どうも、太陽です。(No186)
突然ですが、エンパスやHSPという言葉を皆さんは知っていますか?
HSPは人口の20%(5人に1人)いて、「エンパスは5%(HSPの25%がエンパス)しかいない」と言われています。
ところで、HSPの人は楽しいことにも敏感です。
なので、僕が編み出した作業・仕事・勉強集中術として、自分の好きな音楽をかけながらやるを実行すると、気分がノリノリではかどります。
HSP診断テストは以下。
HSP診断テスト〜敏感だけど能力高いHSPかどうかがわかるテスト
加えて、以下のエンパスの診断テストは「信憑性がどうなのか?」疑問ですが、受けてみました。
エンパス診断テストであなたの『エンパス度』をチェックしてみよう
僕は、この診断テストで、14個当てはまったので共感力がかなり高い方です。
つまり、エンパスの傾向があるのかもしれません。
ちなみに、後天的なサイコパスであるソシオパス診断テストもありました。
ソシオパス診断テストであなたの『ソシオパス度』をチェックしてみよう!
エンパスでありながら、ソシオパスやサイコパスである人をダークエンパスと呼び、共感力が高く人の心理が分かりつつ、それを悪用し、人を操ります。
この記事を書いたきっかけは、エンパスやHSPである僕が、相手の心理が分からない人がいることに気づいたことに由来します。
その人達はどういう人かというと、犯罪者や理性的であろうとするロボットみたいな人や超論理主義者の人です。
このテーマに興味がある人は続きをお読みください。
1 エンパスやHSPなら、人の心を掴む文章を書くことができる。
いきなりですが、以下のブログで、僕は心理学の使い手なら、文章でも成功できる!と書きました。
心理学の意味とは?「人の心理が手に取るように分かればビジネス・人文科学・社会科学・人間関係・芸術・文章で上手くいく!」
しかし、人の心を読めるといっても、ある程度の普通の心を持った状態の人達が対象です。
そこそこの共感力がある、そこそこ論理的である、そこそこ合理的などが該当し、極端な外れ値の人は想定していません。
しかし、僕は外れ値の人と出会ってしまったのです。
以下、Gravityで出会った外れ値の人達との会話を紹介します。
2 Gravityで出会った理性的であろうとするロボットのような人と超論理主義者。
Gravityという音声アプリである人と話しました。
その人は「20代前半の若者の男性」で、自身を「アセクシャルだ」と言っていまいた。
アセクシャルとは他者に性的欲求を抱くことが少ないか、まったく抱かない人達です。
(恋愛感情(好き)を抱くことはありえます)
で、その人は「過去に好きになった女性がいない」と話していました。
そんな中、友情関係を持った女性に、告白をされました。
そして、元々その気がなかったその人は断り、関係が切れ、「自分は断る権利がある人なのか?」と悩んだそうです。
それ以来、女性と友達関係になるのが怖くなったそうです。
(というより、告白されるのが怖い)
また、その人は普段から、自身を人体実験するのが好きな人でした。
そして、感情を鈍感にするトレーニングを積んできて、習得したそうです。
感情のアップダウンの激しさに左右されるのが嫌で、そのために鈍感力を身につけたのです。
(嬉しさもその分、味わえなくなりそうですね)
で、ある意味「ロボットになりたい!」みたいなことも言っていました。
次に、その人は自分が告白されるのが怖い理由が分からないので、それを知的好奇心から突き止めようとしていました。
友達関係が切れて関係が終わるという損得から、告白されるのが怖いのかについては、その人はノーコメントでした。
また、「相手を傷つけ、しかも断る権利が自分にあるのか?」とその人は考えていました。
ですが、それは単なる自責であり、もしくは被害者意識に過ぎないとも別の人に指摘されていました。
相手に対して「告白を断ったことに申し訳ない」という気持ちは若干はあるようです。
ですが、深く傷ついているようには見えず、理由として鈍感力を身につけてしまったからだと推測できます。
鈍感力があるのに「告白されるのが怖い!」という自分の感情が分からなかったのです。
で、「この心理を読み解きたい!」とある人は言います。
別の人からは、「告白されて断る自分が悪い」と考えるのなら、それは自責だと言われていました。
また、別の人は、自責の論理を拡張したら、「いろいろな動物を殺してそれを食べることも論理的には自責の一つに入り、申し訳なく思わないのか?」とある人に言っていました。
僕はそれを聞き、以下のように反論しました。
友情関係を築いた相手なら近い人であり、近い人に親近感を覚えるのは普通ですが、動物や、もしくはアフリカの人達など遠い関係の人達に親近感や申し訳無さを感じる人は稀だと。
ですが、ロボットになりたい人と別の人の2人とも、その拡張論理に納得していたのです。
僕には信じられませんでした。
ですが、ひろゆきも確か、「日本人だけじゃなく、アフリカのような遠い人達にも共感を感じる」などのようなことを言っていたので、論理主義派はこういう思考をするのかもしれません。
論理的に考えたら、親しみや共感を拡張してもおかしくないと思います。
ですが、人間はそのようにできていません。
自分に近い人達を優先し、遠い関係の人達にはそこまで共感しないのが一般的です。
しかし、超論理主義者は一般人の感覚をスルーして、普通に、この論理を通してきたので、驚いたのです。
僕には理解できない心理の人達がいるなぁと。
結局、ロボットになりたい人が、自責や被害者意識で、告白されて申し訳なく思い、「自分にそんな断る権利があるのか?」と悩んでいました。
なおかつ「告白されるのが怖い」という心理の解明は不明なまま会話が終了しました。
周りの人達が僕も含めて、いろいろと提案しても、その人はしっくりこず、もはやお手上げでした。
このように、「感情を鈍感にするトレーニングを積んだロボットになりたい人」や「超論理主義者」の心理は「僕にはよくわからない」と新発見でした。
また、犯罪心理学の以下の本を読んだところ、やはり犯罪者の心理も実感が湧きませんでした。
KindleUnlimited会員なら、無料で読めます。
犯罪者といえば、2023年1月30日にX(旧Twiitter)で話題になった、スシローでのイタズラが挙げられます。
醤油さしをペロペロして、湯呑みもペロペロして戻し、さらに回っている寿司にツバをつける動画が出回りました。
さて、以下の記事では「頭がめっちゃ良い人」(IQの高い人)の特徴が10つ厳選されて書かれています。
1 | 知性が高いと不安になりがち |
2 | 知性が高いと遅くまで起きがち |
3 | 知性が高いと白昼夢を見がち |
4 | 知性が高いとブラックジョークを好みがち |
5 | 知性が高いと人を信頼しがち |
6 | 知性が高いと背も高くなりがち |
7 | 知性が高い人はルックスも良くなりがち |
8 | 知性が高い人は人付き合いで不幸せになりがち |
9 | 知性が高い人は金銭の忍耐力が強い |
10 | 知性が高い人は意外と規則に従う |
このうち、10の知性が高い人は意外と規則に従うが犯罪者の心理を読み解くのに使えそうです。
つまり、IQの低い若年層は「他人を驚かせたり、嫌がらせをしたり、反社会的な行動をとる傾向が強かった」ということです。
「犯罪者はIQが低い」という当たり前の結論ですが、「どういう心理状態なのか」は詳しくは不明です。
ところで、以下の記事では、来日した英国VTuberが「日本の飯が美味すぎて、故郷の料理に絶望した」と書かれています。
日本の強みとして、「安い料理屋でもかなり美味い」があります。
回転寿司もその一つですが、回転すしの回るレーンの便利さと、こういうIQの低いイタズラをする層の存在はトレードオフになっていると感じます。
(便利さと引き換えに失うモノがあるのです)
1人1人に直接寿司を握って渡す寿司屋なら、こういうことは起こりませんからね。
回転寿司チェーンはコスト削減と利便性で寿司のレーンを構築したのでしょう。
ですが、結局、AI監視カメラの設置をしなければならなくなりました。
また、日本の首都圏の強みである満員電車も、効率的な便利さと、痴漢とテロとのトレードオフになっています。
痴漢対策として、監視カメラの設置や男女別に車両を分けるがあります。
さて、以下の記事では「他人の力で自分のセルフコントロール能力が変わる」と書かれています。
「セルフコントロール能力が低い人ほど、よりセルフコントロール能力が高い仲間を好む傾向があり、そのおかげで実際に誘惑に打ち勝つ力が強くなる!」と書かれています。
IQが低い犯罪者みたいな人でも、セルフコントロール力が高い仲間ができたら、影響を受けるのでしょうかね?
記事には他にも、「結婚で性格はどう変わるのか?」が書かれており、興味深いです。
加えて、知性が高い人は人付き合いで不幸せになりがちとのことです。
つまり知性が高い人は友達付き合いをすればするほど不幸になり、さらに孤高になり、長期的なプロジェクトや目標に没頭するのを人生の優先にしているのかもしれません。
さて、それ以外の一般的な人は人付き合いをすればするほど幸福になったそうです。
つまり、IQが低い犯罪者みたいな人はおそらく人付き合いを好みます。
で、たいてい、「類は友を呼ぶ」の格言通り、似たもの同士がつるみ、犯罪者集団になるのでしょう。
知的な人ほど孤高になり、平均的な人(IQが低い人も含む?)ほど、つるむ傾向にあります。
知的な人やセルフコントロール能力が高い人は皆とつるまないので、平均的な人に影響を及ぼしません。
さらに、恩恵も受けませんので、見も蓋もない話だなと思いました。
3 パターンシーカー。
さて、超論理主義者といったら、以下の本に書いてある「パターンシーカー」は最適な話題です。
この本には脳には5つのタイプがあるといい、以下があります。
・ | S型。 | システム化指数(SQ)が高い。 |
・ | E型。 | 共感指数(EQ)が高い。 |
・ | バランス型。 | SQがEQの両方を、高いか低いかはさておき備えている。 |
・ | エクストリームSQ。 | SQが飛び抜けて高い。 |
・ | エクストリームEQ。 | EQが飛び抜けて高い。 |
SQが高いタイプは、いわゆる理系脳であり、非常に論理的です。
システム化への関心が非常に高く、いわゆる、地図読解、音楽、編み物、文法ルール、自転車整備、料理、医学、系図、電車の時刻表、公衆衛生のようなことに関心があります。
こうした項目はすべて、if and thenルール、つまりシステム化メカニズムに従っているのです。
SQが高い人は、発明に強い意欲を示します。
逆に、EQは他人が考えていることや感じていることを、どれだけ簡単に察することができるか、の測定です。
HSPやエンパスが得意な分野でしょう。
さて、EQが高い人が持っている認知的共感とは、他者のマインドを想像する力であり、具体的には以下のことを指します。
・ | 他人や動物、その他あらゆる生き物(神でさえ)が信じている、知っていること、欲していること、知覚していること、感じていることを察知する能力。 |
・ | フレキシブルな欺き、フレキシブルなコミュニケーション、教育、共通の信念を基盤とした協調、さらにはスピリチュアリティー(霊性)までも許容する力。 |
E型は、SQが弱く、EQが高い人のことです。
共感力が高いですが、システム化することが苦手か興味が弱いです。
S型は、SQは高いですが、EQが低い人のことです。
システム化を重視しますが、共感力は低いです。
生まれつきシステム化することに惹かれ、共感には興味があまりありません。
バランス型は、SQもEQも両方、低いか高いかは置いておいて、備えているタイプです。
エクストリームE型は、極端に共感力が高く(エンパス?)、システム化能力は平均以下の人です。
数学などを避ける傾向にあります。
エクストリームS型は、自閉症の人に多く、パターンシーカーであり、共感力は平均以下の人です。
サヴァン症候群の人もいます。
正確にはサヴァン症候群は一般人口の100万人に1人と言われ、自閉症では200人に1人とされています。
つまり、自閉症の人々はS型、もしくはエクストリームS型の可能性が高いのです。
ちなみに、自閉症はS型、エクストリームS型のいずかに分類される割合が高く、自閉症の男性で62%と、一般男性の44%よりも高いです。
自閉症の女性の50%がS型か、エクストリームS型のいずれかに属し、一般女性(27%)の約2倍も高い割合を示しました。
つまり、自閉症マインドとハイパー・システム化されたマインドには「共通因子がある」と考えられます。
また、STEM分野の学生は文系の学生よりも自閉症の特性を持っていて、数学科の学生は文系の学生に比べて、「自閉症診断を受ける確率が高い」と判明しました。
加えて、子宮内テストステロン濃度は将来のE型、S型の決定要因になりうる可能性があるといいます。
8歳時の追跡調査だと、子宮内テストステロン濃度が高いほど、注意力(システム化)テストのスコアが高く、「まながしから心を読む(共感力)テスト」のスコアが低いことが明らかとなりました。
まなざしから心を読むテストは以下から、簡易版ですが、受けることができます。
僕の結果は以下です。
あと、以下の記事に書いてあるマキシマイザーはいわゆるハイパー・システマイザーとほとんど同じようです。
マキシマイザーとサティスファイサーとは?「最高を求めるか?妥協するか?」
マキシマイザーは完璧主義者で追求者で、こだわります。
逆はサティスファイサー(満足者)で、ほどほどで満足します。
さて、5つの脳タイプの分布は以下です。
・ | S型。 | 母集団の約3分の1。 男性が女性の約2倍(男性の40%、女性の26%)の割合になっている。 |
・ | E型。 | 母集団の約3分の1。 女性に多く(女性全体の40%)、男性(男性全体の24%)の約2倍。 |
・ | B(バランス)型。 | 母集団の約3分の1。 男性(男性全体の31%)、女性(女性全体の30%)と比率もほぼ同じ。 |
・ | エクストリームS型。 | 男性は4%、女性は2%。 |
・ | エクストリームE型。 | 女性は3%、男性はわずか1%。 |
全体をまとめると、以下になります。
・ | 男性。 | S型(40%)、E型(24%)、B型(31%)、エクストリームS型(4%)、エクストリームE型(1%) |
・ | 女性。 | S型(26%)、E型(40%)、B型(30%)、エクストリームS型(2%)、エクストリームE型(3%) (電卓で計算したら、合計101%になった。本が間違っている?) |
ここで挙げた5つのタイプは以下のサイトで調べることができます。(英語です)
僕の結果は以下です。
つまり、EQスコアは17点(20点満点)で、SQスコアは8点(20点満点)で、結果としてB(バランス)型という意味です。
本にはこのサイトを正確に翻訳したテストが載っているので、Google翻訳などが当てにならないと思った方は、本で試してみてください。
(本には自閉特徴の値を測定できるAQテストも載っています)
しかし、本の表の結果だと、僕はE型に分類されているようなのです。
(Webサイトと本、どっちが正しいのか?不明)
2023年で読んだ中でも、かなりの示唆やヒントを与えてくれた名著です。
翻訳本なのに、かなり読みやすい、つまり理系的な文体で書かれており、パターン・シーカーの名に恥じない本ですね。
最後に、メンタリストDaiGoは「EQの高いHSPをパターンシーカーだ」と認識しているようです。
(本とは違った見方ですね)
ではこの辺で。(6781文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
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