どうも、太陽です。(No194)
突然ですが、「トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス障害)が辛い人」がこの記事を読んでいるかと思います。
今まで生きてきてPTSDの可能性を疑ったことが1回もなかったのですが、ある記事を読み、僕もPTSDかもしれないと疑い始めました。
今回はトラウマやPTSDが辛い人へ向けて、僕の個人的体験を絡めながら、アメリカの最新の治療法を紹介しようと思います。
この話題に興味がある人は続きをお読みください。
1 僕の個人的体験団。
いきなりですが、僕は以下の記事で、ベンゾジアゼピン系の精神薬を減薬中だったのですが、「ある程度成功した!」と書きました。
姿勢が悪いとメンタルが弱くなる関係性がある話「ベンゾジアゼピン減薬体験記付き」
今はロラゼパムという薬を「1日に2回」が基本で飲んでいます。
自律神経がかなり悪く、「リラックスできない!」と困っていると記事では書きました。
さて、遡ること、僕は2023年7月20日に、偶然、店で以下の飲料水を約100円で購入しました。
[機能性表示食品] プラズマ乳酸菌 キリン イミューズ(iMUSE) 免疫ウォーター 500ml ペットボトル ×24本
そしたら、1本飲んだだけで僕に対しては劇的に効果があり、「なんだこれは!」となり、調べたら、以下の記事が出てきました。
上記の記事から抜粋します。
前項で挙げた排便を促す腸のぜんどう運動は、「交感神経」が優位な時には停滞し、「副交感神経」が優位になると活発になります。
緊張やストレスなどで交感神経が高まるなどして自律神経のバランスが乱れると、ぜんどう運動のバランスも乱れて、腸の働きが低下してしまうのです。
そうすると便秘など腸の不調が起こります。
逆に便秘や下痢などが解消されて腸内環境がよくなると、副交感神経の働きがよくなって自律神経が整うことも近年の研究でわかってきました。
便秘や下痢に対する不安や腹部の不快感がストレスにつながり、ストレスから交感神経が高まって、自律神経のバランスが乱れてしまうこともあります。
便秘や下痢を改善して、そのストレスをなくすことも自律神経を整える方法の一つです。
自律神経と腸内環境は、自律神経が腸内環境に影響を与え、腸内環境が自律神経を整える決め手になる、そんな相互作用の関係にあると言えます。
つまり、元々、僕は自律神経が長年に渡って悪く、リラックスができない!と深刻に困っていました。
で、「自律神経悪化による腸の不調も関係しているかもしれない」とわかったのです。
腸内環境がよくなると、副交感神経の働きがよくなって自律神経が整うと書かれていますからね。
しかし、便秘や下痢に対する不安や腹部の不快感がストレスになってはないです。
便秘や下痢の不安や不快感でなく、むしろ異常な手汗や心臓のバクバクや呼吸の浅さや緊張感に対してのストレスならかなりあります。
ですので、ストレスから交感神経が高まって、自律神経のバランスが乱れてしまう悪循環になっています。
ストレスをなくすのは大事なようです。
まぁ「鶏が先かニワトリが先か?」の議論に似ています。
ストレスが先か、自律神経のバランスが乱れるのが先か(腸内環境含め)です。
根っこはストレスにあります。
ですが、自律神経が乱れて、その緊張感から来る気持ち悪さもストレスになって、余計に交感神経が働いてリラックスできません。
よって、この悪循環の連鎖をストップさせるには、昼寝か、ロラゼパムという薬か、自律訓練法しかありません。
自律訓練法は以下の僕の記事に詳しく書いています。
自律訓練法のやり方「冷え性解消&ストレス解消&不眠などに効果あり」
さて、最近まで、以下の記事にあるような、消去動作をやっていませんでした。。。
(どうりで、自律訓練法をやった後に、だるいか、眠くなるわけです)
自律訓練法
また、上記の記事には「公式の感覚が感じられないからといって長時間続けると、かえって不安や緊張が強まる可能性もあります。1回の時間は5~10分程度に留め、毎日続ける方が効果は得やすいでしょう」と書かれてあります。
僕はこの通りにやっておらず、効果をかなり追い求め、20分以上やることもザラで、だから、余計に体調を悪くしていました。
消去動作の実行と1回の時間を5分〜10分程度に留めるようにしたら、かなりいい感じになりました。
さて、ロラゼパムの薬はかなり効くのですが、弱点は眠くなることです。
1日3回分もらっていますが、実際は1日2回が基本で、外出時など特別なときは3回という感じで飲んでいます。
じゃないと何もできなくなります。
また、以下のiMUSEのサプリも注文し、飲んでいます。
このサプリは2023年7月27日時点でAmazonでは4484円ですが、僕が購入した以下のサイトのキリンの通販では500円でお試しで注文できました。
その後、「通販価格に沿って継続的に買うかどうか」決めるところです。
僕の場合、腸内環境がかなり悪いせいもあって劇的に効きました。
で、iMUSEのサポートセンターに電話して詳しく聞いたら、僕のような事例は珍しいと言われました。
iMUSEはあくまで「健康な人の免疫をサポート・維持するだけだ!」と強調していました。
まぁ僕は効いたので、通販で継続的に購入して試しています。
ちなみに、僕の身内の女性2人はiMUSEのドリンクを少し飲んだだけで、便秘解消に効いたと言っています。
(「iMUSEは腸内環境を整える効果があるので」ということは身内の女性2人は腸内環境があまり良くなかった可能性があります)
加えて、以下の記事では、「プロバイオティクス(腸内細菌のサプリ)でメンタルが改善する!」という内容が書かれています。
腸内細菌のサプリであるiMUSEを買ったので、上記の記事で書かれている鬱や不安症状に効果があるのであれば「リラックスにもつながればなぁ」という思いです。
さらに、以下の記事で、鋼メンタルの人の特徴が述べられています。
鋼メンタルの人は、物事に対する捉え方が違うようです。
トラブルが起きたときに、普通の人は「ツイてない」「面倒くさい」と捉えてしまいがちです。
ですが、鋼メンタルの人は「トラブルもチャンス」「自分はできる」と前向きに考えています。
記事には、鋼メンタルの人の特徴として以下が挙げられています。
・ | 気持ちの切り替えが早い |
・ | 人や物事に柔軟に対応できる |
・ | 自分の意見を持っている |
・ | 健康に気を使っている |
つまり、「自分にとって大切なものがはっきりしていてやりたいことがあり、目標や目的に向かって楽しみながら過ごしている人たち」だそうです。
確かに、目標ややるべきことが明確にあり、充実した時間を過ごしていれば「些細なことやトラブルに対しても前向きに考えられる余裕が生まれる」と思います。
また、記事にはそんな鋼メンタルの人が病むケースについても書かれており、参考になります。
ともかく、この話は「ある程度の健康な人」に当てはまるもので、僕のような体調不良の人はまず病気を改善することが重要でしょう。
自律神経を中・長期的に安定させた上で、目標を設定し、動くべきなのです。
しかし、自律神経を中・長期的に安定させる方法が、前にも述べましたが、昼寝・ロラゼパム服用(副作用として眠くなるなど)・自律訓練法しかありません。
もちろん、健康的な食事・適度な運動・睡眠・ストレス解消法をやった上で、これらの対処法も加えないとダメなくらい追い込まれています。
「なぜ、このように慢性的に自律神経がおかしくなったのか?」をアメリカのPTSDの治療に関する最新記事を読んで合点がいきました。
つまり、僕はPTSDにかかっていた可能性があるということです。
次はこの話に移りますね。
2 アメリカの最新のPTSD治療法。
アメリカの最新のPTSD治療法として、「皮膚に当てるだけ」の「電気刺激医療機器がある」と記事に書かれています。
首の迷走神経に軽い電気パルスを流して脳を刺激することで「症状を緩和できる可能性がある」とのこと。
PTSDの治療といえば、安全な環境のなかで恐れや忌避の対象となっているものに患者を暴露させ、時間をかけてその反応を少しずつ軽減させていく「暴露療法」が最も一般的です。
ですが、すべての患者に効くわけでもないですし、刺激が強すぎて嫌がる患者もいます。
「PTSDと自律神経も絡めた仕組み」を記事から引用します。
記事には、「PTSDと自律神経も絡めた治療の仕組み」が書かれています。
迷走神経は、副交感神経系の一部だ。
副交感神経系は、ストレスを受けた後や危険な目に遭った後で体をリラックスさせ、消化や心拍数などの身体機能を調整することから、「休息と消化の神経系」とも呼ばれている。
それとは反対に、危機的状況に対応する「闘争・逃走反応」をつかさどるのが交感神経系だ。
PTSD患者は「交感神経系が慢性的に過活動状態にある」と、ブレムナー氏は言う。
また、「PTSD患者がストレスを経験すると、炎症マーカー、とりわけサイトカインが過剰に放出され、それが脳に入り込んで行動に影響を与えることがあります」
PTSD患者の迷走神経を電気パルスで刺激すると、副交感神経系が活性化される。
「それが交感神経系の反応をブロックし、心拍数や呼吸数、血圧、炎症反応を抑えてくれます」とブレムナー氏は説明する。
PTSD患者がトラウマ的記憶を思い出したり精神的ストレスを受けたときにtcVNSを使用すると、「交感神経系の過活動が治まった」という結果が出ている。
もうひとつの問題は、PTSDがトラウマへの反応として、神経系の機能を変化させ、「それを定着させてしまう」ことだ。
「交感神経系と副交感神経系のバランスが崩れ、刺激の強い出来事に遭遇すると過剰に反応したり警戒したりするか、または完全にシャットダウンしてしまいます」
そして、通常なら交感神経系の活動にブレーキをかけるはずの副交感神経系が機能しなくなり、自分を落ち着かせることができなくなる。
その結果「周囲の環境に対して適切な反応ができず、些細なことでも非常な危険を感じたり、逆に強い反応が必要な場面で感情が鈍ってしまったりします」
また、胃の不調、吐き気、腹痛、心拍数の上昇、口の渇きなど、闘争・逃走反応に関係する自律神経症状にも効果があるかもしれないと、ブレムナー氏は言う。
つまり、「交感神経と副交換神経のバランスが崩れ、強い刺激やストレスの際に通常なら機能する副交感神経が働かなくなり、手汗や心臓のバクバクや変な緊張感が出て、不安にもなり、気持ちが落ち着かなくなる」ということでしょうかね。
「PTSD患者は交感神経系が慢性的に過活動状態にある」というのも僕の「常にリラックスできない!」という訴えにまさに当てはまっています。
記事には暴露療法の補助として機器を使うべきと書かれていますし、薬物療法も重要だと書かれています。
ともかく、僕の場合、PTSDを疑ったことがなく、治療も受けておらず、「どうしたものか」と考えています。
PTSDの原因は、通常なら、戦争、自動車事故、犯罪の被害、子どもの頃に受けた虐待など様々です。
ですが、僕の場合はいろいろと深い事情があり、PTSDになったと思われます。
まぁ「PTSDの可能性がある」とわかっただけでも収穫でした。
だから、ロラゼパムや自律訓練法程度では一時的な対処法に過ぎず、まったく完治しなかったのでしょうね。
さて、以下の記事には、嫌なことを考えるのが苦痛=快感になっている事例があると書かれています。
僕は「怒りを何度も思い起こし、ストレスを感じつつ、なるべく忘れたい、または他のことで頭をいっぱいにする方法」をとっていましたが、怒ることも気持ちいいという逆の発想にしたら、楽になるかもしれません。
最後に「楽しいことやビジネスのことで頭をいっぱいにすること」も重要な気がしますね。
僕の場合、音楽を聴きながら作業をすることが多いのですが、好きな音楽を聴きまくることにします。
ただし、ストレス時に普通の人よりももろくなっているのがPTSD患者です。
ですので、そもそもストレスをなるべく受けない環境にする、つまり、ストレスを受けたら、すぐに自律訓練法などいろいろなことをやれる在宅ワークの環境にするのが一番です。
普通の人よりも、しかもHSPの人よりも、ストレスにもろくなっているのがPTSD患者だと思うので「気をつけたい」と思いました。
また、以下の記事で、社会不安障害の点鼻薬が開発中とのこと。
この点鼻薬にも期待したいです。
最後に、PTSDにはEMDRという眼球を動かす治療法があります。
トラウマの原因となった出来事を思い出しながら、治療者の指を目で左右に追っていきます。
それを繰り返していくことにより、トラウマになった出来事を乗り越えていく治療法です。とあります。
僕は眼精疲労になってから、友人との2時間のテニスの真剣な集中した試合のときに、目の痛みや圧迫感が軽くなったことに気づきました。
つまり、目を頻繁に動かしたことや遠くを見たことにより、眼精疲労が軽減した可能性があります。
「これだ!」と思い、40分の散歩の際には毎回、遠くを見たり、眼球をなるべく動かすトレーニングをしながら歩いていました。
そしたら、結果的にトラウマ消去?にもある程度効いたようで、以前より嫌な記憶を思い出さなくなりました。
(あくまで感覚であり、ぼんやりしたもので、気のせいかもしれません)
トラウマ治療として「EMDRをやってみるのはあり!」だと思います。
しかし、以下の記事にあるように、「目を無理に動かしてはいけない、目とはかなり繊細なのだ!」と書かれているので、注意が必要です。
ではこの辺で。(5486文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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