どうも、太陽です。(No42)
突然ですが、タイトルは「不可逆的の意味「一方向の言葉(つまり、逆はない)」です。
不可逆の意味とは「意味や解説、類語。再びもとの状態にもどれないこと」とあります。
X(旧Twitter)で以下のツイートが出回っていました。
「「17歳の女子高生です!」ってTwitterを始めた後で、「ほんとは31歳のおっさんです」って言うと簡単に信じてもらえるけど、一度31歳のおっさんになったら、その後にいくら17歳の女子高生ですって言っても決して信じてもらうことが出来ない。これが不可逆性です。」
まぁ、こんな概念に近いでしょうか。
以下、記事で詳しく説明していくので、興味がある方は続きをお読みください。
僕独自の見解です。
1 一方向の言葉の事例
一方向しか働かない概念を紹介していきます。
詳しくは続きを。
1 金持ちはケチではありますが、ケチが金持ちになるわけではないのです。(Twitterのある人の引用)
これは、分かりやすいですよね。
金持ちは大概、ケチです。
ですが、ケチな人が資産家になれるかといったどうでしょうか?
コツコツと運用資金を貯めて、勝負に出られる確率は上がるかもしれませんが、起業・投資にせよ、ケチという能力だけでは金持ちになれません。
(資産運用能力や事業家の能力が必要です)
以下の記事でも書かれています。
「お金持ちほどケチは本当?お金が貯まる人と貯まらない人の違い」というタイトル記事です。
http://news.livedoor.com/article/detail/13732638/
2 早口の人は遅く喋れますが、遅く喋るのが普通な人は速く喋ることはできません。
これは頭の回転の問題です。
早口の人は情報処理能力が高いのです。
だから、ポンポンと言葉が出てきます。
しかし、普段、遅く喋っている人はそれが情報処理能力の限界ですから「もっと速く喋れ!」と言われても、なかなか厳しいのです。
これは文章にも言えます。
速く読める人は遅くも読めますが、遅くしか読めない人が速く読めるようになることはないのです。
3 一度、知ってしまった人は何らかの手段を取らない限り、前の知らない状態に戻ることはできません。
「何かの知識を知ってしまうと、前の知らなかった状態には戻れない」ということですね。
映画などのネタバレを知ってしまってから映画を見ると、楽しみ方が変わります。
また、何らかの秘密を知ってしまうとその人への接し方も変わります。
浮気などの隠し事が該当します。
前の知らなかった状態に戻ることに近い状態は、新たな知識を手に入れて修正するか、忘却することでしょう。
修正は浮気なら、浮気してなかったという追加情報を何とか信じこませることです。
または忘却の場合、ショック療法などで忘れてしまうこともあるかもしれません。
ここで、「知ることの大切さと怖さ」について書いていきます。
勉強や読書で人は学び、様々なことを知ることができます。
僕のブログや本などを「読んでない人と比べたら、読んでいる人は世の中の見方」が変わるはずです。
世の中において、人は起きた現象を同じように解釈していません。
例えば、ニュートンはリンゴが木から落ちたことで、万有引力の法則を見つけました。
ですが、それを何度も見た人は世の中にはたくさんいても、万有引力の法則に気づかなかったわけです。
勉強や読書をすると、様々な人の解釈や価値観に触れることができ、視点が多様になります。
様々な視点から物事を見れるようになれば、人よりも気づきが多くなります。
その結果、発明やアイデアが湧きやすくなりますし、人よりも本質に気づきやすくなるかもしれません。
本質に気づくと、有利に生きられるようになります。
しかし、勉強や読書をすれば知識は増え、どんどん有利になるかといえば、そうとも一概に言えないのです。
その理由は、一度知ってしまうと、元の知っていない状態に戻れないという点にあります。
つまり不可逆性であり、元の状態に戻せないのです。
スノーデン氏の暴露がなかった頃は、人はまさか国家があそこまで大規模に盗聴をしているとは、夢にも思っていなかったでしょう。
(エシュロンという言葉でほのめかされていましたが、気づいていた人は一部です)
そして現実に、スノーデン氏の暴露で「盗聴が真実だ」ということが判明しました。
さて、これで世の中への見方が変わる人も出てくるでしょう。
「パソコンやスマホって怖い」と思う人もかなり多いかもしれません。
他にも、人間の汚い部分を知ってしまうと、人間不信に陥ることもあります。
つまり、「知らぬが仏」であり、「知らないことは一種の幸せ」でもあるのです。
極秘情報を知ると誰にも話せず、秘密を抱え込まなければならなくなり、ストレスの種になります。
知ることは楽しいし、有利になる反面、怖さもあるのです。
結論として、知ることを基本的には推奨しますが「知ってしまった人は秘密を抱え、苦しむ」という「不利益もある」ということです。
知識伝授(ネタばれ含む)は、相手が「元の状態に戻らない」ということを想定したうえで、話す配慮が必要でしょう。
(しかも、秘密を抱えたまま生きるのは相当な苦行なので、ほとんどの人が漏らしてしまうと思います)
この知ることの怖さについては以下の記事で小説家していますので、興味がある人は読んでみてください。
「悟った男」
4 社長などの能力職の人が下の営業職などはできるかもしれませんが、下の営業職の人が上の社長職はできません。
なぜなら、求められるスキルが違うからです。
社長職は広範囲の知識が必要です。
会計なども熟知しておく必要があります。
営業職の人が会計などを必死に勉強して将来、社長職になるという話はありえます。
ですが、現時点で「営業職の人が社長職に突然なる」ということはできません。
ですが、社長職の人が営業職になることは可能な人もいます。
もちろん、営業職の適性がなかったり、営業畑じゃない人なら、営業での成績が振るわないかもしれませんが、仕事自体はそれなりにできるでしょう。
能力にも、このような構図があります。
こういう抽象概念の操作が上手くなりたい方へは以下の本がオススメです。
細谷功氏の本です。(「地頭力を鍛える」の著者で有名な人です)
「やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する」
僕は上記の本は全て読破しました。
発想力を鍛えたいなら、全て読破するつもりでいた方がいいでしょう。
ケチケチせず、自己投資してください。
5 「お酒で脳が萎縮する」のではなく「脳が小さいとお酒を飲む」という可能性が示される。
以下の記事があります。
https://gigazine.net/news/20191029-brain-volume-alcohol-consumption/
「お酒で脳が萎縮する」のではなく「脳が小さいとお酒を飲む」という可能性が示される
ではこの辺で。(2887文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
コメント