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ガーシーや陰謀論を信じている者は負け組か、自分のためである

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どうも、太陽です。(No168)

 

突然ですが、元暴露系YouTuberのガーシーの信者は40代や50代の負け組男性と言われています。

ホリエモンがYouTubeで発言していました。

ですが、Z李さんのTwitterのアンケートによると、男性の若者の支持者も多いようです。 

悩み人

そうなんだ。あと、陰謀論を信じている人もやはり負け組なの?

僕はそういう仮説を持っています。

あとは自分を正当化するためです。

「弱者であること」がまず先にあります。

 

加えて、例えば、共和党支持者であれば民主党への陰謀を信じており、民主党支持者であれば共和党への陰謀を信じるという、ポジショントーク的意味合いが強いです。

今回はこういうテーマで論じていくので、興味がある人は続きを読んでください。

目次

1 陰謀論を信じる人の特徴。

まず、以下の記事で「陰謀論を信じる人はIQが低い?」というタイトルで記事を書きました。

ですが、中身は「陰謀論を信じる人はIQの低さではなく、クリティカルシンキング(批判的思考力)が弱い」というモノでした。

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陰謀論を信じる人はIQが低い?「陰謀論者とGravity内で実際に話した体験記」 どうも、太陽です。(No151)   突然ですが、メンタリストDaiGoの以下の動画によると、「陰謀論を信じる人はIQが低い」と言っています。 https://www.youtube.com/watch?...

陰謀論を信じる人はIQが低い?「陰謀論者とGravity内で実際に話した体験記」

 

で、「陰謀論を信じる」というのは多かれ少なかれ、「ほとんどの人に備わっているモノ」です。

ノーベル賞学者のクルーグマンでさえ、一部の陰謀論を信じているのですから、ほとんどの人が陰謀論に引っかかってもおかしくありません。

 

で、陰謀論というのはざっくり分けて、以下があります。

陰謀志向が強い人
(陰謀はほぼすべてのことに関与していると信じる人)
その間のグレーゾーンの人
陰謀志向が弱い人
(陰謀はほぼすべてのことに関与していないと信じる人)

これらには善し悪しはありません。

「陰謀志向が強い人」は怪しげなアイデアを信じやすいです。

ですが、「陰謀志向が弱い人」は本当の陰謀を否定する傾向にあります

どちらの傾向も場合によっては問題になります。

 

加えて、先有傾向(特定の態度や行動を取りがちな傾向のこと)を人は持っています。

(政治的、社会的、人種的、宗教的なものなど) 

それらが「世界をどのように見るか」に影響を与えます。

 

異なる先有傾向を持つ2人の人間がいれば、まったく同じ情報に接しても「大きく異なる結論に到達する可能性が高い」です。

例えば、アメリカの党派性は有名です。

共和党支持者はトランプ大統領のとき、「経済は絶好調だ」と考えていました。

で、民主党支持者はそう考えていませんでした。

オバマ大統領のときは共和党支持者は「経済は不調」であり、好意的なメディアなどの発表は「不正である」と見なしていました。

 

また、ざっくり言えば、共和党支持者は「民主党への陰謀」を信じており、民主党支持者は「共和党への陰謀」を信じています。

トランプ大統領が「選挙が盗まれた!」と陰謀説を発信すると、共和党支持者は信じます。

 

共和党支持者ばかりが「陰謀論者だ」と思われがちですが、民主党支持者にも「共和党への陰謀論を信じる人は多い」です。

2000年の大統領選挙後には、民主党支持者の31%が「ジョージ・W・ブッシュを正当な大統領として認めない」と述べていました。

で、2016年のトランプ当選の際には、民主党支持者の50%が「この結果はロシア人が票の集計を改ざんしたせいだ」と考えました。

 

こういう党派的陰謀論を信じる人の割合は25%程度が上限となります。

陰謀志向が強い人と弱い人がいるので、そういう結果になります。

陰謀志向が弱い人は「どの党を支持しているか」に関係なくあまり多くの陰謀論を信じません。

 

ところで、アメリカ人は「陰謀論を特に信じやすい国民性」のようです。

「陰謀論 入門 誰が、なぜ信じるのか?」という本のP79〜に詳しいデータが載っています。

 

気候変動はでっちあげだと信じているアメリカ人は37%います。

ケネディ大統領暗殺の陰謀論はアメリカ人の50%以上が信じています。

爬虫類人エリート陰謀論は、「イギリス人のデーヴィッド・アイクが提唱したモノ」ですが、アメリカ人のわずか4%しか信じていません。

月面着陸が嘘だと考えているアメリカ人は5〜10%です。

地球が平らだと信じているアメリカ人は4%です。

(フランス人はなんと10%) 

 

また、アメリカ人の約40%「企業は我々に対し、秘密裏に活動している可能性が高い」と考えています。

政治家はこの思想を利用して、「経済が不正に操作されている」と主張し、利用することが可能です。

労働組合も「我々に対し、秘密裏に活動している可能性高い」と回答したアメリカ人は約25%います。

 

また、陰謀というのは「権力を持つ個人からなる少人数の集団が、自分たちの利益のために、公共の利益に反して秘密裏に行動するモノ」とあります。

「陰謀論 入門 誰が、なぜ信じるのか?」のP41から。

 

陰謀論とは以下のようにたくさんあります。

Qアノン
ディープステート
(正当な政府の裏で権力を行使する闇の政府)
ケネディ大統領の暗殺事件
気候変動説への陰謀
トランプ当選の陰でロシアのプーチン大統領による選挙介入

日本でよく主張されがちなのが以下のことです。

陰謀論を信じている者は「深刻な精神病を患っているのではないか?(統合失調症など)というモノです。

 

ですが、深刻な精神病を患っている人の大半は実は陰謀論を信じていません

精神を病んでいる人達は、たとえば「郵便局員が皆で私達を狙っている」といった集団を中心とした陰謀論よりも、「あの配達員が私を狙っている」という自分を中心とした妄想をします。

 

ところで、歌手のASKAさんが一時期、「盗聴国家 日本」という本を執筆予定中でした。

で、「盗聴されている!」と110番し、世間を騒がしました。

ですが、あれはASKAさんは結局、統合失調症じゃないらしく、うやむやになっています。

 

僕は、別れさせ屋ヒットマンがいる事実や、スノーデン事件で暴露されたNSAのように、「芸能人や有力な一般人相手なら、マークして監視するのは十分あり得る」と考えています。

実際に、有名芸能人は週刊誌にしょっちゅう追いかけられています。

これは陰謀ではなく、普通のことです。

 

論点は、「監視する側に相当なメリットがあるかどうか?」です。

監視というのは人手や労力やコストがかかるので、それらに見合う人、例えば芸能人や有力な人物に対してやらないと利益を回収できません。

普通の一般人に行っても、メリットがありません。

ですから、そういうメリットが相当にある人物や、何かしらの政府や権力者への危険人物はマークして、監視や陰謀を企てることはあります。

 

アメリカでは、1992年のルビーリッジ包囲事件があります。

ウィーヴァーは「白人分離主義、終末論、反政府陰謀論に染まった持ち主」です。

で、当時の政府は、ウィーヴァーが「武器を備蓄している」と推測していたのです。

詳しくは「陰謀論 入門 誰が、なぜ信じるのか?」のP160〜を読んでください。

 

要は、ウィーヴァーの陰謀信仰に触発された政府が、彼に関する「独自の陰謀信仰」を作り上げ、ついにはそれに基づいて行動するようになりました。

そして政府の捜査官が、ウィーヴァーに対して陰謀を企てました。

政府にも誇大妄想があります。

2 陰謀論は負け組のモノであり、自分のためのモノである。

ここまで、「陰謀論を信じる人の特徴」などを挙げてきました。

ここからは「陰謀論は負け組のモノ」であり、「自分のためのモノである」という主張をしていきます。

 

人がどのような陰謀論を信じるかは、その人の陰謀志向のレベルと、そのほかの愛着によって決まります。

ですが、陰謀論は性格により左右されなくて、「状況に依存する」とも言えます。

例えば、選挙で負けたとき、敗者側は「陰謀だ」と主張します。

民主党が勝ったとき、トランプは「選挙は盗まれた」と言いました。

トランプが勝ったときも民主党側の50%が「ロシア人による票の集計の改ざんだ」と考えていました。

 

陰謀論の多くは権力の使用と濫用に関係しており、政治的意見でもあります。

個人が持つ先有傾向(党派主義や陰謀志向レベル)は「その人がどの陰謀論を信じるか、また信じるのであればどの党派的陰謀論を信じるか」の予測因子となります。

 

加えて、結局、陰謀論とは権力を持たないものを対象としていなく、権力者に向けてのモノです。

ですから、「負け組のためのモノ」と言えます。

ガーシーの信者も、多くは「男性の負け組」です。

40代、50代が多いのはガーシーと年齢が近いせいでしょう。

 

負け組であることに加え、負け組自身のため、つまり自分を重ね合わせ、正当化するためでもあります。

人間は基本的に自己中心的であり、「自分の分身を作りたい欲求(子孫を残す、自分の価値観、思想を広めたいなど)がある」と僕は考えています。

 

野球でも政治でも、自分の思想や価値観に近い集団を応援します。

そして、その応援する集団が負けると、敗北感を感じます。

加えて、応援する集団の敵に対してはライバル視します。

ガーシーの信者は「芸能界関係者や、芸能界や権力者を妬む人(負け組)が多い」と思われます。

NHK党も似ていますが、「NHKの集金屋にうんざりさせられた層」も信者に加わるでしょう。

 

ちなみに、僕はガーシーに衆院選で票を入れました。

理由はガーシーが権力者らにより、かなりの理不尽な目に遭ったからであり、それを自分と重ね合わせたのです。 

以下の記事で、多少触れています。

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結局、陰謀論を信じるのは負け組か、もしくは自分のため(支持する集団と重ね合わせる)です。

陰謀を企てるのが「常に権力者側であること」を考えると納得がいきます。

権力者らの動向に人々は敏感であり、なぜならいいように利用されたり、搾取されやすいからです。

その被害妄想?が陰謀論へと駆り立てます。

(現実にスノーデンの暴露のように、陰謀が真実のときもあります)

 

最後に、僕の体験話を少し書きます。

陰謀というか、「妨害行動を僕に対し、起こしている集団がいる」と考えており、「その根拠はけっこう固い」です。

(本が1冊書けるレベル) 

 

そして、「陰謀志向が弱い人」が、現実に変な体験をしたことで、僕の話した陰謀を信じる結果になりました。

陰謀志向が弱い人は、そういう性格の持ち主であり、さらに勝ち組側であるからこそ、陰謀を信じにくいです。

ですが、実際に変な体験をすれば、陰謀を信じます。

 

僕自身も「陰謀を信じにくいタイプだ」と自己分析していて、実際に記事でも書いています。

ですが、僕自身の体験が強烈なため、現在、妨害行動を起こしている集団の認知をしています。

まぁ詳しくは身バレを恐れて書きません。

 

以下の本をかなり参考にさせてもらい、今回の記事を書きました。

良書でした。

陰謀について語るなら、この本ぐらいは読んでおきたいところです。

「陰謀論 入門 誰が、なぜ信じるのか?」

 

ではこの辺で。(4626文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

https://kamikoani.com/ga-shi-senkyo/

「陰謀論 入門 誰が、なぜ信じるのか?」

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この記事を書いた人

大量の情報を咀嚼して、独自の視点からの考察・分析・エッセイ記事などを書いています。

質で勝負するブログのため、敢えて正体を明かしていません。

ブロガー歴10年以上。多数のブログ運営経験あり。

得意分野。経済、ビジネス、教育、心理学、執筆、アイデア発想など。

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