どうも、太陽です。(No81)
以下の記事で、「実力者は教育業界にはほぼいない」という内容の記事を書きました。

先生は大変というけれど。。。「実力者は教育業界にはほぼいない」
実力者とは超一流や一流を指し、「小学校・中学校・高校に、現場で活躍するプロはそもそもいなく、教師なんてやっていない」ということです。
英語の頂点(翻訳者や通訳者)、ビジネス界やスポーツ界の現役のプレーヤーなども学校にはいません。
教師の役割として、プレーヤーに近い思考法や指導法を知っている外部の人を紹介することや、師匠ヅラせず、師匠(先生)を超える能力の生徒なら、「学校に頼らず頑張ってくれ」という姿勢を見せるなどが必要だと書きました。
なぜ、プレーヤーに近い人を紹介すべきなのか?というと、現役のプレーヤーは手の内を明かしてくれないからです。
また、以下の記事も教師について書いています。

催眠術の効果「人間はミラーニューローンによって同期し、変わる」仮説 PART1
要約すると、教師は本来なら民間では活躍できない人達であり、さらに人はミラーニューローンで影響されており、「普段から学校でできない先生に触れている生徒は悪影響を受けているのでは?」仮説です。
特に、小学生は影響や暗示を受けやすい時期であり、できない先生の悪影響が心配されます。
ですが、「先生の影響なんて大してないよ!」という反論があったので、紹介していきます。
興味がある人は続きをお読み下さい。
1 ドラえもん理論とは?
橘玲氏のドラえもん理論というものがあります。
友達間ではキャラ作りが大事であり、個性を出し、立ち位置を確立し、目立とうとします。
で、出来杉くんキャラがいたとしたら、それに反抗するジャイアンキャラが出てきて、さらに親の威光を振りかざすスネ夫キャラも生まれ、加えて研究者タイプのしずかちゃんも出てきますが、最後に何の能力もない子として、のび太キャラが生まれるという理論です。
キャラはかぶると居心地が悪いので、キャラがなるべくかぶらないように、集団を作ります。
ちなみに、のび太くんは「優しい」という特徴を褒められますが、ジャイアンとスネ夫以外の子供なら、優しいキャラを持っているかもしれず、つまり「優しい」なんて、何の能力もない子への慰めの褒め言葉にすぎないというわけです。
このドラえもん理論があるとしたら、先生が無能でも、子どもたちは勝手にキャラを確立し、成長していきます。
まぁ、学校のシステムや思想自体が古臭いのは問題であり、ガラケーならぬガラ教というわけです。
古臭いことや価値観を教えているのがまず第一に大問題であり、次に、教師の教える力(ミラーニューロン含む)が問われます。
教師の教える力が低くても、今の子供たちはできる子ほど、外部の塾などで学んでしまうので、「教師の悪影響はそこまでない」と僕は思います。
むしろ、外部の塾などに頼れない、できない子供たちへの悪影響が心配です。
できない子供というか、環境に恵まれていない子供は貧困層であり、貧困層はシングルマザーに多いと思われるので、「学校とは別のシングルマザー向けの寺小屋みたいなモノを作ればいい、もしくはシングルマザーの子供向け講師を派遣すればいい」と思います。
シングルマザーのシェアハウス案は、僕は既に提案していましたが、さらに寺小屋みたいな外部の塾を作れば、貧困層の学力低下を緩和でき、さらに「小学校の教師の悪影響を、裕福なできる子とほぼ同じレベルでしか受けない」につながりそうです。
また、話が変わりますが、少子化対策として、赤ちゃんポストじゃないですが、「産みたい人には産ませて、自分の子供じゃなくても育てたい人に育てさせるというのもありなのでは?」という主張があります。
ただし、あまりに遺伝子が悪すぎる子は、里親も育てたくないでしょうから、なるべく遺伝子のいい子供を選べるシステム作りを国がすべきではないか?と思うのです。
里親と、育てる気はないけど産みたい、しかも優秀な男の子供を、という両者をマッチングさせるアプリなどを作れば、少子化改善に役立ちそうです。
また、里親が仮にシングルだったとして、寺小屋に子供を預けるとしたら、「子供が学校で人間関係を築けない!人間成長につながらない!」など言われそうですが、アメリカのホームスクリーニングみたいに「変な子供とつるむくらいなら、将来への成長に自己投資して、できる子に育てればいい」と反論すればいいかと思います。
まぁアメリカの場合、あまりに変な子供が多く、薬物などやっている率も高いので、親御さんは防衛として関わらせたくないのですけどね。
話を戻しますが、学校の教師の悪影響はある程度は避けられるのです。
それは裕福なできる子は外部の塾などで、貧困層のできない子は寺小屋創設・シングルマザーの子供向け講師派遣で、です。
2 高校は大学入試試験という制度でもっている。
小学校・中学校は外部の塾と寺小屋やシングルマザーの子供向け講師派遣でなんとかしのげそうです。
で、高校になると、さらに教師の悪影響が少なくなります。
というのは、生徒自身の成熟(暗示にかかりにくくなる)と、大学入試があるからです。
高校教師が仮に無能でも、大学入試の参考書の充実ぶりはすさまじく、独学もある程度は可能ですし、塾もたくさんあります。
ですが、理想の高校の姿を提示するとしたら、予備校講師がマンツーマンか小集団で授業やディベートをやり、周りの生徒も優秀であり、切磋琢磨する環境でしょう。
大学入試の分野については予備校講師に軍配が上がりますが、コミュ力や創造力や文章力やビジネス知識など、大学入試で問われない分野については、その道のプロと日常で触れ合えて、教えてもらえたら、もはやVIP扱いです。
残念ながら、日本の高校生で、コミュ力・創造力・文章力・ビジネス知識を鍛えられる生徒は少なく、大学入試という教養分野での学習になります。
しかし、まったく目標がないよりは良く、大学入試があるからこそ、高校の秩序が保たれ、高校教師の悪影響も軽減できているのです。
教師のミラーニューローン、または教師にそこまでの信頼をもはや置いていないのが現在の生徒ではないでしょうか?
それよりも、大学入試や参考書や塾などに育ててもらっているのでしょう。
以上、教師ってそこまで生徒に影響を与えていないのでは?仮説でした。
北欧は大学院をでないと先生になれないくらい、選別して、能力のある先生を育成していますが、日本も何とか回っているようです。
今更、今いる無能の先生集団に、有能な先生を入れても異端者扱いされるだけですし、先生になりたい人がかなり少ないので、大学入試という制度を存続させるしかないでしょうね。
それなのに、文系の大学入試の無意味さが続いているのですから、困ったものです。
教師の悪影響をなるべく避け、大学入試を突破したい方には以下の本がオススメです。
「受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】共通テスト完全対応版」
ではこの辺で。(3110文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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