どうも、太陽です。(No126)
突然ですが、「頭が良い人」の記事はけっこう書いてきましたが、逆バージョンの、「頭の悪い人」については書いてきませんでした。
今回は、逆バージョンの「頭の悪い人」について述べていきます。
逆から考えることも、意味があります。
「「頭が良い人」の逆の意味にどうせなるのだろう?」と思った方、間違いです。
僕も「最初はそういう考察になるのかな」と思って書き始めましたが、結論はまったく違う方向にいきました。
この考察記事は見ものですよ。
濃い内容になりました。
興味がある方は続きをお読みください。
1 頭が良い人とは?記事の引用
まず以下の記事を貼ります。
「頭の良さとは表現力である」というタイトルです。
以下、引用です。
頭が良い人とは、表現力であり、それらは「文章、話すこと、プログラミング、数式」で良いと書いています。
また、推論能力がある、問題解決能力がある、意思決定力があるも付け加えています。以上、ここまで。
2 頭が悪い人とは?頭がよい人の逆パターンで考えてみる
では逆に「頭の悪い人とは?どのような人を指すか」、考えてみます。
「頭が良い人」の逆パターンを考えると、表現力がない、推論能力に乏しい、問題解決能力がない、意思決定力がないとなります。
このうち、「表現力がない」は表現力がなくても、意思決定能力には影響を及ぼしていると既に書いています。
(膨大な読書等のインプットにより、何かを感じっているのですが、表現力が少ないだけで、そして、「わかりづらい人と」映るだけであり、意思決定能力は高い場合があるのです)
「推論能力に乏しい」や「問題解決能力がない」は確かに、頭の悪い人の例であるでしょう。
「仕事や生きる」ということは、問題を解決し続けることですから、「それの精度がわるい」ということは、「頭が悪い」と思われても仕方ありません。
「意思決定能力がない」は決断力がなくても、何かを作る裏方さんなら、リーダー的役割が期待されていない場合があり、別に、頭が悪くないかもしれません。
3 不足に目を向けたら頭の悪い人の例はいくらでも出てくる
不足に目を向けたら、「頭の悪い人の例」なんていくらでもでてきます。
以下の僕が定義した「変な人」も頭の悪い人かもしれません。
「世の中の変な人」の定義とは「現実認識力、理解力が低いか、情報不足の人(情弱)の人」と定義しました。
理解力が低い人や情報不足の人も、「頭の悪い人」といえばそうかもしれません。
欠点が、「頭の悪い人」なら、かなりの数で「頭の悪い人」の例が思いつくでしょう。
その中でも、僕が特に「頭の悪い人」だと思う例を、これから挙げていきます。
4 僕が思う頭の悪い人の特徴
僕が思う「頭の悪い人」の特徴は、以下です。
1 | 指摘されており、環境が整っているのに「気づく」ことや「自覚する」ことが遅い。 (意図的に、詐欺師に騙された場合は除く) |
2 | システムが悪くないのに、同じ間違いを何度も繰り返す。 |
3 | 「理想や願望」と「現実や予測」の区別がついていない人、つまり、現状認識が正確にできていない人。 |
順々に説明していきます。
5 指摘されており、環境が整っているのに「気づく」ことや「自覚する」ことが遅い
指摘されており、環境が整っているのに、「気づく」ことや「自覚する」ことが遅い(意図的に詐欺師に騙された場合は除く)という点の詳しい説明をします。
上司などに、何回も指摘されている前提がまずあります。
それなのに、間違いや現実を正しく認識できない、気づかない、自覚するのが遅い人は、僕は「頭の悪い人だ」と思うのです。
指摘されない場合は、なかなか自力で気づきにくいかもしれません。
ですが、指摘されているのであれば、後は少し考えてみれば、わかる人は早めに気づくものです。
(「問題意識がある」とも言えそうです)
あなたの周りにもいませんか?
何回も指摘しても気づかないし、自覚しないし、直らない人。
「いずれ気づく人もいる」とは思いますが、あまりにも遅い場合、頭の悪い人と僕は思います。
気づくのであれば、早ければ早いほど、人生が上向くからです。
勉強にせよ、人生にせよ、目覚めるのが早い人ほど、大成功の確率が上がります。
凡人は20代以降で、気づく場合が多いです。
天才のほとんどは、少なくとも10代で気づき、猛烈に修行をし始めている人が大半ですからね。
よって、気づくのが遅い人は「頭の悪い人」と言えるでしょう。
ここで、巧妙な詐欺師に騙された場合、その詐欺に気づくのはなかなか至難の業です。
巧妙な詐欺師は気づかせないように振る舞っていますから、当たり前です。
こういうケースは除外します。
逆に、詐欺師を見破ったら、すごいことです。
6 ひろゆき氏の動画について
まず以下の動画を貼ります。
https://www.youtube-nocookie.com/embed/DgflCDKVur4
簡単に要約します。
世の中においては、「時間が経って、いろいろな経験をした結果、あれは正しかったね」となるケースがあります。
福島県に住み続けて、福島県の農産物を食べて応援している人を、ひろゆき氏は「長期的には間違いだ」と思っているそうです。
(2011年から、主張していました)
「チェルノブイリのパスタを買うか?」と言ったら、買わないでしょうと。
福島の人がやっていることは、「これと同じなのだ」と。
「買う理由がない」といいます。
他の農産物は、いくらでもあります。
さらに、安全とは思われていないのです。
チェルノブイリパスタじゃなく、「ウクライナパスタなら、買うかもしれない」といいます。
福島県の名前を変えればいいのです。
福島県にこだわるのは「間違いだ」といいます。
「別の名前で、おいしいものを作ったほうが売れる」といいます。
「別の名前に変えないで、売っていた期間は無駄だ」といいます。
この主張は「あと10年後ぐらいに理解される」とひろゆき氏はいいます。
人間というのは、そういう生き物なのです。
「直感的にこれが正しい、間違っていることと」と、「時間が経ってわかること」は違うといいます。以上、ここまで。
気づくのが遅いという意味では「時間が経ってわかること」が当てはまるのですが、「そういう人は頭の悪い人なのかなぁ」と僕は感じます。
「時間が経てばわかる」とよく言われます。
大人になってからじゃないと、わからないことも多いです。
ですが、「それでは遅い」ということもあるのです。
頭がよい人は気づくのが早い傾向があり、成熟も早いです。
7 システムが悪くないのに、同じ間違いを何度も繰り返す
「システムが悪くないのに、同じ間違いを何度も繰り返す」の詳しい説明をしますね。
例として、将棋ウォーズというアプリを出します。
将棋ウォーズは、スマホでプレイすると、頻繁に指し間違えをしてしまうゲームです。
手が滑ってしまうのです。
僕ももうこれまで、50回以上は滑って、間違った手を指してきました。
これはシステム上の問題であり、注意していても、起きてしまうミスなのです。
「こういう場合は仕方ない」といえます。
ですが、システム上の問題が少ないのに、同じ間違いを何度も繰り返す人がいます。
そういう人は、上司からは何度も注意を受け、「何度言ったらわかるんだ!」のおなじみのフレーズが飛び交うことになります。
新しい問題や間違いだったら、「間違える、失敗する」のは仕方ない面があるでしょう。
ですが、同じ問題や間違いの場合、何度も間違いを繰り返し、失敗するというのは、学習能力がないということを意味します。
普通、手痛い失敗をしたら、人間は同じ思いをしたくないですから、注意深くなり、回避できるようになります。
それなのに、「また同じ間違い、失敗を繰り返すのはどうなんだ」と僕は思うのです。
8 「理想や願望」と「現実や予測」の区別がついていない人、つまり現状認識が正確にできていない人
「理想や願望」と「現実や予測」の区別がついていない人、つまり、「現状認識が正確にできていない人」を詳しく説明しますね。
世の中には、「こうなってほしい」や「こうあるべきだ」という「理想論や願望を持っている人」がいます。
そして、そういう人ほど詐欺師に騙されます。
世の中の大半の商品は、効果が少ないのに、夢を見させる「願望商品」が多いからです。
「少ない労力で大金を稼げるよ!」「少ない労力で英語ができるようになるよ!」「楽して痩せられるよ!」「理想の女性がすぐに見つかるよ!」などです。
こういう商品が世の中には溢れており、それに釣られると効果が得られないまま、金を失うことになるのです。
こういう人って、「頭が悪い」と思いませんか?
もちろん、売る側にとっては、お得意様であり、カモですが。
対して、現実を正しく認識したり、受け入れたりする人は、理想論や願望商品に惹きつけられません。
つまり、騙されません。
また、正確な現状・現実認識により、正しく努力するので、効果が出やすくなります。
加えて、正しい現状把握は、的中率の高い予測につながります。
正しい現状把握と、真反対の理想論や願望の人は、詐欺師に騙されやすいですし、効果や成果が出にくい点から、「頭の悪い人だ」と僕は思います。
9 結論
以上の3点を、僕は「頭の悪い人」の特徴と、とりあえず定義します。
不足に目を向けたらいくらでも出てきますので、とりあえず、「この3点は外せないなぁ」というのを選びました。
頭の悪い人にならないように、指摘されたら早めに気づき、同じ間違いを何度もしないようにしましょう。
これができたら、修正能力が高いという別の表現になりますかね。
また、詐欺師に騙されないように、理想論や願望商品には気をつけましょう。
最後に、ひろゆきが考える「頭の良さ」が凝縮されている本が発売中です。
かなり面白い内容だったので、興味がある人は一読してみてください
脳科学者の中野信子さんと、精神科医の和田秀樹氏の討論本が以下です。
頭の良さについて、両者の様々な視点から語られており、かなり面白かったです。
ではこの辺で。(4338文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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