どうも、太陽です。(No158)
将来に渡って、消えない職業があるかどうか気になるなぁ。
特にAIによって仕事を奪われる、AI失業が気になるよ。
それなら、「消えない職業があるのかどうか」考えることに加え、間違いなく消える職業、つまりAI失業を先に考え、取り上げた上で、AI失業がなさそうな職業を考える順番で説明します。
AI失業に戦々恐々としている方はもちろん、「自分の職業は将来、消えないだろうか?」気になる方は続きを読んでください。
特に、昨今、話題になった分野でのAI失業を書きます。
1 AI失業しそうな分野。
AI失業しそうな分野として、以下があります。
a 士業の事務書類業務。
行政書士などの補助金申請業務は経営コンサル的能力が必要で、「まだまだAIに代替できない」と思われます。
ですが、もっと簡易な手続きなどの書類業務だと、Aiに代替されそうです。
例えば、以下の記事のAI契約審査の事例があります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH142CG0U2A011C2000000/
AI契約審査、政府が再び「違法の可能性」見解
AI契約審査という業務があり、政府は「違法の可能性が否定できない」と回答し、グレー判定を下しているね。
法律家の業務を減らし、効率化し、「法律家はもっと高度な仕事に邁進したほうがいい」というのが僕の持論ですが、政府は違う見方のようです。
政府はAI契約審査に対して、厳しい見方なのかぁ。
あと、以下の記事にあるように、会計士の業務を支援するAIツールも出てきています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/17/news098.html
「熟練のノウハウ学習」 会計士業務を支援するAIツール、トーマツが開発
士業は当分の間は失業はしないでしょう。
ですが、補助ツールがどんどん出てきて、さばく量が増えたり、価格破壊が起こるかもしれないですね。
b イラスト業務。
突然ですが、イラスト業務はAI失業するかもしれません。
イラスト描きは芸術的で、AIにとって代わられることはなさそうだと見られていた。
だけど、AIの発展は急速で、絵師の仕事を奪う段階まで来ているみたいだね。
以下の記事に詳しく書かれています。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2210/14/news050.html
AI vs 絵師の戦争勃発? たった10円以下で本格イラストをつくれる「NovelAI」は人類の仕事を本当に奪うのか
NovelAIという画像生成サービスは、日本円にしてたったの7.5円かぁ。
イラストレーターに発注する場合、最低でも3〜5万かかり、納期も2ヶ月程度を要する質の作品が、瞬時に描けてしまうとは!
ただし、AIにも弱点があり、それは「身体の構造」や「手癖」になります。
詳しくは記事を読んでください。
また、以下の記事にあるように、本の表紙もAIが作ってくれる時代です。
https://gigazine.net/news/20211003-cover-maker/
文章を入力するだけで「本の表紙っぽい画像」を作成する「装丁カフェ」
以下のリンク先から、作ることができます。
(Pixiv小説の表紙限定です)
https://marunaka3.github.io/tools/project/cover-maker.html
絵師の仕事まで奪われそうな時代なのかぁ。衝撃的!!
絵師は正直、「AI失業のリスクはかなり高い」と思います。
c ライター。
ライターの仕事もどうなるか不明です。
僕も失業するかもしれません。
ライターも危ないの?
以下のCatchyというサイトは、広告・資料作成・Webサイト制作・セールスレターなどの記事をAIによって書いてくれるサービスです。
(100種類以上の生成ツールがあります)
しかもSEO対策済みの記事も書けるとのこと。
https://lp.ai-copywriter.jp/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=seomarketer_202209_01
Proという無制限で使えるプランは月額9800円で、会員数も1万人を突破しているんだね。
有名ビジネス書作家である橘玲氏のような、独自の内容満載のコンテンツを書くのはまだまだ無理でしょう。
ですが、そこまで専門的でもなく、創造的でもない定型文のような内容なら、このAIライターが制覇してしまうかもしれません。
太陽さんの仕事もどうなるか不透明なんだね。
クリエイティブな分野もかなりAIに侵食されてるなぁ。
でも、高度で創造的な文章を書ける執筆家なら、「当分の間、失業しない」と思われます。
クニトミ ブログで累計2億さんのツイートを貼ります。
上記のような欠点もある上に、文体というのは個性と癖があり、統一性が大事なので、「かなり微修正が必要だ」と思いますね。
以下の記事にあるように、文章には指紋があるとのことですから。
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/278529
「文章の指紋」によって他者が書いたなりすましはバレる!
d プログラマー。
プログラマーの仕事も「長期的にはどうなるか」不透明です。
以下の記事では、「日本語の指示からプログラムを自動生成するAIができた」と書かれています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/04/news134.html
日本語の指示からプログラム自動生成「AI programmer」登場 C++とHTMLで試してみた
日本語の指示次第という面もあり、プログラミングに対する深い知識と日本語力が要求されるので、結局は本格的なプログラマーの補完ツール、つまりプロのプログラマーの仕事の効率化ツールということだね。
(ググる行為は減るかもしれない)
また、コーディングがいらないNoCodeも一時期、流行りました。
ですが、結局は「複雑なサイトやアプリは作れない」とのことで、大々的には流行りませんでした。
しかし、プログラミングを楽にするツールは今回のモノにせよ、NoCodeにせよ、生まれているので、将来、どうなるか不安な面はあるね。
まさか、プログラミングまで。。。AI、恐るべし!
以下の記事でも、AI Programmerについて詳しく言及されています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/14/news053.html
AI研究者兼プログラマーが「AI Programmer」について社長に聞いてみた
まぁ当分の間は、「高度なスキルを持つプログラマーは失業しない」と思います。
以下の記事にあるように、「コード自動生成AIを使うプログラマーは安全性の低いコードを生成しやすい」とのことで、危なっかしいですからね。
https://gigazine.net/news/20221226-ai-assistants-bug-code/
コードを自動生成するAIを使うプログラマーはAIを使用しないプログラマーよりも安全性の低いコードを生成しやすいという研究結果
他にも、GhostWriterというのもあるそうです。
加えて、最近、世間を騒がせているのが対話AIであるChatGPTです。
以下の動画で詳しく解説されています。
ChatGPTの使い方についての記事は以下から。
https://zenn.dev/nameless_sn/articles/chatgpt_cheat_sheet
ChatGPTに関するチートシート
ちなみに、数学の問題を計算して途中式も含めて答えを教えてくれる「Alternate Math Solver」というソフトウェアもあります。参考までに。
https://gigazine.net/news/20171106-alternate-math-solver/
数学の問題を計算して途中式も含めて答えを教えてくれる「Alternate Math Solver」
他にも以下のようなAIサービスがあります。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2212/15/news123.html
AIが作った画像が喋る 動画生成サービス「Creative Reality Studio」登場 「GPT-3」「Stable Diffusion」を利用
e オペレーター。
オペレーターの仕事はマニュアル的な対応なら、AIに真っ先に奪われますね。
2022年10月に、クロネコヤマトと佐川急便の宅配便利用(集荷を使った)の際、クロネコヤマトは完全に集荷予約がAI化されており、電話対応はAIでした。
佐川急便は10月からオペレーターがAI化したと思われます。
なぜなら、少し前に頼んだときは、まだ人間のオペレーターが対応していたので。
電話対応で事務的な部分は全部、AIに任せる流れなのはコスト削減の観点からは当然な流れだね。
もう少し細やかなマニュアルだけでは無理な対応は人間が活躍するでしょう。
クロネコヤマトも佐川急便ももはやAIオペレーターで、人間がいないのか。
f ネット諜報員。
ネット諜報員の分野もAIの影響がかなり出ています。
以下の記事にあるように、匿名のライターの正体を暴くAIの開発をアメリカ政府が進めています。
https://gigazine.net/news/20221003-develop-ai-unmask-anonymous-writers/
匿名のライターの正体を暴くAIの開発をアメリカ政府が進めている
中国も、アメリカのNSAのような大規模な盗聴集団を作りたい野望がある。
で、ネット諜報員を人力で回していたら、中国だけで人口10億人以上がいて、監視は不可能だ。
だから、不審な会話やチャットなどのやり取りをAIが感知・検知する流れになりそう。
はい。
諜報員はある程度の人員は確保するでしょうが、AIに任せる部分は多くなりますね。
g 通訳者。
通訳者もAI失業しそうです。
以下のX(旧Twitter)は参考になります。
これを見たら、一目瞭然で、説明が要らないなぁ。
2 AI失業しなさそう分野。
AI失業しなさそう分野ってあるの?
AI失業しなさそうな分野として以下があります。
まず、細かい人間交流を必要とする仕事です。
小学校教師、起業家、セラピスト、カウンセラーなどがあります。
これをAIやコンピュータがやるのはかなり難しいです。
小学生がAIロボットの言うことを聞くとは思えないし、起業家AIロボットの指示に社員がすべてを任せるのか不明だ。
また、セラピストやカウンセラーには人間的対応を望むから、感情のないAIロボットには無理だね。
セラピストやカウンセラーはロボットには無理かと思いきや、以下の記事では「子供相手なら、カウンセラーとして成果が出た」という内容があります。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/08/news053.html
ロボットはカウンセラーに適性あり? 子供との間に信頼関係は生まれるのか
次に、保育士、介護士などが挙げられます。
介護ロボットの実現は今の段階ではまだまだ難しいでしょう。
美容師は「1000円カット」のほうが驚異かもしれません。
幼児がAIロボットの言うことを聞くわけがないし、確かに、介護ロボットの実現も厳しいね。
美容師は手先の器用な美容師ロボットが出来上がる可能性はあるのかなぁ。
まだ、人間の領域な気がする。
1000円カットのほうが現実的な驚異だね。
そして、AI研究者・開発者や、データサイエンティスト、量子コンピュータ開発者など、高度な専門職です。
どちらかといったら、起業家や高度な専門職以外は、ブルーカーラーの仕事だなぁ。
はい。
やはり、細かい人間交流が介在する仕事はAIやロボットには不向きなのです。
AIについて知りたいなら、以下の本がお勧めです。
この図解まるわかりシリーズは僕はほとんど所有していて、かなり分かりやすいのです。
例えば、以下の本を読了したり、途中まで読んだり、積読しています。
「図解まるわかりネットワークのしくみ」(読了済み)
「図解まるわかりセキュリティのしくみ」(読了済み)
「図解まるわかりDXのしくみ」(積読)
「図解まるわかりプログラミングのしくみ」(途中まで読んだ)
「図解まるわかりWeb技術のしくみ」(途中まで読んだ)
「図解まるわかりサーバーのしくみ」(読了済み)
「図解まるわかりデーターベースのしくみ」(途中まで読んだ)
気になる本があったら、チェックしてみてね。
ではこの辺で。(3976文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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