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働かないおじさんを解雇する前にすべきこと

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どうも、太陽です。(No134)

 

突然ですが、働かないおじさんは、日本の高度成長期とバブルの不始末の過程において、「長年の日本の大企業の政策」によって生まれました。

いわゆる、年功序列・終身雇用などの今や、「負の遺産といわれるモノ」です。

若いときに安月給で我慢し、後で報われる制度だったことに加え、ICT化の流れについていけなかったのです。

かといって日本の解雇規制により、なかなか辞めさせられず、「お荷物となった働かないおじさん」が生まれてしまったのです。 

「この働かないおじさんを解雇する前にすべきことがある」と本を読んで気づいたのでシェアします。

以下の本を参考にしました。 

「数値化の鬼」

 

ベストセラーである「リーダーの仮面」の著者の第2弾ですね。

興味がある人は続きをお読みください。 

目次

1 働かないおじさんの実態。

では、働かないおじさんとはどういう状態に陥っているのでしょうか? 

例えば、成約率80%の人と、成約率50%人がいるとして、以下のような状況だったら、「成約率50%の人が凄い人だ」と思うことでしょう。 

成約率80%の人が、10件中8件の契約をとっている。
成約率50%の人が、50件中25件の契約をとっている。

つまり、質よりもが大事であり、会社にとっては契約件数が多い方が素晴らしいのです。

しかし、働かないおじさんは、体力も弱ってきている上に、「質が磨かれている」と仮にしたら、そこまで動かず、成約率80%の人になっている可能性があります。

 

また、「契約率50%を目指す」という目標を立てて、10件中5件の契約が取れたら、次の11件目に臨まなくなります。

なぜなら、下手に動いて、失敗したら、契約率50%を切るからです。

%を知る場合、分母を確認すべきであり、つまり行動量を見るべきなのです。 

本には、前年比も%と同じで、「行動にブレーキをかける」と書かれており、具体例も載っているので読んでみてください。 

2 働かないおじさんを解雇する前にすべきこと。

働かないおじさんを解雇する前にすべきこととして、以下が考えられます。 

・個人の責任するのではなく、仕組みとして解決する。

 

インセンティブ制度を取り入れると、社内で競争が生まれ、「働かないおじさんも働くのでは?」と思われそうですが、長期的にはデメリットが発生します。

インセンティブ制度があると、全員が目先のことだけを考えるようになり、帰属意識が少なくなるのです。

 

インセンティブ制度だと、トップの経営者だけで全員の評価を下せるようになり、部長がいらなくなります。

一般社員はトップの経営者だけを見て仕事をし、上司との関係性が弱くなり、さらに稼げる環境があれば、すぐに転職します。

(外資系の保険会社あるあるです)

「組織全体に貢献するインセンティブがないから」ですね。

 

インセンティブを与えるとしたら、会社に居続けるためのメリットが重要であり、つまり積み重ねであり、連続性が必要なのです。 

完全な年齢給(100%年齢によって給料が決まる)だと、若いときは安い給料で我慢して、歳を重ねてから元を取る思考になり、日本の年功序列が破綻した事例になります。

いわゆる、「働かないおじさんを量産した日本企業」です。

 

そうならないための評価の「連続性」が重要なのです。

その具体的な手法とは、マイナス評価を取り入れることです。 

一度上がった給料はほとんど下がらないのが日本企業ですが、それだと成長が止まります。

評価には良い(プラス)か、悪い(マイナス)しかなく、「マイナス評価だった場合は給料に反映すべき」という画期的な主張になります。

 

この制度を取り入れると、現状維持はヤバイとなり、働かないおじさんが減ります。

よく考えたら、分かることです。 

大リーグなどの完全実力主義の世界では、年俸制度であり、結果によって給料が変わります。

当然、成績次第では、減俸もありえます。 

フリーランスの世界も、給料はまったく保証されておらず、やった分だけ給料に反映されるからこそ、やる気が湧くのです。

(怠ければ、給料が減る可能性が高い)

 

対して、税金で養われている政治家公務員大企業の会社員TV局などの既得権益層は、給料がある程度は保証されています。

特に、公務員はマイナス評価などなく、さぼっても給料が保証されているのですから、なおざりな対応になり、いわゆる役所対応と揶揄されるのです。

 

マイナス評価がない世界は、働かないおじさんを量産する世界なのです。 

最後に、かなり参考にさせてもらった「数値化の鬼」という本の短文書評を載せます。

「数値化の鬼」

3.5点。

ベストセラー「リーダーの仮面」の著者の第2弾の本。

数値化すべき根拠が一貫して詳しく書かれている。

変数を見極めるという視点が素晴らしいと思った。

変数についてここまで詳しく語られている本は初めてだった。

時間軸を考慮している点も良い。

前半はイマイチというか、中だるみしたが、中盤から俄然、面白くなり、夢中になって読んだ。

営業系の仕事で特に参考になる本であろう。

「数値化の鬼」

良書ですので、ぜひ読んでみてください。

 

ではこの辺で。(2196文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「数値化の鬼」

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この記事を書いた人

大量の情報を咀嚼して、独自の視点からの考察・分析・エッセイ記事などを書いています。

質で勝負するブログのため、敢えて正体を明かしていません。

ブロガー歴10年以上。多数のブログ運営経験あり。

得意分野。経済、ビジネス、教育、心理学、執筆、アイデア発想など。

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