「独白殺人事件 〜見ている世界は人によってこんなにも違う〜」

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どうも、太陽です。(No15)

 

今までにない形式・スタイル、小説というジャンルなのかも不明の短編小説!

一応、小説の形態に入ると思っていますが、独特で見たことがある人は少ない形式だと思います。

 

斬新な小説?になっていますし、世の中で行きていく上で有用で役立つ知識も得られるのでぜひ読んでみてください。

衝撃の展開とオチ、世の中で役立つ視点の獲得と、娯楽と実用性が混じり合った短編小説?です。

 

 

目次

1 沢田の独白。

 

沢田は「俺がAさんを殺した動機はAさんが俺を邪魔者扱いにし、さんざんいじめたからです。Aさんの自分に対する扱いに我慢できなくなりました。よって殺しました」と自白しました。

 

この文章(独白)を読んで読者はどのように感じたでしょうか?

ある読者は沢田さんの言葉を真に受けて「そうか。Aさんに邪見にされて恨みがあったのか。でも殺すまでに至るのは良くない」と思ったことでしょう。

 

2 次に鈴木さんの証言です。

 

鈴木さんは「私は沢田さんをよく知る者ですがAさんは沢田さんを邪険になんて扱っていませんでしたよ。むしろ好意的に優しくしていたと思います。なぜAさんが殺されたのか理解に苦しみます」と言いました。

 

この証言で読者の方は「ん?沢田さんと鈴木さんで意見が食い違っているぞ」と思われたのではないでしょうか? 

ではさらに警察による取調べも入れましょう。

 

3 警察。

 

警察は「鈴木さんの証言が本当かどうかは分からない。沢田本人の証言の信憑性も分からない。物証や証拠が必要だ。そして精神鑑定をやらせたところ沢田は統合失調症だと判定された。つまり沢田は病気でAさんに対する被害妄想から殺害したと思われる」と発表しました。

これで一見落着でしょうか。

では全てを知る神の視点から見てみましょう。

 

4 神。

 

神は「Aさんが沢田に殺されたのは事実。ただ沢田は統合失調症じゃない。病識をうまく利用した確信犯だ。おかしなフリをしているのである。

鈴木さんの証言だとAさんは沢田に優しく接していたように見えるだろうが家の中(見えない所)では散々罵倒をしていたのだ。それに恨みを募らせたのは本当であり、だからこそ嘘発見器でも見破れなかった。」

 

「沢田は病気のフリを完全に全うした。完全犯罪である。そしてそのために普段から統合失調症用の薬を飲んでいた。Aさんに相当の恨みを持っており、完全犯罪を達成するために薬を何年も前から飲み続けていた。」と下の世界の人々に密かにつぶやくのであった。

これが神が知る真実である。

 

5 最後に総括。

 

どうでしょうか? 

もちろんこれらは僕が作り上げた創作話ですが、証言の食い違いは日常茶飯事ですし、警察による物証・証拠・精神鑑定さえも完全ではないのです。

 

神の視点を知った上で最初からもう一度文章を読んでください。

 

誰が嘘を言っており、誰が本当のことを言っているなど見え方が異なったのはないでしょうか?

 

このように「知識がある上で見ている世界」「知識がない上で見ている世界は異なる」のです。

知識があった上で見ている人からは、警察はバカだなと思うでしょう。

 

ですが、これは知識があった神視点から見ているからこそ言えることであり、もし僕たちが当事者になったら、警察と同じように騙されている可能性が高いのです。

 

今回は犯罪の話でしたが、いくらでも応用可能です。

ドラマでも全話見終えて、結論を知ってから、また最初から見ると「ここが後の伏線か」とわかります。

 

知識があり真実を知っている人とそうではない人とでは同じ話や事実を見ても「見ている世界が違う」のです。

 

これは怖いことです。 

読者のみなさんも知識や体験していないで物事を見たり語ることがいかに怖いことか実感してほしいと思います。(僕も自戒を込めています)

 

知識があり、経験済みの人は、知識がなく、経験もしてないで話している人のことを内心、「分かってないな、バカだな」と思っています。(そして、説得してまったく頑固な人に当たると特にそう感じます)

 

30代以上の社会人や親からは、10代の子供なんておこちゃまでしょう。知識や経験に差がありすぎるからです。

ですが、皆さんにも10代の多感で無知な時代はあったわけです。10代の視点からすれば、30代以上の社会人や親の視点なんてほぼ想像できません。

 

30代以上になったからこそ言えることであり、昔の10代を思い出せば「自分も無知だったなぁ。世の中のことを何も知らなかった」と振り返ることができるはずです。

 

6 最後に総括2 

 

最後に人は自分の見えている世界から、独白にせよ証言したり、主張します。

 

その独白・証言・主張は「自覚がないもの」「自覚があるもの(確信犯)」の2タイプがあります。

 

自覚があり、自分に有利に独白・証言・主張するのがいわゆる「ポジショントーク」です。

人は自分の立場・立ち位置を有利にしたくて、よくポジショントークをするので「発言する人の立場や地位」はよく見ておく必要があります。

 

対して、知識がなかったり、錯覚や勘違いにより、自覚がない主張をする人もいます。(悪気はない人です)

 

ポジショントークなのか、悪気がない自覚がない主張なのかは判断しないといけません。

神の視点から見ることができたら、真実は一目瞭然ですが、大半の話はどこかのポジショントークや無自覚発言などか、判断しないといけません。

 

「真実を知るのは神のみ」とはよく言われますね。

 

ではこの辺で。(2399文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。  

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この記事を書いた人

ブロガー歴10年以上。5つのブログを運営。

ビジネス書を最低5000冊読破し、仮説を考え続ける人生を歩んでいる研究者気質。

経済学・経営学・教育・心理学・哲学・ライティング・企画発想が強み。

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