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「ブレインノート」

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どうも、太陽です。(No40)

 

突然ですが、「デスノートに匹敵するアイデア発想の短編小説」です。

ブレイン(脳)ノートを手にするとどうなるのか?知りたくありませんか?

興味がある人だけ読んでみて下さい。 

目次

1 ブレインノート。

場加真地米(ばかまじめ)は、自分が幸福を感じにくい体質に悩んでいた。

生まれつき、楽観的な人間が「心底で羨ましい!」と感じていたのだ。

 

楽観的な人間である羅漢適男(らかんてきお)に、「お前はバカ真面目だ!」と罵られ、憤慨して帰ってきたある夜のこと。

夜の人通りの少ない道路に1冊のノートが落ちていた。

 

そのノートを拾うと、くまもんみたいなキャラが背後に現れ、場加は「何だ!?」と叫び声をあげた。

 

くまもんみたいなキャラは場加に説明した。

「そなたはブレインノートを手に入れた。そのノートに、ある人物の名前(顔も一致・認識)と脳に関する状態(例えば、ラーメンの美味しさを感じにくくするなど)を詳細に記述すると、そのようにその人は感じるようになる。脳の数だけ、世界があるのだ。この現実の世界も幻で、脳に見せられている幻想なのかもな。。。」とつぶやいた。

 

場加は「それ、本当なのか?嘘だろうなぁ」と言い、くまもんみたいなキャラはぬいぐるみで中に人が入っていると思い、スルーして帰宅した。 

そして、場加はいたずら半分でノートに「羅漢適男 ラーメンの味が青汁になる」と書いた。

 

翌日、大学で羅漢と出会い、ラーメンを食べることになり、そのとき、羅漢が叫んだ。

「なんだ、この味は!。マズイ!もう一杯!」

一瞬、「何かのギャグか?」と思った場加であったが、羅漢は本気でまずそうにしており、ラーメンの大半を残したので、「もしや、ノートの効果?」と半信半疑になったのであった。

 

帰宅したあと、ブレインノートの最後の解説の部分を読んだ。

原則1 顔を認識した上で、名前を書き、脳の感じ方の状態を詳しく書くと、名前の本人はそのように感じる。

 

まさにその通りになったので、場加は本気で信じるまでに至った。

 

そして、「自分が不幸だ」と感じやすいことへの復讐として、幸福そうな人の芸能人の名前を片っ端から、たくさんの料理の味がマズくなるように書き込んだ。

1ヶ月後、芸能人の間で「原因不明の味覚異変症」という病気が流行っているとTVで報じられた。

 

場加は面白くなってしまい、ネット上で「ミカ」という名前を名乗り、私は「皆さんの味覚を操作できる人物だ」と書き込み、TV局でも取り上げられ、有名人になってしまった。

 

そして、警察がIPアドレスで、ミカを特定し、場加に事情聴取のため、警察官が来ることになった。

(電話をかけてきた)

場加は恐ろしくなり、ノートを隠した。

警察の事情聴取を受けた場加は、「あなたが味覚を操作できるミカですか?」と聞かれ、「確かに、書き込んだのは自分だが、そんな話が本当のわけないでしょう」と平然を装い、答えた。

警察も証拠がなく、渋々と帰っていった。

 

「さすがにやりすぎた!」と場加は思い、書き込んだ芸能人の味覚を元に戻した。

「原因不明の味覚異変症が完治した!」とTV局でも報道された。

 

実はこの話には裏があり、ネット上には同時に「青汁を1ヶ月毎日飲むと、味覚異変症が治る」と書いていたのだ。

そして、青汁の会社の株を大量に場加は買っており、青汁をわらにもすがる思いで大量に買った芸能人らが「完治した!」と騒いだせいで、TV局でも放送され、青汁の会社の株価が上がっていた。

そこで、場加は売り抜けて、大儲けした。

 

警察もさすがに、そんな心霊現象のようなことはないと思っており、場加をそこまで追及しなかった。 

しかし、1人の人物が場加に疑いをかけていた。

羅漢適男である。

 

羅漢は最初の場加によるターゲットの1人であるが、羅漢が警察に職務質問を受け、「ミカだ」と疑いをかけられていたこと、「自分もラーメンの味が青汁に変わったこと」などを考慮し、場加を「怪しい」と思っていたのだ。

「場加は催眠術か何かやっているのか?」「もしくは他の手段か?」と疑っていたら、場加が青汁の株を買っていて儲けたことを知り、「ますます怪しい」と感じていた。

しかも、大儲けした場加が羨ましいし、悔しくてたまらなかった。

 

しかし、証拠が見つからず、悶々としていたところ、羅漢はなんとブレインノートを拾ってしまうのである。

(2冊目のブレインノート)

そして、全てを知り、羅漢は場加の味覚を、大好物の唐揚げがうんこの味に変わるようにした。

 

羅漢は場加を誘い、唐揚げを頼むように誘導し、唐揚げを食べて「おぇ!」と吐く場面を見て、心のそこで笑った。

しかし、表面上は平静を装い、「どうした?」と場加を気遣った。

 

場加は帰宅したあと、悶々としていた。

「なぜ、大好物の唐揚げがうんこの味になったのか?」、もしや「他にブレインノートを手に入れた奴がいるのか?」と。

だとしたら、「なぜ自分がターゲットになるのか?もしや知り合いか?知り合いだとしたら、羅漢ぐらいしかいないぞ!」と疑いの目を向けていた。

 

場加は、羅漢を呼び寄せて、試してみることにした。

しかし、羅漢は疑われていることを察知しており、まったく腹を探らせなかった。

 

ここで、第二の原則があることを場加は思い出した。

原則2。くまもんとの取引により、くまもんの目を手に入れればブレインノートを持っている人の名前を知ることができる。ただし、くまもんの目を取得した本人は一生、ラーメンがうんこの味になる。

 

「ラーメンをもう一生食べなくていい!」と場加は決意し、くまもんの目を手に入れた。

 

そしたら、ブレインノートを入手している人が、今の日本に3人いることが分かった。

一人はもちろん、自分。もう1人は思ったとおり羅漢適男。もう1人は青山一郎。

 

青山一郎という名前がありふれすぎていて、「この世にたくさんいすぎて誰か分からないぞ」と思った。

 

そうこうしているうちに、場加は異変を感じるようになった。

ほとんどの食べ物がマズイのだ。

羅漢もついに耐え切れなくなり、場加に相談した。

 

お互いに、「お前もブレインノートを持っていたのか!」と話し合い、そして俺らのこの食べ物のまずさの症状はおそらくもう1人のブレインノート所有者である「青山一郎の仕業だ!」と合点した。

しかし、青山一郎の正体(特に顔)を突き止めることがかなり難しい。

 

で、場加真地米(ばかまじめ)と羅漢適男(らかんてきお)に関しては、おそらく日本に1人ずつしか存在しないので、調べやすかったのであろう。

 

青山一郎はくまもんの目を手に入れて、「やられる前にやろう!」としたのだと思われる。

ラーメンの味が一生うんこの味になってもかまわない覚悟で、ブレインノート所有者を攻撃したのである。

もしくは2人がキラキラネームであり、自分はありふれた名前だからバレにくいと踏んだのであろう。

(探偵を使って俺ら2人を調べて、顔を確認したのであろう)

 

キラキラネームをつけた親を恨んだ2人であった。

 

おしまい。

 

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(小説家の内情が分かる本です) 

松岡圭祐氏はベストセラー作家ですが、彼の作家指南本を紹介します。 

「小説家になって億を稼ごう」

3.5点。

松岡圭祐氏の作家指南本。

著者独自の小説の書き方術「想造」について語れているが、凡人には到底真似できないと思った。

小説の書き方術についてはイマイチだが、その後多くを割かれている「プロ作家として第一線を走り続けるための処世術」の内容はかなり参考になった。

出版界のならわし・仕組み、編集者とのやり取り、どうやって作家としてのし上がるか、生きていくか、など情報盛りだくさんである。

小説家を一度でも夢見た人は興味本位で覗いて見るといろいろな世界が垣間見れるかもしれない

「小説家になって億を稼ごう」

悩み人

小説家になりたい人は買って読んでみて!

 

ではこの辺で。(2954文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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この記事を書いた人

大量の情報を咀嚼して、独自の視点からの考察・分析・エッセイ記事などを書いています。

質で勝負するブログのため、敢えて正体を明かしていません。

ブロガー歴10年以上。多数のブログ運営経験あり。

得意分野。経済、ビジネス、教育、心理学、執筆、アイデア発想など。

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