?」の質問に「とても満足」「やや満足」と肯定的に答えたのは男性67.0%女性74.1%となっていることから、大半の人は人生に満足している、と言えます。

  

ところで、「幸せな人は生産性が高い」というデータもあるらしいのですが、日本人の幸福度がある程度は高いのに、日本人の生産性がかなり低いので、イマイチ納得がいきません。 

僕の仮説ですが、幸福度が高いということは、生活に満足している、つまり向上心がなくなり、油断している状態であるからこそ、生産性向上に務めない可能性もあるという点です。

 

もしくは日本の社会や会社の仕組み・システム自体が生産性を上げる体制になっていない説が強いです。

(日本のデジタル庁の体たらくさでわかります)

 

つまり、社会や会社の仕組み自体に問題があり、個人ではどうしようもないのです。

で、半ば諦めを感じ、「与えられた生活でそこそこやっていけているのだから満足だ!」と自分に言い聞かせて、「生産性は上がっていないのに幸福度が上がっている」可能性があるということです。

 

と思っていましたが、2021年度の世界幸福度ランキングで日本は56位です。

ですので、相対的に見たら、先進国の他国に幸福度で負けて、生産性でも負けている可能性もありますね。

(絶対的に見たら、日本も「幸福度はある程度、高い」と思ったのですが) 

4 幸福度とナルシスト度との関連について。

ここに、ナルシスト度の評価項目が加わります。

幸福度が9点などと高いのに、ナルシスト度が2点や3点など低い人もいます。

ですので、「自分大好きじゃないけど、家族がいて仕事があり、子供もいて、そこそこ給料があるから幸せだ!」と思っている人もいるということです。

 

幸福って「自分中心か、家族や子供など他人中心などある」と僕は思っています。

つまり、自分中心の人はつまり、ナルシスト度が4点以上と高めの人のことですが、自分が成功していないと幸せを感じられないのです。 

逆に、他人中心の人は、自分のナルシスト度が3点以下と低くても、家族や子供が幸せで、自分の待遇もそこそこなら、幸せを感じられます。

 

また、ここから言えることは、以下のことです。

ナルシスト度が高めの自分中心の人は、「自分が満たされないと幸せを感じられず、性格・能力・外見などそれぞれの項目が高くないと満足できないので幸せを感じられない」ということです。 

ここに、客観性が高い人は世間の目も加わり、いわゆる世間体を気にするので、収入や結婚やモテなどの項目も加わります。

 

幸福度なんて、主観で答えてよく、自分で勝手に決めてもよいのです。

それにもかかわらず、客観性が高いか、世間体を気にする人は客観の評価に縛られて、幸福度が下がるのです。 

つまり、「自己啓発で成功しよう!」と考えている人は、おそらく第5段階の幸福度には目を向けていないか、客観性が高いか、世間体を気にして、「第4段階までの競争に明け暮れている」と推測できます。

 

見も蓋もない話ですが、極端な話ですが、最低限の生活がある生活保護世帯やニートでも、考え方次第では幸せになれます。

つまり、第4段階の競争に明け暮れたり、自己啓発にはまっている人達を出し抜くことができるのです。 

今の世の中、競争があまりにも激しくなりすぎており、競争を勝ち抜いて客観的な成功(収入や結婚やモテや社会的地位など)を収めるのがかなり難しくなっています。

 

2チャンネル創設者のひろゆきは、今でも毎月5万円ぐらいの極端なケチな生活をしています。

同時に性欲が弱い上に、元々楽観的な性格なので、幸福度が非常に高いのです。

つまり、ひろゆきは年収1億以上の金持ちなのに「多くを求めない」精神があるので、幸せなのです。

 

とはいっても、ナルシスト度が高めの人や、客観性が高い人世間体を気にする人にとっては、「そんなの戯言だ!」と言うでしょう。 

ですので、次回からは、そんなナルシスト度が高めの人に、「客観的な目につきやすい成功をどうやったら得やすくなるか?」の秘訣を書いていきたいと思います。

 

ここで、ナルシスト度が低めの人は脱落して、競争に明け暮れるより、「身近な幸せ(他人中心の幸せ)に軸を移そう!」と思った人もいるかもしれませんが、正解です。

 

ナルシスト度が低めの人で、他人中心が幸せの軸の人は、結婚したり、友達を作ったりして、身近な幸せを追求した方がいいでしょう。

もちろん、自分大好き度が高く、まだ10代や20代など若く、未来に希望が持てる人は、社会的に成功していなくても、「まだ未来がある!」と思えるので幸福度が高くなる可能性があります。

ナルシスト度も幸福度もどちらも高いのです。 

「大卒か非大卒か、年齢、性別で幸福度は変わる」とも言えます。

 

ナルシスト度が高い人は「俺が!俺が!」精神なので、自分が満たされないと幸せになれません。

ですから、社会的な客観的な成功をまずは追い求めてみましょう。 

ナルシスト度が高いのに、年齢を重ねてしまったり、男性だったり、非大卒な人は世の中の抜け道を探す、いわゆるHACKする道を選ぶ必要がありそうです。

(あくまで、幸福度を上げたいなら)

 

2023年に発売された、「バカと無知」を超えた、橘玲著の単行本が以下です。

「シンプルで合理的な人生設計」

僕は自分の保存用(何度も読む)と、身内への貸出し用のために2冊買いました。

 

「いろいろな人に、道標となる内容の記事を書いていきたい」と思います。 

PART2に続きます。

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ではこの辺で。(4916文字)  

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「上級国民/下流国民」

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この記事を書いた人

大量の情報を咀嚼して、独自の視点からの考察・分析・エッセイ記事などを書いています。

質で勝負するブログのため、敢えて正体を明かしていません。

ブロガー歴10年以上。多数のブログ運営経験あり。

得意分野。経済、ビジネス、教育、心理学、執筆、アイデア発想など。

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